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ホントの塾の実力を見分ける方法

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更新: 2017年05月10日 公開:

集団授業型の大手進学塾の強みは、各中学校へ合格するためのノウハウが確立されている点にあります。
そして、情報分析力とカリキュラム、教材作成力こそが大手塾の力量を左右する要素であることはご存知の通りです。

では、塾の情報分析力、教材作成力の優劣を見分けるにはどうすれば良いのでしょうか。
どの塾にも一長一短がありますから、厳密に判断しようとすればなかなか決めることができません。
ただ、おおまかなことは簡単に判別することができます。

  • 志望校別の特訓コースが何種類準備されているのか
  • 模擬試験の種類は何種類あるのか。特に、特定の中学校名を冠した模試が何種類あるか
  • 進学説明会がどれぐらいの頻度で開かれているのか
  • その塾の公開テスト・模試の受験者数に対して、お子さんが志望校にしている中学校への合格者はどれぐらいの比率でいるのか

志望校別の特訓コースが準備されていれば、そのコース専属の講師がいるはずです。
つまり特訓コースの数が多ければ、その分、特定の学校だけを研究できる立場にいる講師が在籍していることを意味します。
ごく一握りの講師を除けば、一人の講師がありとあらゆる学校の入試傾向を熟知していることはありません。
そんなスーパーマンを探すよりも、お子さんの志望校に特化して研究している講師に習うことの方が現実的です。

模擬試験の種類が多いことも、志望校別の特訓コースの数が物語るのと同じ意味で、塾の実力を表しています。

また、進学説明会、個別懇談会など、塾から保護者の方々へ説明を行う機会があるかどうかも重要な要素です。
個別懇談会の実施目的を、長期休暇時の講習会を受講してもらうことにおいている塾もありますが、それでも行わない塾よりははるかにましです。

進学説明会には、保護者の方に情報を提供しようとする姿勢をその塾はどの程度持っているのかが表れます。
弁士は志望校別特訓コースの担当講師が務めることが多いようですが、保護者の方々の熱心な視線を浴びて話していると、誰しもつい口を滑らせてしまうものです。
塾のパンフレットでは伝わってこない、その塾特有の気質や講師の人柄が見えてくることでしょう。

進学説明会に加えて個別懇談会が実施されるのなら、説明会で得た情報や気になった点を個別に確認していくことができます。
つまり、そういう機会を準備しているということは、塾として保護者の方の要望や意見に耳を傾けようとする意識があると判断できるのです。

ただし例外があります。
お通いの塾が、講習会の受講率を上げるためだけに個別懇談会を実施している場合です。
こういう塾では、保護者の方が相談したり要望を伝えたりしても、のらりくらりと受け流されてきちんと対応してもらえないことがあります。
そんな塾は小6になっても応対は変わらないことが普通ですので、早い時期に見切ることも必要でしょう。

これらのこと以上に大切なことは、お子さんにとっての志望校に、塾生のうちどれぐらいの割合が合格しているのかということです。

人数だけに目を奪われないようにしてくださいね。

チェックすべきは、「割合」です。

割合が高ければ、お子さんにとっての志望校はその塾が得意としている学校だと考えることができます。

以上のようなことをぜひチェックなさってください。

その塾の受験分析力がどの程度細やかなのか?
その分析が実際に成果につながっているのか?
といったことが、明らかになることでしょう。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康主任相談員 西村 則康
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