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親も子もハッピーになれる子育てとは?

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中学受験2019年02月05日12時00分

こんにちは! 小川大介です。

近頃、共働きのお母さんからこんな悩みを多く打ち明けられます。

「うちの子の成績が上がらないのは、
私が子どもの勉強を十分に見てあげられないからではないでしょうか?

やはり、中学受験期は、
母親は仕事をセーブしたほうがいいのでしょうか?」

まわりの成功体験を見聞きすると、
親がたっぷりと時間をかけ、きめ細やかなサポートをしなければ、
中学受験は成り立たないと思っている親御さんは少なくありません。

時間と労力をかけるほど、子どもの成長にプラスになるという思い込みが、
共働きの親御さん達を苦しめているのです。

しかし、こうした親御さんの苦しみは、
「子どもにはできない」という思い込みから始まっています。

でも実は、子どもは生まれながらにして自分で育っていく力を持っています。
「子どもだからできない」と勝手に決め込んで、
「やってあげたいけど時間がない」「仕事のせいだ」と悩んでいるのは、
大人の独りよがりでしかないのです。

今は子育て世帯の6割以上が共働きです。
共働きの家庭で子どもの成長を考える時、
従来のような「親が手をかける子育て」には無理が生じます。
できないことをあれこれ悩むのなら、
今のライフスタイルに合わせた子育てをしていけばいいのです。

子育てのゴールは子どもを自立させることです。
それならば、必要以上に子ども扱いをせず、
子どもの自立を促す子育てにシフトチェンジしてみてはいかがでしょうか?

生活習慣、学習習慣を早い段階から
少しずつ子どもの成長に応じて教えていくのです。

生活習慣では、自分の洗濯物は自分でたたむ、
食べたお皿は自分で流しに持って行くといった身の回りのことから、
ゴミの分別のような家のお手伝いを任せてみてもいいでしょう。

その時に、「ありがとう」「助かったよ」
という感謝の言葉をかけてあげると、
子どもは張り切ってやってくれます。

勉強も同じです。
小さい時から勉強をやらせるのは可哀想という声を聞きますが、
子どもが興味を持っているようなら算数でも漢字でもどんどんやらせて、
早いうちから学習習慣を付けてしまえばいいのです。

それを小学校に入ってから、
「小学生になったのだから、学習習慣をつけさせなきゃ!」
と無理やりもっていこうとするから、空回りしてしまうんですよね。

ただし、何でも早い時期からやらせればいいというわけではありません。

大事なのは、わが子のありのままを受け入れ、認めること。
その子の成長に応じた関わりをすることが大切です。

子育てをしていると、だれしもよその家の子が気になるもの。
「○○ちゃんはできているのに、うちの子は・・・」
とつい比較をしてしまうこともあるでしょう。

「そんなことしても意味がないのに・・・」
と自分でも分かっているのに、つい比べてしまうのですね。

それは人間が、「何かと比べることでしか目の前のことの意味をつかめない」
という性質を持っているからです。
つい比較をしてしまうのは、人間だから仕方がないのです。

ですから一工夫しましょう。

わが子を誰かと比較したくなったら、
親御さん自身の子どもの頃と比べてみるのです。

わが家では、僕は勉強といえばいつもベッドの上でゴロゴロ。
試験では山を張って当てに行く横着なタイプでしたが、
妻は隈なく真面目にコツコツと努力を積み重ねるタイプ。
どの夫婦もそれぞれ違いますよね。
その間に生まれたのがわが子です。

たとえば机がいつも汚いのは、あぁ僕の子だなぁと(笑)。
自分軸に立ってわが子を見れば、
理想としては子どもにやってほしいこと、
やってあげたいことが10あったとして、
半分くらいしかできなくてもまぁいいかと思えるようになります。

また、親が自分の過去を振り返り、
今のわが子をしっかり観察してみると、
「おやっ、この子はこんなこともできるんだ。やるなぁ〜」と、
お子さんの良いところが見えてきます。
そうすると、思わずわが子を褒めたくなるもの。

褒められた子どもは自信を持ち、
自分のことを信じてもらっていると実感すれば、
自分で動けるようになります。

そうすれば、親も子育ての呪縛から解放され、
気持ちがラクになります。

そして、子ども自身も自信を持ち、
自立への道を歩めるようになります。
つまり、双方にとってハッピーなのです。

ちなみに、自分の子ども時代と比較した時に、
「自分は子どもの時、
勉強は決められたことが終わるまできっちりできていたし、
成績も良かった。それに比べてうちの子は・・・」
という思いが先にたつ親御さんもいらっしゃると思います。

そういう親御さんには、2つ質問があります。

1つ目は
「1人でできていましたか?
親の手伝い、または指示があってできていましたか?」

2つ目は
「子どもの自分にとって、
親の関わり方は嬉しかったですか?苦しかったですか?」

もし、子ども時代の自分が上手くいくように親が関わってくれていたとして、
その関わり方が当時の自分にとって心地よいものだったという記憶があるなら、
ぜひその当時のことを思い出して、
わが子への関わり方に活かしてあげてください。

そうでなく、苦しい思い出があるなら、
親としての新たな関わり方を模索してあげて欲しいと思います。

繰り返しになりますが、
何よりのポイントは子どもを信じることです。
信じられ、褒められることで、
子どもは自分で動けるようになります。

「親も子もお互いにハッピーになれたらいいけれど、
実際どうすればいいのかいまいちイメージがわかないな・・・」という方は、
ぜひこちらの本を読んでみてください。

親も子のハッピーになれる子育てのヒントを詰め込んでみました。

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『親も子もハッピーになる最強の子育て』小川大介著(ウェッジ)

リセマムでも、こちらの本について取材を受けました。


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中学受験2019年02月05日12時00分
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