【成功事例に習う】偏差値40〜50代のお子さん向け 2ヶ月で偏差値を10上げる4つの学習改善ポイント

成績というのは日々の勉強の積み重ねによって築かれるもの。
これは否定のできない事実です。

ですが、毎年1〜3ヶ月程度で飛躍的に成績を伸ばし、偏差値を10以上上げているお子さんがいるのをご存知でしょうか。

2020年に中学受験情報局にご相談を頂いたご家庭の例をご紹介しますと...

■ 成功事例1
カリキュラムテストの直しのやり方を変え、国語の偏差値が44から58へアップ(日能研5年生男子)
■ 成功事例2
基礎トレなど家庭学習の時間配分と優先順位付けを見直し、算数の偏差値が42から55へアップ(サピックス5年生女子)
■ 成功事例3
予習、復習時の親の声かけの工夫と市販教材の活用で、理科の偏差値が48から60にアップ(四谷大塚4年生男子)

といったような成功事例をお聞きしております。

急激に成績が上がるお子さんと、寝る時間を削って頑張っているにも関わらず成績が中々上がらないお子さんの違いとは何なのか?

実際に成績を上げることができたご家庭にインタビューをして、「違い」を比べてみたところ、大きく分けて4つの違いがあることが見えてきました。

2ヶ月で偏差値を10上げるための4つの学習改善ポイントを紹介します。

ただし、こちらの方法が使えるご家庭は少し限定されてしまいます。
具体的には下記のようなご家庭に適用できる内容をご紹介していきます。

4つの学習改善ポイントが当てはまるご家庭の特徴

■ 塾のテストでお子さんの偏差値が40〜55
■ 志望校の偏差値まで10〜15足りない
■ ここのままの勉強を続けても成績は変わらないと感じている
■ 勉強しても成績が上がらない/学習時間とテストの成績が比例しない
■ 志望校を目指すために、1クラス上のクラスに入りたい
■ お子さんの勉強に対するモチベーションが低く、困っている

上記が1つでも当てはまるご家庭では、ぜひ今日から実践していただければと思います。

さて、4つの学習改善ポイントとお話しましたが、
はじめに、ご家庭で今日からお母さん・お父さんだけで実践できる3つのポイントから紹介したいと思います。

先にご紹介いたしました、
実際にご家庭主導で2ヶ月以内に成績を飛躍的に上げたご家庭を比べると、

・お子さんの現状

・家庭学習の仕方

・塾の使い方

の3つのポイントを、改めて見直していることが共通していました。
順に、詳しく紹介していきます。

【学習改善ポイントその1】お子さんの現状から弱点を見つける

非常に基本的なことになりますが、飛躍的に成績が向上するご家庭では、どのご家庭もまず一番に、「お子さんの現状と特性」を見直しています。

お子さんの成績とはブロックを組み立てるようなもので、不安定な箇所や、抜けている箇所を無視して、新しいことを積み上げていけば、安定して成績を伸ばすことはできません。

では、具体的に何をすればいいのか?

ご家庭で今日にでもできることですと、「総合テスト」の見直しをしてみましょう。

直近なら、SAPIXは8月のマンスリーテスト。
その他の塾では夏期講習最後のテストを見直して見てください。

成績表の「正答率」の欄を見て、正答率50%以上の問題で不正解がある場合は、「テストの直し」をするのではなく、単元全体を一度復習し直しましょう。

特に5年生では、「比」「割合」「速さの基本」約数と倍数」・・・・
4年生では、「四則混合計算」「図形の基本公式」などの単元がわかっていないと、後から習う単元が総崩れになる恐れがありますので、今すぐにでもやり直していきましょう。

まずは正答率50%以上のもので、できていない単元の中でも、
「少しやれば、わかる」ものから復習していきましょう。

ここでも、「今はどれだけ頑張ってもできない問題」は切り捨てるという「課題の取捨選択」の考え方を忘れないでください。

もし50%以上の基準だと、お子さんにとってまだ難しいという場合や、
50%以上の問題は全部正解できているという場合は、「100 − 現在の偏差値」を正答率の基準にするとよいでしょう。

偏差値45の場合 100-45 = 55 → 正答率55%以上を基準にする

偏差値55の場合 100-55 = 45 → 正答率45%以上を基準にする

簡単なことですが、これだけでも大きく成績は変えられます。
むしろ、このステップを飛ばして飛躍的に成績を上げられた事例を見たことはありません。

ここで発見した弱点をどう勉強していけばいいのか?は続く学習ポイント2で詳しく解説していきますが、これはあくまでご家庭で目安にできる「数値上」の見直しになります。

プロの先生であれば、問題用紙への書き込み、普段のノートのとり方も含めて分析をし、何が、どこまでわかっていて、何からわからなくなっているかまで突き止めることができます。

より確実かつ早く成績をあげるには、プロ講師による分析が必要です。
もちろん塾の先生にもできることですが、その場合個別に分析していただける時間があるかがネックとなります。

【学習改善ポイントその2】家庭学習の仕方

学習改善ポイント1で明らかになった「課題」をどのように消化していけばよいのでしょうか。

■ 【家庭学習の仕方その1】何で勉強するか?テキスト編

ご家庭で課題を復習する際のポイントは、「塾のテキストを使わない」ことです。

その理由は2つあります。
1つは、過去にそのテキストでは理解できていないから。
もう1つは、解き方や答えだけを暗記してしまっている可能性があるからです。

それでは、どのようなテキストを使用するのが良いのか?

お家でお母さん・お父さんが教えてあげることが前提になるため、「解説」がしっかりと載っている問題集がオススメです。

親御さんが書店で実際に手にとって見て、「これを使えば、わかりやすく説明してあげれそうだな」と思う問題集を購入してみてください。

問題文と同じ量くらいの解説が丁寧に載っているテキストなどがいいでしょう。
下記は理想的な解説の分量の目安になります。

201016gakushukaizenpoint.png

この問題集を使って、ポイント1で見つけた「課題」の単元を復習してみましょう。

間違った問題は、解説に従ってしっかり解説してあげることで「課題」を確実かつ、効率よく消化していくことができるでしょう。

もし、それでも、どうしてもわからないという場合や、
親御さんが教える時間が中々取れないという場合は、
塾の先生に個別に相談するか、個別の指導も検討してみるのが良いと言えます。

■ 【家庭学習の仕方その2】どうやって勉強するか?魔法の声かけ編

上記は課題の消化の仕方ですが、成績を飛躍的にアップさせるご家庭では、課題の消化と並行して、お子さんが「正しい勉強の仕方」を身につけていることがわかりました。

当然のことですが、個別の課題を消化している間も塾の授業は続きます。
今「課題」があるのは、普段の勉強の仕方にも改善点があることが大半です。

そこで、課題の紹介と並行して、お子さんが塾から帰ってきたときにかけて欲しい言葉があります。

それは...

・今日は塾で何を習ったの?

・先生はどんなところがポイントって言っていた?

・今日の授業で一番大切なことは?

と聞いてあげてください。
聞く際には、「お母さんにも教えて。」と親御さん自身が興味を持って、教えて欲しいと思っている姿勢を見せてあげることも非常に効果的です。

この単純な言葉が、今日学んだ塾の授業を思い出すきっかけになります。

成績を飛躍的に伸ばした後、
更に安定させるために知っていただきたいことは...

この単純な言葉が、今日学んだ塾の授業を思い出すきっかけになります。

成績を飛躍的に伸ばした後、
更に安定させるために知っていただきたいことは...

「塾の宿題は復習にならない」ということです。
塾の宿題は、あくまで「問題を反復して定着させること」を目的としています。

なので、宿題をする前に、授業で習ったことを思い出す時間を取ってから、宿題に取り掛かることが大切なのです。
ぜひ学習内容を思い出し、頭に定着させるために、塾から帰ってきたその夜に、今日学んだことを聞いてあげる時間をとってあげてください。

上記の方法は一例ですが、成績を短期間で上げているご家庭は、課題の消化と並行して、普段の学習の質も向上させているということが共通しています。

■ 【学習改善ポイントその3】塾の使い方

飛躍的に成績を上げるためには、塾をかしこく使っていく必要があります。

具体的には、お子さんの授業の受け方を見直してみると良いでしょう。

特に4年生の途中や、5年生から入塾したというご家庭は、
塾の先生に「授業の受け方」を改めて、教えてもらうと効果的です。

・先生が話しているときは、ノートは取らなくていいよ

・先生が話しているときは、先生の顔をみて話を聞いてね

・黒板に黄色で書いた文字は、赤色でノートに書こうね

このような基本は、4年生の最初の授業で教えてもらうことが多いのですが、
途中から入塾した場合、教えてもらえず、結果として「授業がちゃんと聞けていない」状態になっているケースもあります。

ご家庭での学習で説明すると理解できるのに、塾の授業だけでは今ひとつ理解できていないというお子さんの場合は、こういった点も見直してみることが有効です。

こちらは塾の先生にお子さんが直接聞いても良いですし、お母さん・お父さんが聞いて、授業の聞き方をお子さんに伝えてあげてもよいです。

また、上記家庭学習の仕方で紹介した「今日は何を勉強した?」という声掛けを習慣化すると、「今日お母さんに、また聞かれるだろうな」とお子さんが、授業のポイントを積極的に探して聞くという効果も現れます。

これによって、ただ授業を流しで聞いているのではなく、意図的に学習のポイントを探すようになり、学習効率がアップします。

上記は一例で、プロの先生がより深い分析を行い、普段のノートや、間違い方を見れば、どう授業を受ければ、スッと理解できるのか?をより具体的にアドバイスすることも可能です。

ここまでは、「ご家庭だけでできる」実際に短期間で飛躍的に成績を上げたご家庭が共通して取り組んでいることを挙げました。

もちろん、上記3点だけでも確実に成績は変わっていきますので、ぜひ今日から始めていただきたいことです。

ただ1〜3ヶ月という短期間で偏差値を10上げられているご家庭の大半は、「プロの先生による個別の指導」を導入しているということも共通しています。

■ 【学習改善ポイントその4】家庭教師など、個別の指導を導入する

本当に良いプロの先生は、成績表の数字だけでなく、テスト結果に合わせて、普段のノート、問題の解き方、実際に問題を解いているときの表情、お子さんの性格をしっかりと分析し、そのお子さんにとって、最短で成績を上げる方は何かを分析して指導を行います。

そして、お子さんの学習の進捗度に合わせて、常に学習スケジュールを調製していくものです。

家庭教師などの個別の指導が中学受験で広く検討されているのは、上記のように、お子さん1人1人に合った「ゴールへの最短距離」を作ってくれることによるものです。

やはり最短で飛躍的に偏差値を10アップさせているような成功事例の影には、個別のプロの先生による指導があるケースが大半です。

とはいっても、良い先生を選ぶことができなければ逆効果。
良い先生の条件/選び方に関しては、過去の中学受験情報局の記事で主任相談員の辻先生が解説しておりますので、そちらも合わせてご参考ください。

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もちろん個別の指導が無くても、最初の3つのポイントを改善することで、飛躍的に成績を上げている成功事例もありますし、時間がかかっても最初の3つのポイントの見直しを行えば、確実に成績に良い影響は出てきます。

ぜひ、この記事がお役に立てていただければ嬉しく思います。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康 主任相談員 西村 則康 西村先生に家庭教師に来てほしい方はこちら
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