中学受験情報局『かしこい塾の使い方』

有名校・難関校＝いい学校？
難関校に合格できなかったら、中学受験する意味なんてない？
公立中にくらべて私立中のいいところは？
小学校の間は、勉強よりもスポーツをさせるべき？
お金がかかる・・・どうやってクリアする？

そんな疑問を、お二人の先生がどんどん解決していきます。

ふだんからお二人の先生は「中学受験するなら、通塾を始めるベストなタイミングは4年生から」と仰っていますが、あらためて「どうして4年生からなのか？」「4年生のうちは家庭学習で対応できないか？」などを考えます。
現在の中学受験を取り巻く状況、問題の難しさはどう変化しているのかなどもご紹介。
また中高一貫公立中と私立中受験の両立は現実的か、といった気になる話題も。

いよいよ「いちばん得する中学受験」の本題に入っていきます。
冒頭から「塾任せがいちばん損する」という話題が出てくるのですが、「得する授業の聞き方」「得する授業の理解度確認」の部分は、すでに塾に通っているお子さんとそのお母さんも大変参考になるのではないでしょうか。
個別塾や家庭教師の使い方、5年生、6年生から受験勉強を始めた場合の勉強のしかたなど、さまざまなお役立ち情報も。

学年別、科目別に、具体的な勉強の進め方について説明しています。

宿題の取捨選択はどうすればいい？
スランプに陥ったときはどうやって乗り切る？
宿題よりも大切なことって？
復習のさせ方は？
大手塾に通わせる本当のメリットは？

あらためて考えてみたいことばかりですね。

学校はブランドやイメージだけで選んではいけません。
本書では説明会などの学校訪問時の注意点、そして学費・入学時の難易度と大学合格実績など徹底的に「現実目線」で学校を捉える視点を紹介しています。
実際に通うとしたらどんな毎日になるのか、という予測も大切ですね。

まだお子さんが小さいけど、「先々、中学受験を考えようかな」と思っている親御さんへのメッセージとなる章です。
お二人の先生とも、いろんなところで「低学年のうちは実体験が大切」と仰っていますが、その理由、そして具体的に小3までにどんなことをしておけばいいのかを、詳しく解説しています。