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夏期講習をひかえて、成績が伸びない6年生参加しないのもアリ!?

夏期講習をひかえて、成績が伸びない6年生参加しないのもアリ!?
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現在、塾にお通いで、受講するメリットとデメリットを検討した結果、夏期講習に参加しない方が良いかもしれない、という結論に至った6年生のご家庭は、思ったように成績が伸びていなかったり、夏前から成績が低迷していたりする方が多いかもしれません。

確かに、塾による違いはあるものの、お子さんが6年生で「どうにもうまくいっていないと感じる」というご家庭は、塾の夏期講習を受けずに別の対策を考えてみる価値が十分にあります。
ぜひ参考にしてみていただきたいと思います。

夏期講習に参加しないほうがよい場合とは

後期の志望校別特訓で希望のコースに入ることができていなかったり、そもそも夏期講習以前に1学期の平常授業の内容もしっかり身についていなかったりと、問題が山積している場合、「このまま塾の夏期講習に通っても、志望校合格は近づいてこないのでは」という予測がたちます。

確かに2月からの新学年、4か月以上も授業を受けてきて結果が出ていないということは、同じ塾で(同じ先生に)習っても結果が出ない可能性は、少なからずあるといえるでしょう。

逆のパターンもあります。
お子さんの学力、志望校に対して、同じクラスのお子さんたちのレベルや、塾の指導レベルが相対的に低いために、塾の宿題はこなせても模試になると通用しない場合です。

6年生の夏期講習前の時期は、今通われている塾の使い方を改めて考える機会でもあるのです。
つまり、平常授業の内容を上手く理解できない状態をこのまま続けるのかどうかを真剣に考える最後のチャンスということです。

塾のアドバイスには限界があるが、安易な転塾も危険

繰り返しになりますが、今まで塾の授業をうけ、復習し、宿題を頑張ってきたのに結果が出ていないのであれば、同じやり方を続けても恐らく2学期からも良好な結果になる可能性は低いと考えられます。
今通っている塾の講師に相談し、現状のお子さんの成績を綿密に分析してもらった上で、的確なアドバイスが得られればよいのですが、その塾に通い続けることを前提に提案せざるを得ない講師のアドバイスには、どうしても限界があります。

しかし、安易に他の塾に転塾するということも、あまりお勧めできません。
塾を変えたところで、上手くいく保証などないからです。
むしろ、カリキュラムの違いへの戸惑いなどによる弊害の方が大きいということも考えられます。

プロの家庭教師サービス、個別指導教室に相談するときの注意点

こう考えてくると、受験に精通したプロに相談するのが賢明ということになります。
力量のある家庭教師や個別指導の教室に、まずは現状のお子さんの状況を話し、テストやノートを分析してもらうことをお勧めします。
相談するときには、今までの塾の利用状況や成績推移、学習のしかたなど詳細に伝えるようにしましょう。

相談を受ける側も、6年生の夏から学習状況を立て直す作業を引き受けるということは責任重大です。
どのような細かな情報でも欲しいはずです。
逆に、ろくに話も聞かずに簡単に引き受けてしまうような教室や先生は避けるのが賢明です。

家庭教師や個別指導による指導は1対1が基本ですから、分析もなく、塾で上手くいっていなかった学習方法とあまり変わらない指導が行われた場合の弊害は、一斉授業のときよりも大きく出るものです。

また、いくら残された時間に限りがあるとはいえ、強引な「詰め込み」による短期指導は、受験が終わって以降の学習に対するお子さんのモチベーション低下の原因になることもあります。
お子さんの学習の最終目標は、中学受験ではありません。
中学、高校、大学と、ますます前向きに学習に取り組んでいってほしいと親御さんも願っているはずです。

相談してみて信頼できると感じたら、納得いくまで話し合い、家庭教師や個別指導教室とご家庭それぞれで何をするかという役割分担を決めましょう。
第三者に相談するうちに、冷静にお子さんや親御さん自身を見つめられる視点が戻ってくると思います。

もちろん、まだ6年生でないお子さんの場合は今から焦る必要ありませんが、6年生の夏の段階で夏期講習時期の時間や塾の使い方に頭を悩ませないよう、今できる事をしっかりとやりきっておくことはとても重要です。

旅行などで夏期講習を受けられない場合、夏休みの期間内で受講日程が選べる塾の夏期講習を検討したり、家庭教師や個別指導教室と上手に付き合う練習をしてみたりするのもよいかもしれません。
いざというときに頼りになる講師に「当たり」をつけることができるかもしれませんね。

この記事を書いた人
主任相談員 辻 義夫 主任相談員 辻 義夫
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