中学受験川柳 結果発表!

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中学受験川柳とは最優秀賞(1名)【特別審査員】おおた としまさ賞&松永 暢史賞(各1名)
選者特別賞(5名)中学受験川柳を終えての総評佳作

中学受験川柳とは

  • 中学受験に向けて頑張っている皆さんを応援するための企画としてスタート。
    中学受験にまつわるエピソードを、川柳で募集しています。
  • 受験勉強で苦労したこと、家族みんなで頑張ったこと、塾でやってしまった珍回答、そのほか面白かったことなど、「五・七・五」の形式で自由に表現します。
  • 選者は中学受験情報局の主任相談員の方々に加え、特別審査員の皆さんをお迎えしています。

そのほかの優秀だった作品につきましては、入選発表の際にホームページにてペンネームとともに掲載させていただきます。

最優秀賞(1名)

最優秀賞は、昭和の親父60さんの作品でした。受賞おめでとうございます!

もーいいよ、まーだだよ、と子に言われ

昭和の親父60さんの作品コメント

頑張っている姿を見て、そこまでして合格しなくていいよ、と言ったのに、子供が、まだまだ頑張るよ、って、心強いのですが、父の気持ちは複雑です。

小川 大介先生の作品コメント

小川 大介 もう夜も遅いからそろそろ寝たら?と声をかける親御さん。「あともう少しやってから!」と勉強をがんばる子ども。その言葉に子の成長を感じてハッとさせられた、親の喜びが伝わってくる句です。
親子の交流が深まり子どもを大きく成長させてくれる中学受験の魅力を、ほのぼのと描き出した点を高く評価しました。
中学受験は親の受験と言われますが、あくまでも主人公は子ども自身。付かず離れずの距離から子の自立を温かく見守るこの家族の姿を心に留めて、お子さんを応援していきたいですね。

【特別審査員】おおた としまさ賞&松永 暢史賞(各1名)

特別審査員は、ゆうたパパさんとららさんの作品でした。受賞おめでとうございます!

志望校生まれる前から決めていた
ゆうたパパさんの作品コメント

子供ができたなら、楽しかった母校に入れたいなと若い頃から考えていました。

おおた としまさ氏の作品コメント

おおた としまさ非常に危険な香りがするこの一句に、警告の意味をこめて一票です。何が危険なのか。親が子供のことを見ていないからです。子供の人生に、親の理想を押しつけてしまっているからです。子供はいつまでたっても、自分のために勉強しているのか、親のために勉強しているのか、わからないままになってしまうでしょう。
しかしまあ、この詠み人は、自分を客観的にとらえていて、こうやって川柳にして、自分を自分で笑い飛ばせるのですから大丈夫です。危険なのは自覚ができていないことです。さあ、みなさんも胸に手を当ててこの句を3回詠んでみましょう。

偏差値と私の体重入替えて
ららさんの作品コメント

新6年。4年から偏差値はスルスルと華麗に目減りしてゆき。。母はストレスで体重がむくむくと上昇中。数値を入れ替えるとあら不思議、とっても理想的に(泣)

松永 暢史氏の作品コメント

松永 暢史(まつなが俳句が口語的に変容する中で川柳との境目が曖昧になって来ているが、素人ながら、俳句が「ドキッ」なら川柳は「ニヤッ」と割り切って選んだ。
初め国語力が弱くてお菓子好きの女の子を想像したが、何と息子の成績表を見ながら体重計に乗っかった母親が詠んだものと知って「ニヤッ」が「ガハッ」になった。
偏差値が45で体重が65と想像する。
スッと読めてオカシイ。
エッ?ホントはマジで詠んだ?早めに教育相談に来てください。

選者特別賞(5名)

選者の小川先生、西村先生、辻先生、前田先生と中学受験情報局スタッフが選考した特別賞です。
皆さん受賞おめでとうございます!

受験生親にも解けない問を解き

中学受験未経験親さんの作品コメント

子どもが中学受験に挑戦するというので、両親とも中学受験未経験ながらあれこれ情報を集めながらサポートしております。自分自身、大学受験の数学は得意科目で得点源にしていましたが、中学受験の算数の難しさに舌を巻いております。兄の宿題やテストで、下の子二人がふりまわされることもありますが、家族一丸となって応援したいと思います。

西村先生の作品コメント

数学に慣れてしまうと、かえって算数は面倒だと感じられるかもしれません。算数は限られた道具を使って創意工夫で解くものであり、そこが面白いところではありますが、実は小学校低学年向けでも手こずる問題が多く、難関中学の入試問題ともなればほとんどの大人が解けないような問題ばかりです。ですから、お父さんお母さんが教えているご家庭は、お子さんだけでなくご両親も一緒に努力されていることと思います。ご家族一丸で頑張っていらっしゃる様子が目に浮かぶ作品です。

どこへ行く最後の塾弁恵方巻

桜色さんの作品コメント

富士山に登りきる根性があれば、中学受験は楽チン楽チン。合格発表を見に行った帰りに、凄い量の塾の資料を頂きました。 行事の夕食も塾で食べた一年間でした。最後は立春にふさわしい恵方巻。

小川先生の作品コメント

「塾弁」と聞くと僕はいつも3つの映像を思い浮かべます。栄養を考え限られた時間でも食べやすいように工夫しながら弁当を詰めている、親の姿と思いを込めた表情。弁当の蓋を開けた時の嬉しそうな子の様子。そして、今ごろ弁当を食べているかな、がんばっているかなと塾での子を思い浮かべている親の姿です。テスト結果で一喜一憂するたびに、弁当の味も時に甘く時に塩辛くなったことでしょう。親子の想いを紡いだ最後の塾弁は願いを込めた恵方巻、かぶりついた顔が向く恵方に目指す学校があるのでしょうか。関東入試で2月3日といえば筑駒、学芸大附属、そして早稲田をはじめとした2次募集校の日。「どこへ行く」にこもった親の祈るような思いが伝わってくる秀句です。さて、願いは届いたでしょうか。

答え出ず共に頭をひねる父

前田先生の作品コメント

受験者ご本人からいただいた作品でした。
おそらく解けない問題をお父さんに聞いてみたところ、お父さんも答えがわからず娘さんと一緒に問題を解こうと一生懸命考えていたのではないでしょうか。五七五の形式にも良く合っていて、頭をひねっている様子を想像して思わずクスッと笑ってしまいました。この作品のように、一緒に受験に取り組んでくれるお父さんというのは、受験生にとってはとても心強い味方ですね。

つるとかめ足を数える意味を問う

辻先生の作品コメント

つるかめ算を初めて習う時は、何で「つる」と「かめ」?と思わず突っ込みたくなりますよね(笑)。つるかめ算は、もともとは昔の中国の数学書で「きじ」と「うさぎ」の数を求める問題が始まりとされていて、江戸時代にそれが縁起が良い動物である「つる」と「かめ」になったと言われています。実用的な算術というよりは、整理力や論理力を鍛えるものなので、パズルをするような感覚で楽しんで挑戦できると良いでしょう。

休みなど無いのが我らのDestiny

中学受験情報局スタッフの作品コメント

今回応募いただいた作品の中で唯一、英単語を盛り込んだ面白い川柳でしたので特別賞として選ばせていただきました!真ん中の七音のところが八音になっていますが、絶妙なバランスで安定感を感じました。中学受験では、休みの日も塾に通って勉強している受験生が殆どですから、これぞ受験生の「Destiny」を上手く表現した作品ですね。

中学受験川柳を終えての総評

小川 大介先生

「中学受験をして良かった」「親子の絆が深まった」と、穏やかな気持ちで口にできるのは中学受験が終わってから。
何が正しいのか自信が持てず、鬱蒼と生い茂る草むらを手探りでかき分けるように日々の課題と格闘している家庭には、そんな感傷にふける余裕はなかなかやってきませんね。

今回初の試みとして「中学受験川柳」を開催したのは、今まさに頑張っている方々と頑張り切った方々の心が集う場を作りたかったからです。
中学受験にまつわる様々な想いや発見を、軽妙な笑いをまぶして交換しあう。作品を読んで、「そんな時もあったな~」「今は苦しいだろうけれどその先に開ける時が来るから乗り越えて!」「うちだけじゃないんだ!」「その気持ち分かる~」と、共感、発見、安心が生まれる。そんな試みです。

蓋を開けてみると、まさに『中学受験のリアル』が集まりました。
どの句にも我が子に向けた温かい眼差しがこもっています。
この子のあるがままを受け入れたいと自分に言い聞かせて、ぐっと堪える姿がある。でも「どうせならもっと・・」と欲張りたい思いも垣間見える。子供の成長を誇らしく思う気持ちもある。情報があふれ、ネットを検索すればいくらでも体験談には事欠かない今、中学受験に取り組む親子は何が正しいのか分からなくなりがちです。 そんな状態になった時の特効薬は、ほっと一息つくこと。落ち着いて今の状態を冷静に捉え直してみれば、何を優先し、何は大胆に捨てるかを決めることもできます。
今回、特別審査員として松永暢史先生と、おおたとしまさ氏が、ご多忙を押してご参加くださいました。
教育界のベストセラー作家お二人による講評は、中学受験に向かう親子の姿を冷静にでも暖かく見守る気持ちがにじみだしていて、これぞ中学受験川柳という思いを新たにしました。頑張る親子の周りには、応援し支えてくれる人がいつも必ずいてくれます。頑張る気持ちを持っているなら、必ず上手くいきます。

中学受験川柳を読んでほっと一息ついたら、一番大事なことから自信を持って進めていきましょう。応援していますよ!

佳作

惜しくも受賞は逃したものの、受賞まであと一歩だった優秀作品をご紹介します!

受験票 忘れてからの 大切さあゆたん39

お守りに 込める想いは ただ一つとし

受験後は 放課後時間を 持て余しメガネ親父

ママのため ちがうよそれは ボクのためパンダうま

厳しさが 将来きっと 役に立つりゅーへー

ライバルは 名前だけ知る あの娘かなばんちゃん

受かっても 落ちても君は 大丈夫帰国枠子

過ぎし日の 塾のライバル 今は友ぴよこ

塾までの 車でおにぎり 頑張るぞあやや

会場の 緊張感に うつる咳ゆき

放課後に 自分ひとりが 塾通いみゆ

真夜中に 夜食作って 母は寝るゆう

Nバック 背負った人は みな仲間あすか

頑張れと 言っちゃ いけない受験生竜ちゃん

試験中 名前忘れて 不合格まるママ

爆勉で 1 2 3と 合格だモンスター

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