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思考型学習にもつながる暗記学習の工夫とは

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中学受験の学習において「暗記型学習」はオススメしないとお話ししていますが、語彙や年号、計算式など、覚えておかなければならないものは沢山あります。

「ただ単語や記号を丸暗記する」では忘れやすく、覚えていても具体的に「どのような問題に必要な知識なのか」が腑に落ちていなければ、意味がありません。

ここでは、様々な科目に必要な「暗記」について考えてみたいと思います。

思考型学習の大切さ

暗記は学習において必要なことではあります。
しかし、ただ「丸覚え」するだけの”暗記型学習”では、中学受験に対応することはできません。

「なぜこの解き方なのか」
「どのような経緯でこの答えに行き着いたのか」
をお子さん自身がしっかりと理解しておく事が何よりも大切なのです。

低学年の時は「多分これかな?」と当てずっぽうで答えていてもうまくいっていた学習も、通用しなくなります。

「なぜこの解き方を選んだのか」
「なぜこの答えを出したのか」
を考えながら学習する習慣をつけることが大切です。

暗記学習においても「○○だから■■だ」 と言ったように因果関係を元に覚えておくことで、忘れ難く思い出しやすい知識のつけ方が身につきます。

 

考える習慣の付け方

「考えながら覚える」
といっても、どんな学習をすればいいのか、はじめはわからないと思います。

考える習慣を付けるには、お母さんの協力が必要です。
お母さんからの適度な声かけが効果的なのです。

「どうしてその解き方を選んだの?」
「お母さんこの答えが解らないから解き方教えて」
と質問してあげてください。

たとえ答えが間違っていても、責めるような口調になってはいけません。
あくまでも「 お母さんからの質問」「お母さんが感じている疑問を解決したい」というスタンスで聞いてあげましょう。

お母さんが「分からない人」という前提でお子さんの説明を聞いて、「なるほど、分かった」と感じたなら「とてもよくわかった、ありがとう」と正直な感想を伝えてあげるといいですね。

うまく説明できない場合でも相手にわかるように説明しようとすることでお子さん自身の理解が深まったり「どの部分がわかっていなかったのか」が自分で分かったりと言うメリットがあります。

基礎の覚え方

四字熟語や算数の公式、計算式、社会科で出てくる都市の名称など、暗記しなければならないものは各教科にたくさんあります。

上記のような「覚え方」を工夫するとしてもこのような暗記学習の時間は必要です。家庭学習の中では朝に学習することがオススメです。
毎朝30分早く起きて基礎的な暗記学習や計算練習をする習慣をつけておくと、学習内容的にも朝・夕・夜とやる事が分類され、やるべき事が明確になります。

この時も「漢字の意味」や「計算過程」を考えることを意識しながら学習しましょう。

朝学習は最初は大変かもしれませんが、1日を長く有意義に過ごせるだけでなく、朝から頭を使う学習をする事で、しっかいr目が覚めますね。

また、朝のうちに基礎学習を済ませることを習慣化しておくと、夕方からは予習や復習、高学年になるにつれて難しくなり、時間を費やしたい問題にも集中したくなります。

暗記学習の具体的な方法

暗記とひと言で言っても
・書いて覚える
・聴いて覚える
・見て(読んで)覚える
・口に出して覚える
など、お子さんがどのような方法が合っているかを自分で知る事が大変です。

ほかにも蛍光ペンやチェックシートを利用したり、身体を動かしながら暗記するとよく覚えられるお子さんもいます。

テキストの解説を読んだり、図や動画を見ることで理解が深まるお子さんもいれば、はじめに述べたように、人に説明したり話すことで理解が深まるケースも多いです。

お子さんには向き不向き、得意不得意があり、少し方法を変えただけで見えて違いを感じる事も多いものです。

お子さんが自分の得意、不得意を知ることで、効果的な暗記法、勉強法が明確になりますから、ぜひ心がけてみてください。

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