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中学受験の意味とは 学歴よりずっと大きなものを得られること

中学受験の意味とは 学歴よりずっと大きなものを得られること
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無理して中学受験させても意味がない?

まだまだ遊びたい年齢の小さい子どもに中学受験に挑戦させるのは、本当に「正しい」ことなのか、と悩んでいる親御さんのご相談を受けることがあります。
たしかに、勉強時間の確保や家計の負担など、中学受験は楽なものではありません。
私は40年ほど中学受験に関わり、2,500人以上のお子さんを難関校に入学させてきました。
今回は、その経験から中学受験をする意味について私なりの考えをお伝えしたいと思います。

中学受験によって、社会で生きていくための力が得られる

中学受験は、学歴以上に大きなものを得られる経験です。
その過程で得られるものが非常に多いのですが、そのもっとも大きなもののひとつに「社会で生きていく力」があります。
実は中学受験には、会社に入って新入社員が学ぶようなことの「本質」が詰まっています。
将来どんな仕事をするにしても必ず役に立つ「力」ですので、詳しく説明します。

論理思考力

中学受験の勉強をしていく中で、倫理的に考える力が身につきます。
もっとも効率のよい勉強の方法を考えることで、お子さんに自然に身につく力です。
学校の勉強とはちがって「志望校に合格する」という目標があり、そのためのベストな勉強方法を日々探り、実践していくことは、お子さんにとって貴重な体験となるでしょう。
そこに中学受験の大きな意味があります。

問題解決力

中学受験のための勉強を通して、お子さんは次々と起こる問題に直面することになります。
苦手科目の克服、難問への挑戦、クラス分けテストの点数などの諸問題に対処することによって、問題に直面した時に逃げるのではなく「どうしたら解決できるか」と考える習慣がつくはずです。

時間管理能力

限られた時間の中で効率的に受験勉強を進めていくためには、時間の管理能力が必要になってきます。
また、テストという制限時間内で問題を解くという行為を幾度となくこなしていくので、中学受験は時間内に課題を終わらせるためにはどうしたらいいか、という訓練にもなるともいえます。

計画実行力

今日はここまで勉強する、今月中にこの問題集を終わらせる、夏休みには苦手科目の点数を上げる、など、中学受験の途上には大小さまざまな目標が出てくるでしょう。
その目標を達成するための計画を立て、実行する習慣が中学受験によって身につくことには、大きな意味があります。

ほかにもたくさんメリットがある

書き出すときりがないのですが、文章を読み取る力や提示されている条件を整理する力、自分で自分の誤りをチェックする力など、学校と家庭だけでは得られない、たくさんの力を得ることが中学受験の持つ意味ともいえます。
また、受験勉強をこなすための体力、気持ちを切り替える力、強い精神力など、お子さんは受験勉強を通して確実に変化していきます。
中学受験を通して確実に成長し、強くなっていくのです。

中学受験で培った知識は一生もの

中学受験をすると、その先の高校・大学に進んだとき、高度な勉強内容が理解できるようになり、学ぶことが楽しくなります。
中学受験で得た知識は、お子さんの人生の中で財産になるでしょう。
たとえ志望校に合格できなかったとしてもその経験が必ず人生の糧になると思います。
たくさんの学びや喜びを親子で共有できるということも、中学受験の大きな意味なのではないでしょうか。


ここまで、中学受験をすることがもつ意味、得られるものについて考えてきました。
「受験=詰め込み=かわいそう」という単純なものではなく、この年齢で受験を経験するということが持つポジティブな意味も理解しておくことで、大変な受験勉強を親子で前向きに乗り切っていくことができそうですね。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康主任相談員 西村 則康
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