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2015年東大寺学園中学校 入試問題分析 国語

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更新: 2015年10月16日 公開:

総評

関西では最難関中学校として、灘中の併願校としても受験生の人気が高い東大寺学園。
奈良県にある私立中学校としては西大和学園と並んで知名度は全国区となっています。
国算理の3教科受験の灘・甲陽に対して、3教科・4教科受験を選択できるのが特徴。以前は社会科が必須で、最難関受験者にとっては科目数がネックでしたが、現在はそのハードルがなくなっています。
国語の出題は第1問が漢字、ことばの問題、そして論説文、物語文と続くのが例年のパターンです。それぞれ難度が高く、小学生には取り組みにくいテストでした。受験者平均も2014年度とくらべて8点近く下がり、取れる問題を見つけて確実に得点することが必要な入試だったといえます。比較的長めの記述問題を出題するのも特徴で、この傾向にあわせて普段から文章を書くような勉強法を心がけるとよいでしょう。

出題範囲と難易度

※難易度はAからEの5段階で評価し、Eの難易度が最も高いものとしています。

国語
  1. 漢字の読み・書き、短文作成 難易度D
  2. 論説文の読解(哲学) 難易度C
  3. 物語文の読解 難易度D

受験者平均得点、合格者平均点

  2014年度
平均点
2015年度
平均点
受験者平均 64.4点 56.6点

各問の解説

1 漢字の読み・書き、短文作成

過去2年と比較して難化しました。
塾での学習、一般的な問題集での学習に加えて、傾向に合わせた対策が必要となります。とりわけ、小学生には理解しがたい熟語の読み書きや三字熟語・四字熟語については、日頃から練習量を増やしておくことが大切です。

2 論説文の読解(哲学)

論説文の読解(哲学):テーマは抽象的でわかりにくい文章ですが、設問を見れば、全体的に解きやすい印象です。
(4)、(7)の記述問題は、完璧な答えは出せなくても、確実に部分点を取る必要があります。難易度は標準的なものです。
(6)本文の内容を問う記号選択
(8)意味段落
の2問を正答できたかが合否に大きく影響する可能性があります。

3 物語文の読解

物語文の読解:時代設定が小学生にはイメージしづらいかもしれません。
記述:(4)、(5)は少し難度が高いですが、部分点を狙うのはそう難しくない問題です。
(7)は内容合致問題。正解できるかどうかが合否に影響しそうです。

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