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【4年生向】3ヶ月以内に偏差値10UPさせるために今日から見直すべき3つのポイント

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公開: 最終更新日:2021年08月10日

こんにちは。
中学受験情報局主任相談員の西村則康です。

前回5年生向に「3ヶ月で偏差値10を上げる方法」の相談会をご紹介したところ、4年生のご家庭からも開催して欲しいという声を頂いたのですが、受験本番で講師の先生の時間がどうしても確保できないため、「4年生向 3ヶ月以内に偏差値を10上げるためのポイント」を簡単に記事にまとめてみました。

ぜひご参考いただけますと幸いです。

今回は、「ご家庭で今日からできる学習改善方法」を紹介していきたいと思います。

私は、お子さんの現状を見極めるために、いつも10項目のチェックシートを使って、「勉強しても成績が上がらない原因」を見つけることにしています。

そのチェックシートの中から、お母さん・お父さんが、今日すぐに確認できる3つのポイントを抜き出して見ました。

短期間で偏差値を飛躍的にアップさせるために、まず初めに見直すべきポイントがわかりますので、ぜひ参考にしてください。

学習改善のチェックポイントその①

塾で習ってきたことを子どもに聞くと、要領を得る返答が…

□ 返ってくる
□ 返ってこない

「返ってこない」にチェックが入った場合は、短期間で成績を上げるために2つのことを見直してみると良いでしょう。

塾の授業が理解できているか/聞けているかをチェック

単純に塾の授業が理解できていない = 正しく聞けていない 可能性があります。

こう言ってしまうと、絶望的に感じられるお母さん・お父さんが多いのですが、4年生の段階であれば、この課題は、実は非常に改善しやすいのです。

授業が正しく聞けていないのは、今はまだ「授業の正しい受け方」を知らないだけです。

「授業を正しく聞く」というのは…

・先生が話しているときは、ノートは取らなくていいよ
・先生が話しているときは、先生の顔をみて話を聞いてね
・黒板に黄色で書いた文字は、赤色でノートに書こうね

といったような本当に基本のことです。
1つ成績が上がりにくいお子さんの中でも特に多い例をあげますと、先生の目を見ずに、机を見て授業を受けてしまっているというケースがあります。

先生の目を見て授業を聞かないと…

1. 注意がテキストやノートに向いて散漫になる
2. 先生がお子さんの表情を読み取れず、補足説明をもらえなくなってしまう

といったように、
非常に単純なことなのですが、大きな弊害が生まれてしまうのです。

もし今、この項目にチェックが入った場合は、正しく授業を受けられているかを再度見直してみましょう。

そして、「塾の授業が理解できていない」場合は、もう1つ飛躍的に成績をアップさせるためにできることがあります。

塾で聞いたから「わかっている」と思わない

安定して成績を上げているご家庭の特徴の1つとして、日常会話の中で自然と「勉強」のことを話していることがあげられます。

その中でも特に効果的なのが、「塾で勉強してきた内容をご家庭で話す」ことを習慣づけることです。

特に塾で習った内容を聞いた際に、要領を得た答えが返ってこないという場合は、理解を頭に定着させるためにも、「今日何を習ったのか?」をその日のうちにお母さんやお父さんに話す機会を設けてあげましょう。

塾で聞いてきた内容を反芻することで頭に定着しやすくなるだけでなく、「帰ったら、お母さんに説明しなくちゃ!」という思考がお子さんの中に生まれ、授業の要点を積極的に探し、しっかり授業を聞けるようになる効果もあります。

この習慣を4年生からつけられていると、5年生での学習がグッとスムーズになりますので、ぜひ本日から実践してください。

このチェックポイントが一番最初に見直すべき点になります。

学習改善のチェックポイントその②

土日に勉強を休んだり出かけたりする余裕が…

□ ある
□ ない

続いてのチェックポイントは、時間的・精神的に余裕が持てているかをチェックする項目です。

この項目にチェックが入る場合…

■ 塾の宿題、課題が多すぎる
■ 塾の課題の繰り返し学習、塾の課題以外の学習をしすぎている
■ その他、習い事などをさせすぎている

という3つのことについて見直しが必要になります。

塾の課題が多すぎる/時間がかかりすぎると感じる場合は、まずは塾の先生と相談をして、今必要な課題だけを選んでもらったり、課題の提出量の調整をお願いしましょう。

家庭で独自にやっている学習についても、今必要な学習を選択して行うようにしましょう。過剰な学習や、過度な塾の課題の繰り返しには大きな効果を期待することはできません。

それでも難しい場合は、転塾または通塾する校舎を変えるという手を使うか、家庭教師などの個別の指導を導入することも検討が必要になります。

現段階で、塾だけでなく、習い事も含めて余裕がないというご家庭では、1週間のスケジュールの見直しが必要になります。今すぐに習い事を止める必要はありませんが、将来的に習い事を調整する必要が出てくることは間違いないでしょう。「5年生からは、ピアノは残して、中学生まで習字はお休みしようね。」といったことを予め決めておくと、後々のお子さんの精神的負担が減るため、これもオススメです。
大切なことは、「習い事 = 受験を邪魔する物」というような言い方を避け、合理的にスケジュールを調整することになります。

とはいっても、4年生で、この項目にチェックがつくことは少ないです。
当てはまったとしても、基本的には塾の授業の理解が不足していることが原因で、宿題に時間がかかってしまっていることが多いため、この②の項目が該当しても今一度「学習改善チェックポイントその①」を念入りにチェックすることをおすすめします。

学習改善のチェックポイントその③

毎週の宿題、家庭学習をこなしていて…

□ 成績が上がっている
□ 成績が低迷している

上記の学習改善ポイント①と②(特に①)を改善することで、成績が向上しはじめるのですが、既に一定量以上の家庭学習をしているのに、現在成績が上がっていないという4年生は、家庭学習で改善すべき2つのポイントがあります。

A. わからないことを親子で調べる習慣をつける

「課題の丸付けをして、間違った問題をやり直す」というプロセスを繰り返すだけでなく、間違った問題について関連する項目をテキストや資料集から探して一緒に読み直してみてください

例をあげてみると、「アブラナ」という言葉がわからず、アブラナを調べて見たときに、「ナズナもアブラナ科なんだね。アブラナの仲間って他には、どんな草があるのかな?見てみよう」といったように、お母さんと会話をしながら、色々見てみることが効果的です。

これにより学習の幅が広がり、会話と紐づくことで、お子さんの理解がグッと深まります。

このような学習方法は非常に効果的なのですが、5年生後半から身につけることは難しく、4年生の今だからこそぜひ身につけて欲しい習慣になります。

B. 「予習」にも学習時間を振ってみる

勉強しても思ったように成績が上がらない場合、どうしても、「わからないことをなくすこと」に集中してしまいがちで、復習や課題の反復がメインになってしまいます。

ところが、何度課題をやってもわからないとか、課題の取捨選択をしても、復習するべき項目が多すぎる場合は、「授業での理解が浅い」ことが考えられます。

特にサピックスでは、解説もなく、問題を解き始めることも多いため、少しでも予習をしておくことで、授業の理解を格段に深めることができます。

現段階で、十分家庭学習の時間をとっているのに、勉強時間の割に、思ったように成績が伸びていないという場合は、上記ABの2点を心がけてみてください。

上記は一見単純なことに見えますが、飛躍的に成績をアップさせるためには、まず改善が必要な項目になります。

上記3つの学習改善ポイントは4年生のうちだからこそ、改善が容易です。
しかし、学年が進んでいくと、成績の上がりにくい勉強方法が定着してしまい、後から改善することは非常に難しくなるため、ぜひ今のうちから見直してみてください。

いかがでしたでしょうか。
私が普段使っている「3ヶ月で成績を上げるために見直すべき10個のチェックシート」の中でも、ご家庭で今日から見直せる学習改善ポイントを3つ紹介してみました。

4年生はまだまだ白紙の状態といっても過言ではありません。
だからこそ良くも悪くも、どちらにも簡単に動きます。

ぜひ上記を参考に、今日から学習方法の見直しを行っていただけますと幸いです。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康 主任相談員 西村 則康
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