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アルファクラス以外の方

1.得意教科を作りましょう。
まずはお子さんの得意教科を作ることで、
『やればできる』⇒『できると楽しい』
と感じられるようにすることで、モチベーションを高く保てる状態を作っていきましょう。
比較的できると思う教科、好きな教科があるなら、まずその教科の成績を伸ばすことに全力を注いでいただきたいと思います。

SAPIXに通われるお子さんで、成績がなかなか上がらないと悩まれている場合、お子さんの能力の問題で成績が上がらないのではなく、気持ちが切れてしまったり、「何とかできそう」という実感を持てないことが、成績アップを阻害している事がほんとうに多いのです。

ですから、まずは「できる」と感じさせてあげること、やる気が続くようにすることが大きな課題です。

例えばデイリーサピックスの中で
「自分でできた」
問題の類題から先にあたらせてみます。
そうすることで「できる」実感をもたせることができるようなります。

算数や国語でなくても、社会や理科からでもかまいせん。
とにかく早急に得意教科を作ることが重要になります。

2.塾に行くのが楽しいは要注意
成績はなかなか伸びないのに、なぜか「塾に行くのが大好き!」というお子さんは多いものです。
特に、SAPIXのように講師がお子さんたちを率いていく個性が出やすい塾では、このような現象が多く起きます。

講師は、クラスの雰囲気を盛り上げるためにあの手この手で取り組みます。
一斉型の授業では、「授業が楽しい」ことが前向きな雰囲気を作る上で最も重要な要素となるからです。

ですが、成績の伸びないお子さんの多くは、授業を一種のエンターテイメントとして認識してしまう場合が多いのです。
これに加えて、優秀児を多く擁するSAPIXに通っているというプライドも醸成されてきます。

プライドを持つというのはすばらしいことなのですが、お子さんの中にはそのことだけに満足してしまっている場合、つまりSAPIXに通っているからそれで満足してしまうといったこともあるようです。

成績を上げていくことは、「授業が楽しい」だけではなかなか難しいものです。
今お子さんにとって必要な学習が何かを具体的に明らかにしていくようにしましょう。

3.まずはマンスリー
マンスリーは出題範囲が1ヶ月間の学習内容ですので、比較的得点しやすいといえます。
そのために、デイリーチェックで間違った問題の類題を、デイリーサピックスに戻って自分でできるようになるまで練習するようにしましょう。

また、マンスリーの解答は、途中の解説が省略されていることが多いのでお子さんが自分で解答・解説を見ても理解できないと考えておいたほうが無難です。
省略されている部分を補いながら説明をしてあげるようにしましょう。
時間がかかるかもしれませんが、とにかく自分でできるようになるまで、じっくりと取り組んでいくようにします。

マンスリーで得点できるようになれば、学力の基盤が固まってきた証拠です。
3ヶ月ほどで徐々に実力がついていきます。
気になることがあっても手を広げてあれこれやろうとせずに、まずは目の前のマンスリーに集中してみましょう。
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