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中学受験 学校見学はいつから?どんなことを見ればいい?

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公開: 最終更新日:2021年07月20日

中学受験で、志望校を決める時、必ずしたいことに学校見学があります。
学校見学ではどのようなポイントを見ておけばいいのか、また見学に行くタイミングについても皆さん迷われることがあるようです。

今回は、「中学受験 学校見学」について詳しくお話しします。

学校見学

志望校を決める時、実際に学校を見学しておくことは大切なことです。
学校のイメージだけで受験を決めると、
「想像していた学校ではなかった」
「通学が大変」
といったことがないともいえません。
逆に、もともとは受験するつもりがなかった学校でも、見学に行ってみたらすごく良かった、ということもたくさんあります。

学校も、時代とともにどんどん変化します。

だから、学校見学は積極的にしておいてほしいことです。お子さんも親御さんも、実際に学校を訪問し、自分の目で見て “この学校を受けたい!”と思える学校に出会えるのがいちばんですね。

学校見学することで、お子さんが受験を実感し、気を引き締める効果もあります。

学校見学にいくタイミングは?

ほとんどの私立中学校が、説明会を実施しています。
小学校4年生くらいには、説明会に行き始めるのがいいでしょう。高学年になると、親も子も忙しくなります。

実際の受験校をすぐに決める必要もありませんから、まず早い時期からいろいろな学校をゆっくり見たり、説明会に参加したりして、授業体験や個別相談などを受けるといいですね。

また、説明会だけでなく、学園祭に参加したりするのもいいと思います。
気になる学校があれば、お子さんと学校や周りの環境を見に行ったり、登下校する学生の雰囲気を感じることでも、学校の印象をつかむ事ができます。
「どの学校から見学すればいいだろう」と悩まれる方もいますが、あまり気にせず、とにかく気になる学校があれば見学することをオススメします。

どんなポイントに注目すればいい?

学校見学で注目したいことはいろいろあります。
一貫校であれば最低6年間通うわけですから、登下校にどれくらいの時間がかかるか、実際に体験してみましょう。
「実際に電車に乗って行ってみたら、乗り換えが大変だった」
「思ったより時間がかかった」
そう感じたなら、数年間お子さんが通えるのかをしっかり考えたいですね。

生徒の雰囲気、落書きなどがないか、学校の清潔さなどを注意して見る方も多いようです。

可能なら、体育祭や文化祭への参加もオススメです。
多くの私立中学校、高校では、小学校までとは異なり生徒たちが主体となって行う学校行事なので、生徒たちの雰囲気がよくわかります。

大規模な合同説明会も都心などでは開催されますが、やはり実際に学校を見るのと、大きな会場で説明を聞くのでは違います。

実際に足を運んでみることで「なるほど」といった発見や「これはどうなっているんだろう?」など、さらに知りたいことも明確になってきます。

学校見学はお子さんの学習のモチベーションアップにも繋がり、具体的な目標も立てやすくなります。

気になる学校は2度、3度足を運んでみるとよいでしょう。

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