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おっとりした子は中学受験には向かない!?着実に結果を出す勉強のしかたとは

おっとりした子は中学受験には向かない!?着実に結果を出す勉強のしかたとは
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中学受験はおっとりしたマイペースなお子さんには不向きではないか、と相談されることがあります。
学習量も多く、ときにはスピーディな学習も必要になる中学受験。
お子さんの性格に合わないこともあるのでしょうか。

ここでは、おっとり、マイペースタイプのお子さんが中学受験において結果を出すための勉強法について考えたいと思います。

中学受験に向かない子はいる?

はじめに、中学受験に向かないお子さんはいるのか、という問題ですが、私はほぼいないのではないかと考えています。

どのお子さんにも、お子さんなりに目指せる中学校はあるし、中学受験の勉強を通して得られるものも多いとも感じているのです。

お子さんにはそれぞれに得意不得意があり、丁寧に問題に取り組むお子さんもいれば、直感で多くのことを手早くやってしまうお子さんもいます。

直感タイプのお子さんは、おっとりタイプのお子さんの親御さんの目には「あんなにテキパキと何でもできて羨ましい」と映ることもあります。
しかしどちらかというと、直感でなんでもやってしまうお子さんのほうが、高学年になってつまずいてしまうことがあるため、心配なのです。

いっぱんにおっとりしているお子さんは丁寧で、時間をかけて1つのことに取り組むことができるという長所を持っているいることが多いのです。

親から見ればお子さんの欠点に見えることも、実は長所である場合がたくさんあるのです。

ですから、できるだけお子さんのさまざまな面に光を当ててみることをおすすめします。

問題を見極める力

マイペースさが良いこともありますが、制限時間があるテスト、日々の大量の宿題演習ではスピードを必要とすることもあります。

その場合に大切なのは、緩急を使い分けることです。

基本問題や計算問題などはスピードを重視して、なるべく暗算でできるものは暗算し、限られた時間で量をこなす練習をします。
一方で、応用問題やしっかり考えなければならない問題には丁寧に取り組むのです。

サピックスのデイリーのように、授業で習った問題と同じものが宿題に出される塾も多くあります。
このような場合に「習った内容なのだから」とあまり急がせすぎると、授業で習った「手順」をたどるだけになり「どうしてそうなるのか」をよく考えずにとにかく答えを出す、というようになりがちです。

すべての問題についてでなくても構いませんから、お子さんに解き方を説明してもらうなど、授業で習ったはずの「そのように考えて解き進める根拠」を思い出す時間をとらせてあげることが大切です。

つまり、勉強の時間配分のスキルを身につけさせるということでもあります。

時間配分をしっかりできるようになれば、マイペースなお子さんも、時間に追われることなく落ち着いた学習ができるでしょう。

時間配分は子どもが決める?

最初のうちは、スケジュール同様、学習の時間配分を決めるのも、お母さんが中心でかまいません。

朝学習で計算や漢字といった基礎学習に取り組み、計算は暗算でできそうなことは暗算でするよう指導します。

しっかり考えて解かなければならない問題、お子さんが少し頑張れば出来そうな問題は丁寧に取り組みたいですね。
宿題の中で「これだけは丁寧に」という問題を担当の先生に依頼して指定してもらうのもいいでしょう。
(このような依頼を塾の先生にするのを躊躇される方も多いのですが、ぜひチャレンジしてみてください)

慣れてくれば、お子さんが自分自身で取捨選択や時間配分ができるようになります。

日常の勉強の中で、時間配分や問題の取捨選択ががしっかりできるようになれば、テストにも結果として表れてくるはずです。
お子さんも、自信を持ってテストに臨むことができるようになりますね。

お子さんの性格を尊重しつつ、必要なタイミングでスピードをあげたり、ゆっくり考えさせたりしながら学習の効率を上げていきたいですね。

この記事を書いた人
主任相談員 辻 義夫 主任相談員 辻 義夫
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