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【中学受験の学校選び】男女共学校のメリットと人気の学校情報

【中学受験の学校選び】男女共学校のメリットと人気の学校情報
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共学校ならではのメリット

共学校ならではのメリット

①子供への負担が少ない

共学校は小学校の延長線上として過ごすことができ、男女問わずさまざまな子どもが集まりやすいため、人見知りなところがあるお子さんや自分の殻に閉じこもりやすい子どもにとっては、最も負担が少ない選択肢といえます。
入学後のイメージが湧きやすく、生活サイクルもあまり変わらないため、子どもが安心して中学に通いやすいという傾向もあります。

授業のスピードは、早すぎるということも遅すぎるということもありません。
生徒全員のペースに合わせて、非常にフラットな感覚で授業が進んでいくのも共学校ならではのメリットです。

②大学、社会に出てからの適応力

前提として子どもと学校の相性が一番大切ではありますが、一般的に男女一緒に学校生活を送る共学校の方が、異性とともに机を並べる大学や社会に出てからの適応力の面ではメリットが大きいでしょう。

もちろん、男子校や女子校の卒業生であっても上手く馴染めるのですが、共学校の卒業生の方がより自然な適応をしていきやすいといえるでしょう。
多感な時期に異性が近くにいないことは、学問やスポーツへの取り組みを真摯に行うことが出来るというメリットでもありますが、いざ大学や社会に出た時に異性とのコミュニケーションが上手く取れないという話もよく聞きます。
そういう意味では、男の子と女の子が共存する環境で、中学・高校と学校生活を過ごすことはメリットのひとつとなり得ます。

共学校内での男女差

校内の男女の割合は、共学であっても新しく女子枠を増やした中学であれば、男の子の比率が高くなる傾向にあります。
ただ、もともと共学だった学校に関しては、男女比はほぼ半々だと考えてもらっていいでしょう。

学力に関しては、多くの場合中学校に入ったばかりの時期は女の子の方が優秀です。
特に関西の場合、男子は社会を除く3科目受験をするケースが多いのに対して、女子は4科目受験をするケースの方が多くなっています。
そうなると、バランスよく勉強してきた女子の学力が先行することになるのです。
しかし、男子もだんだんペースを上げてくるので、高校に上がる前には男女の学力差はほぼなくなっているといえるでしょう。
その時期からが本当の実力勝負という形成になってきます。

共学校を選ぶときの注意点

共学校を選ぶときの注意点

親が共学校だったらから、子どもにも共学校に通わせようという考え方は、絶対に避けた方がいいでしょう。
なぜなら、親の性格と子どもの性格が一致するケースはなかなかないからです。
容姿がそっくりな親子はいますが、内面まですべて似ているということはそうそうあり得ません。

仮に子どもが男の子で、ものすごく勝ち気な性格だとします。
その場合、保護者が共学校出身だったとしても、子どもは男子校への進学を目指した方が力を伸ばせる可能性が高くなるでしょう。
反対に、子どもが内向的で人見知りしやすいのであれば、保護者が男子校出身でも子どもには共学校を選んであげた方がいいでしょう。
子どものタイプと学校の雰囲気が合うかどうかを考慮し、志望校選びをすることが大切です。

関東でおすすめの共学校

関東で人気がある共学校は、渋谷教育学園渋谷(以下:渋渋)、慶應中等部、渋谷教育学園幕張(以下:渋幕)の3校ですが、最近では広尾学園の人気も上がってきています。
広尾学園は、学校内の施設がかなり充実していて、先進的なことを積極的に行っている印象です。
新しい方針を考え、募集内容や授業にもいち早く取り入れているのも大きな特徴で、
医学系に進みたいといった生徒や、国際的な感性を持ったインターナショナルな生徒を育てています。

渋渋と渋幕は似ているタイプの学校で、入試問題に特徴があります。
よく物事を考えなければ答えられない問題が出題されるため、塾で習った知識だけで回答できるようなものではありません。
特に渋幕は、創造性・思考性を大切にする学校といえるでしょう。
社会に出たときにパターン的な行動をとるのではなく、自分で考えて動ける人間に育てようとしてくれているという意味でも、人気が高まっていると考えられます。

関西でおすすめの共学校

関西の共学難関校といわれている洛南中学、西大和学園の2校はおすすめです。
学校の経営陣や指導方針が伝統的にしっかりと出来上がっているため、信頼できる学校だといえるでしょう。

また、大学付属の「エスカレーター校」は、子どもにとって良い学校だと思います。
エスカレーター校に入学すると最終的に付属の大学に行くケースが多く、中学・高校の在学6年間で受験の厳しさを味わうことはほぼありません。
つまり、中学受験1回をクリアするだけで、そこから大学までの10年間の人生設計をゆっくりと自分のペースで考えられるのです。
受験勉強に追われながら人生設計を考えることは、実際のところタフな子どもでないと中々難しいでしょう。
授業料などはやや高めではありますが、このようなメリットを考えると関関同立のエスカレーター校はおすすめできます。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康主任相談員 西村 則康
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