文章題が解けないお子さんにすぐ効く2つの特効薬

問題を料理に例えると・・・
問題を解くことは、料理に似ています。
たとえば「カレーを作る」というゴールが見えていて、そのために準備を整えていくように、問題を解くときにも「答を出す」というゴールに向かって準備を行います。
このとき、「最終的にカレーにするには、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、肉が必要で、手順は・・・」といったレシピが頭に入っていなければ、カレーにはなりません。
同じように問題を解くときも「◯◯の解き方」というレシピが頭のなかに入っていれば解けるのです。
このように、レシピを知っていれば解ける問題を「パターン問題」と呼びます。
文章問題が苦手なお子さんも、これくらいの問題は大丈夫なのです。
同じレシピで解けるのに・・・
似ている料理は、同じようなレシピで作ることができるように、問題でも似たものは似たような解き方で解けます。
カレーが作れればシチューなどが作れるようにです。
「つるとかめがあわせて20いて、足の数の合計が52本です。かめは何匹いますか」
典型的なつるかめ算の文章です。
塾に通って受験勉強をしていれば、この問題が解けない5年生は少ないでしょう。
すべてがつるで20羽だと考えると、足の数は合計で40本です。
しかし実際には足の数は52本。12本多いわけです。
つるを1羽かめに変えると、足の数は2本増えます。
12÷2=6羽だけかめに変えればいいことがわかりますね。
「歩いたり走ったりしながら、3時間かかって20km進みました。
歩く速さは時速4km、走る速さは時速8kmです。歩いた時間は何時間ですか。」
はどうでしょう。
速さの問題ですが、「3時間全部走ったら24km進む。1時間走るのをやめて歩いたら・・・」と考えればつるかめ算の問題に気づきますが、これに気づかないお子さんもいます。
つるかめ算の知識、速さの問題を解く知識が必要ですが、それぞれは基本的なものです。
文章題が得意になるポイントその①は、常に「この問題は今まで習った何に似ているかな」と考えながら問題を解くことです。
「必ず解けるはずだ」と思って問題を読む
問題を解き始めたはいいけど、なかなか解けないまま何十分も時間が過ぎる・・・
お子さんがそんな状態になっているのに気づいた経験があるお母さん、多いものです。
「もう一度問題を読んでみなさい」と促して、もう一度問題を読ませると「なぁんだ、わかった」となったりすることがあります。
問題文中に書いていた大切な条件を読み落としていたのです。
もう一度読ませても気づかなかったお子さんに、「音読してごらん」と促すと、すぐに読み落としに気づくこともあります。
文章題が得意になるポイントその②は「問題は必ず解けるように作られているはずだから、こんなに考えてわからないということは、何か基本的な条件を読み落としているのではないか」と考えてみることです。
いずれの場合も大切なことは「読み落としや混乱がないよう、落ち着いて文章を読むということです。
ちょっと手助けしてあげれば解ける場合や、もう一度問題文を読ませればわかる場合は、音読させるなど「しっかり読む」ということを意識させてあげると、正答率はぐんと上がります!
