中学受験を成功させる生活習慣の2つのポイントとは

中学受験を成功させる生活習慣の2つのポイントとは
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中学受験を目指すために進学塾に通っていても、思ったより成績や偏差値が上がらないと悩む方もいるのではないでしょうか。
今回の記事は、それを解決するために改めて見直したい生活習慣について考えてみます。

生活習慣を見直すことで、学習の質が上がる

長年、中学受験を目指すたくさんの子どもを見てくるなかで、志望校に合格した子や、いわゆる「できる子」の生活習慣には共通点があることに気がつきました。

起床時から始まる1日の生活リズムは、学習にも大きく影響します。
睡眠時間を削ってたくさん勉強をしたからと言って成績が上がるわけではありません。
それよりも、起きる時間と寝る時間の決め方によって、学習の質が決まります。

生活習慣を見直して、より効果的に勉強時間を確保するようにしましょう。

朝起きて、まずはフルーツを

毎日決まった時間に起きて1日を始められるように、まずは生活リズムを整えることから始めてみてはどうでしょうか。

朝、学校に行く前の時間を家庭学習にあてる受験生も少なくありません。
そのために少しだけ早起きして、計算や漢字の練習をしていてもすっきり起きられないと勉強もはかどらず、あまり意味がなくなってしまいます。

もし、朝の家庭学習を毎日やっているのなら、起きてすぐにフルーツを食べてから取り組んでみてください。
フルーツの糖分で頭をまず起こさせて、それから勉強する方が、効率がいいと言われています。
朝ごはんをしっかり食べたあとよりも勉強がはかどるかもしれません。

家族で朝食を囲み、1日をスタート

最近はどのご家庭も忙しく、朝食ぐらいしか家族が顔をそろえて食事をする機会がないと思います。
このせっかくの機会に、子どもが1日をどうすごすかの話を家族でしてみましょう。
「今日はこれとこれをする、できそうだ」という気持ちをセットしてから1日を始めるのです。

たとえば、朝の時点で「今日は学校から帰ってきて、5時ごろにはあれとこれを勉強しよう」と決めている子は、実際に学校から帰ってきてもやることが決まっているので、お母さんから「もうそろそろ5時だよ」と声をかけられると、すんなり勉強に取りかかることができる場合が多いのです。
逆に決めてない子は、同じように声をかけられると「わかってる!」とイライラしやすいという傾向があるようです。

朝食を家族で囲んで、今日はどういう1日にしたいかを聞いてあげる時間を持つことで、その日を子どもが気持ちよくすごせるのです。

夜は、寝る時間と翌朝やることを決めておく

就寝時間を決めることは、朝の起床時間にも影響します。
というのも、1日の終わりを決められる子どもは、1日の始まりも決められるからです。
寝る時間を予定することは、起きる時間を安定させることにつながります。

また、起きたあとにすることが決まっていると、朝の動き出しがスムーズになります。
逆に、朝起きられないのは、起きる理由を作っていないからかもしれません。

夜のうちに「これから10時には寝て、明日は朝6時に起きて、6時半にこれをやろう。そうしたら1日がうまくまわって気持ちよさそうだ」と自分で考えた子どもはやはり6時に起きられます。
そして、「これをやろう」と自分で決めておいたことにすっと取りかかることができるのです。

睡眠時間を削って勉強してもいいことはひとつもない

子どもは日中、学校で走りまわったりはしゃいだりして、疲れています。
そのあとの塾の授業で寝てしまう子もいますし、寝てしまわないまでも、頭がぼーっとしてしまい、塾の授業内容がうまく理解できないこともあります。
その結果、帰宅してから取り組む宿題に、必要以上に時間がかかってしまうことがあります。

そして就寝時間がさらに遅くなり、翌朝起きるのもつらくなってすっきり起きられないまま1日がスタートするという悪循環が起きてしまいます。
その悪循環を一度断ち切るために、就寝時間になったらさっさと切り上げて、寝てしまうことをおすすめします。
宿題ができていなくても、勇気を出して寝るのです。

そうすることで、子ども自身が「宿題ができていないまま寝てしまった」という嫌な思いをします。
勉強に取りかかるのが遅くて悪循環に陥っている子も多いので、「それが嫌なら、今度は早めに取りかかろうね」と諭してあげることで、子どもは納得して、さっと勉強に取りかかるようになるかもしれません。

「早く勉強しなさい」が口癖になっているなら、ぜひ試してみてください。

早く勉強に取りかかる習慣が身についたら、睡眠時間も確保できるということを身を持って理解させるのです。
起きる時間と寝る時間を決めることで、勉強時間をうまく確保しましょう。

この記事を書いた人
主任相談員 小川 大介 主任相談員 小川 大介
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