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休日、祝日を上手に使って苦手克服

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更新: 2017年05月24日 公開:

休日や祝日は苦手克服日和

秋には各塾で様々なテストが行われます。翌年の生徒募集を兼ねて、公開テストや全国統一テストなど、様々ありますが、通っている塾で行われるすべてのテストに参加する必要はありません。

テストは学校が休みの日に行われることが多いです。休日や祝日は、絶好の苦手克服日和。苦手単元のカバーや復習の機会として有効に使うこともできます。さらに、苦手単元を冬までに克服しておくことで、冬休みは学習の総括にあてることが可能になります。

ではどのように休日や祝日を活用すればよいのでしょうか。

休日や祝日は「遊べる」と考えているお子さんが多いかと思います。だから上手にスケジュールを組んで、遊びの時間も確保することが大切です。学習時間を午前中と定めるなどして、集中的に行うようにしましょう。「遊んでから勉強する」と集中力が続きません。先に「学習」、そして「遊び」の順番で組むのがよいようです。

苦手科目や単元をチェックし明確に

学年別で休日、祝日の学習の取り組み方が違ってきます。

4年生

高学年に比べて学習内容が易しく、勉強の総量も少ないので「解き方」を覚える暗記型の学習になりがちです。翌週のテストに向けて、何度も解きなおすお子さんは、この学習法になりがちです。暗記型の学習を繰り返していると、高学年になって成績が伸び悩むことがあります。

毎回の学習内容を

  1. 1.「理解している問題」
  2. 2.「完全に理解していないが復習により克服できる問題」
  3. 3.「取り組んでも理解できない問題」

の3つに分けて、2に集中的に取り組みましょう。

5年生

得意科目、苦手科目がはっきりしてくる時期です。苦手がはっきり分かっている場合は、その科目や単元を集中的に行いましょう。何が苦手か分からない場合は、見極める必要があります。数か月分のテストを用意して、間違った問題の単元を確認していきましょう。

6年生

今までの学習成果をアウトプットしていく時期になります。過去問で合格ラインが厳しい場合は、苦手科目や単元が足を引っぱっている可能性があります。5年生と同様に苦手分野を特定しますが、その際に過去問を使うのがポイントです。過去問を解き、答え合わせをして、間違った問題を含む単元を、市販の単元別の問題集で復習するのが、最も合理的な過去問の使い方の1つです。

予定は先回り 思考型学習を

毎週のテストでは点がとれるのに、公開テストやオープンテストなど大きなテストでは点が取れない、という場合、勉強が暗記型になっている可能性があります。暗記型の勉強とは「つるかめ算は表を書いて解く」とおぼえてしまうような勉強です。暗記型の勉強をしていると、短期間は覚えていられるのですが、時間が経つと忘れてしまうのです。そのため大きなテストで点が取れない状態になってしまうのです。

これに対して思考型の勉強とは、「つるかめ算は2つのものが混じっているから、一方に置き換えて考える」というふうに「◯◯だから□□」と因果関係を考えながらする勉強です。原因と結果という意味のあるセットで頭に入るので、忘れにくく思い出しやすいのです。

お子さんが「学習内容に納得しているか」「丸暗記になっていないか」「問題と向き合い何を問われているか、質問の意味が分かっているか」などを冬までに確認していくのです。

休日、祝日の学習スケジュールは早めに組むことをおすすめします。スケジュールを「予約」することで、友だちと遊ぶ約束をするときに、その時間を避けてもらえるし、お子さんが「心の準備」をできるからです。「いつ遊ぶか」「いつ勉強するか」のけじめもつくので、親御さんの協力のもと、一緒に日程やタイムスケジュールを決めていきましょう。

この記事を書いた人
主任相談員 小川 大介主任相談員 小川 大介
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