医者になりたきゃピアノを習おう?
お医者さんが小学生時代にやっていた「習い事」ランキング第一位は「ピアノ」
「ピアノ」を習うことで、将来どのような役に立つのか!?
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かしこい塾の使い方で「現在医者として活躍している先生」を対象にアンケートを行った結果、子どものころ(小学生時代)の習い事の1位は「ピアノ」でした。
ピアノといえば、エレクトーンなどの音楽系の習い事とともに、小学生だけではなく幼稚園から大人まで人気の習い事の一つです。
指先を繊細に使うことから脳年齢を若く保つとか、集中力を養うといった効果があるというのも人気の理由なのかもしれません。
塾に通うお子さんたちにとっては、ピアノのレッスンの時間確保は高学年になるほど難しくなります。一方でアンケートにお応え頂いた先生の中には、低学年の間にレッスンに時間を割き、コンクールなどにチャレンジしていたおかげか、いざ高学年で受験勉強となったときに自分本人が意外に思うほど集中力を発揮できたというコメントもいただきました。
また、多くの先生方が、医学部合格後医師になるまで、趣味として暇な時間にピアノに触れているというのもおもしろい結果だと感じます。
集中力や持続力などは水泳やバレエといったスポーツなどに打ち込むことでも得られると思いますが、お子さんの年齢や適性を見ながら、無理を強いることがない範囲で幼少期から取り組むことにマイナスはなさそうです。
家にピアノがあって、日常的にピアノ漬けという環境はそんなに多くないと思いますが、ピアノの他に公文教室や右脳教育といった習い事やレッスンを複数行っているご家庭のお話はよく耳にします。
この複数の習い事にも一長一短があり、お子さんが好きでやっている場合などは高学年になってもレッスンを辞めたくない、でも勉強の時間がないという板挟みになってしまうご相談が毎年数多く寄せられています。
私たち中学受験情報局でこのようなご相談にお答えする際に、中学受験のことを最優先で考えられるのであれば、習い事を続けることは物理的に不可能です、というお話をさせて頂きます。
とは言え何に重きをおくのかはそのご家庭とお子さんしか決められません。
習い事のレッスンも、受験勉強も、何事においても無理強いだけは良い結果を生みませんので、受験を優先するのであればお子さんがその事を理解して、他のレッスンが全て奪われるわけではなく一旦アクセルを緩めて学習の時間を作る必要があるということが腑に落ちるようにお話いただきたいと思います。
習い事辞典:「ぴ」
【ピアノ】:(よみかた)ぴあの
- 指先を使うため脳を活性化する
- 先を予測する力がつく
- 暗記力が身に付く
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