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読んで内容を理解する力の育て方

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更新: 2017年05月25日 公開:

字面を負っているだけではダメ

科目を問わず、読む力がついていないために点が取れなかったり、本来できるはずの問題で間違うというお子さんは多いものです。

読むといっても、単に字面を追うだけになっていると、点数には結びつきません。どの科目も問題文は日本語で書かれているわけですが、その文章から必要な情報を理解しながらピックアップしていかなければならないのです。

でも、苦手な科目であればあるほど「わからない」「むずかしいかも」という先入観もあり、ついつい字面を追うだけの読み方になってしまいがちです。

音読はすべての教科の力を伸ばす

先生にわからない問題を質問しに行った子どもが、先生から「問題を読んでみてごらん。」と言われて音読し、その途端に解き方がわかってしまうことがあります。

音読が黙読と大きく違うのは、声に出した音声を自分でも聞くこと。読み、そして自分が読んだ音声を自分で聞くことで、読み落としや意味があやふやなままわかったつもりになっていた部分に気付くことができ、解き方のきっかけをつかみやすいのです。

試験中に大きな声で音読することはできませんが、慣れればささやくような、聞こえないくらい小さい声で「音読のような黙読」ができるようになります。

このように、音読するように黙読することができるようになれば、読み落としや読み違いなどが激減します。大人でも、注意深く文章の内容を精査しながら読みたいときは、このような読み方をする人が多いのではないでしょうか。

読む速度を意識する

闇雲に速く読むことは決してよいこととはいえませんが、速く読む練習を意識的にしてみることは有効です。たとえば、できる限り速く読むのだけれど、少し意味がわかりにくいところはゆっくり読む。また読みやすい部分がくれば、どんどん早く読んでいく。

こうやって読むスピードを意識的にコントロールしながら読ませて、読み終わったらどんな内容だったか説明してもらいます。すると説明するうちに、ええと・・・と詰まってしまう部分が出てきます。理解が浅かった部分です。

それは本文のどこに書かれていたのか、本文に戻って確認させます。こうやって意識的に「読んで内容を理解する」ということを練習すれば、格段に精読の力がついていきます。

1日1つ、短い文から始めてみませんか?小学生向けの新聞などを題材にするのもよいですね。

この記事を書いた人
主任相談員 小川 大介主任相談員 小川 大介
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