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夏休み 朝学習のすすめ

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更新: 2017年05月23日 公開:

脳が活性化している時間は学習を定着させるチャンス

夏休みは塾の宿題や学校の宿題、夏期講習など盛りだくさんですが、学校がお休みの分、たっぷり時間はあります。したがって家庭内の工夫で、勉強の習慣づけや苦手単元の克服、得意単元の強化など、計画的に行うチャンスといえます。

オススメしたいのが朝学習です。睡眠をたっぷり取った脳がリフレッシュされているので、勉強に適した時間帯といえるでしょう。さらに朝日を浴びると、脳内を活性化するセロトニンが分泌されるといいます。その効果で学習効率もアップするでしょう。

朝学習では、お子さんにとって必要不可欠な、計算や漢字などを行うことで「積み上げる学習」が可能になります。計算練習や漢字は繰り返し、定期的に行わなければならない勉強なので、朝学習の効果は絶大です。これに加えて余裕があれば就寝前に夜学習をして、朝、頭の冴えた状態で復習をすることで、学習内容の定着が期待できます。

時間の長さは問題ではなく学習スタイルの習慣づけを

朝は意欲を出すドーパミンや普段出せないパワーを生み出すアドレナリンなど優れた脳内物質が、多く分泌されるため、集中力が高まり、モチベーションが上がります。

学習時間の長さは問題ではなく、「朝、同じ時間に決まった学習をする」という習慣づけが大切です。高学年になってからは習慣づけが難しくなることもあるので、できれば低学年からスタートさせてほしいと思います。もちろん、いつから始めても遅すぎるということはありません。

まずは30分、その後、お子さんの様子を見ながら時間を増やしていきましょう。スタート時、お子さんがとまどうかもしれません。大人が新しい仕事に取り組む場合と同様に、新しい習慣づけはストレスを伴うことがあるものです。

したがって、最初は早起きの練習、そして机に座る練習、苦手意識のない得意な単元を行うような緩やかなステップで進めてください。ゆっくりのスタートでもいいのです。やがて、「机に向かわないと気持ちが落ち着かない」「この時間はスイスイ問題が解ける」など、お子さまにとって、よい学習スタイルがついていきます。

スケジュールを変えず親子で一緒に朝学習!

旅行やイベントのときの朝学習ですが、決めた通りに行うことが大事です。場所が変わっても朝学習のスケジュールタームにしたがって進めて欲しいと思います。例えば日曜日は朝学習を休みとし、イベントを日曜に調整すれば、お子さんも心おきなく楽しみに向かうことができます。

親御さんもお忙しく、朝学習に合わせた調整が難しいかと思いますが、読書や夕ご飯のメニューづくりなど一緒に、親子で朝学習時間を有効に使ってください。ほかには、お子さんが先生になり、ママが生徒で学習内容の説明を受けることは非常に効果的な復習になるので、朝学習ミニ授業を行うのもよいでしょう。前日の夜に勉強した内容を授業してもらえば、復習効果は飛躍的に高まります。

いっしょに朝学習に取り組むことで、親子ともやる気が出て、1日を健やかに過ごすができると思います。6年生は最後の夏休み、4年生5年生にとっても大切な夏、ファミリーの心と体のバランスを整えて、受験に向かって参りましょう。

この記事を書いた人
主任相談員 小川 大介主任相談員 小川 大介
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