中学受験合格のための学習計画の立て方と1日のタイムスケジュールについて

中学受験合格のための学習計画の立て方と1日のタイムスケジュールについて
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中学受験で成功するには、効果的な学習計画を立てることが必須となります。
限られた時間を有意義に使うためには、どのように計画を立てたらいいのでしょうか。
ここでは、中学受験で成功するための1日のタイムスケジュールの作り方と合わせてご説明します。

学習計画の立て方の基本

家庭学習の内容を決めるときは、まずはやるべきことを全部洗い出し、そこから優先順位をつけていきます。
すべてを完璧にこなすのは難しいので、優先順位をもとにして取捨選択をし、どの勉強をいつやるかを具体的に考えていきます。
この学習計画をもとに、勉強を進めていきましょう。

洗い出してみた「やるべきこと」は、たいていの場合、スケジュールに入りきらないので、その時には優先順位をアドバイスしてあげましょう。
どの教科にどれくらいの時間をかけるべきなのか、子どもには判断できません。
優先順位をつけていくのも親の役割になるので、一緒に計画を作るといいでしょう。
今いちばん時間をかけるべきことがわからないときは、塾の先生に相談してみてもいいかもしれません。

最終的には、子どもが自分の学習計画を立てられるようになるのが理想的です。
「やるべきことの洗い出し」→「優先順位をつける」→「取捨選択」→「具体的なスケジュールに組み込む」という流れを何度も実践させるようにしましょう。

学習計画はすぐに訂正してもいい

一度決めた学習計画は、無理に守らなくてもかまいません。
ちょっと厳しいかな、と感じた時点で、適宜変更を加えていきましょう。
あくまで「予定」なので、どんどん変更してもいいということを子どもに伝えてあげてください。

学習計画を子どもに任せてしまって大丈夫なのか、不安に思う親御さんもいるかもしれません。
でも意外と、子どもも行きたい学校に合格するには勉強しなければならないということはわかっています。
自分でやるべき勉強を洗い出し、その分量と残された時間を改めて比べることが、「もっとがんばってみよう」というモチベーションにつながることもあるかもしれません。

でも、子どもなりに一生懸命取り組んでも、予定していた勉強がいくつか残ってしまうことはよくあると思います。
そのときは、やり残した勉強をどうしてもやらなければならないのか、とりあえず保留にして次に進むほうがいいのか、子どもと一緒に考えてあげてください。

「この理科の暗記ができなかったんだね。でも、今週はもうスケジュールに入れるのは厳しそうだね。どうする?次の休みに少しでもやってみる?それとも、もう少しさきのスケジュールに入れてみる?」と、スケジュールの調整を子どもと一緒にしてあげましょう。
それをもとに変更したスケジュールは、すぐに予定表にも書き加えてください。リビングなど見える場所に貼り出しておくのもいいかもしれませんね。

必ず「学習計画の振り返り」を

せっかく立てた学習計画は、必ずあとで振り返りをするようにしましょう。
最初は週1回か2週間に1回、慣れてきたら塾の月例テストの周期に合わせて振り返るといいと思います。

振り返りをする時は、「ちゃんと計画通りにできたかどうか」をチェックするのが目的ではなく、「なにができたか」の確認をすることです。
そのできたことに対して、子どもをねぎらうのも重要なので、「こんなに多かったのに、よくがんばったね」「半分もできてる。すごい」など、できたことをどんどん褒めてあげてください。

最初は振り返りのスパンを短くすることで、計画を軌道修正しながら進めていくことができるでしょう。
それに慣れてきたら、月例テストに合わせて学習計画を立てるよういします。
テストが終わるたびに成績の確認をしてこれまでの学習計画を振り返り、それをもとにして次の学習計画を立てるのです。

「今月はこれに取り組んでできるようになったんだね。テストでも大問3がちゃんと解けるようになってる。じゃあ来月はなにができるようになりたいと思う?」と具体的に子どもに質問してみましょう。
それがどうしたらできるようになるかを、最初は一緒に考えてあげるようにしてあげてください。
そのうち、子どのが自分で考えられるようになるでしょう。

日々の予定はホワイトボードで管理する

1週間や1ヶ月など、ある程度まとまった期間の学習計画を立てたら、それを日々実行するのみです。
そのときに、小さなホワイトボードなどで「今日やること」の確認をするようにしましょう。予定を箇条書きなど簡単に書いておいて、できたものにチェックを入れるようにしましょう。

できなかったことや変更点もその都度ホワイトボードに記載するようにします。
臨機応変に対応しながら、それを子どもだけでなく、親に共有すると適度な緊張感が生まれます。
ホワイトボードに記入するのは、できるだけ子どもにやらせてください。
スケジュールややること自体は親子で相談してもかまいませんが、そこで決まったことは子ども自身で書くようにしましょう。

毎日のタイムスケジュールで大切なこと

1日のタイムスケジュールを考えるときにいちばん大事なのは、毎日同じ時間に、同じ時間分の学習を続けていくこと。
なぜかというと、そうすることによって子どもストレスなく自然に勉強に入り込むことができるからです。

はじめのうちは親が「勉強の時間だよ」と声をかけてあげたほうがいいこともありますが、低学年のうちから決まった時間に勉強している子は、それが当たり前になっているので、高学年になっても、毎日決めている勉強の時間になるとすんなり勉強を始められることが多いです。 「家庭学習は朝型と夜型、どちらがいいでしょうか」というご相談を受けることもあるのですが、どちらでもかまわないと思います。 子どもによっては長時間の睡眠が必要な子もいますし、夜の方が集中できる子もいます。 ペースがつかめるまでは、いろいろなパターンを試してみて、子どもやご家庭の事情に合った時間帯を選びましょう。
この記事を書いた人
主任相談員 小川 大介 主任相談員 小川 大介
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