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中学受験に向けて、塾でできないことを低学年のうちにやっておく

中学受験に向けて、塾でできないことを低学年のうちにやっておく
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中学受験を考え始めた時期についてアンケート調査をしたところ(2016年12月実施 中学受験情報局「かしこい塾の使い方」メルマガ会員対象)「小学校以前から考えていた」という方が4割近くという結果が見えてきました。
早くに受験を考え始めるケースが多い反面、近い将来の中学受験に向けて、低学年のうちに何をすればいいのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、低学年のうちにできる取り組みについて考えてみます。

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もくじ

1.中学受験の準備は低学年から?

低学年のうちにできる準備の大半は、生活習慣や考え方というような学習以外のことです。
受験のために塾に通い始める前にやっておくべきことは具体的にはどのようなことなのでしょうか。以下にまとめてみました。

1−1.正しい生活習慣

生活リズムを整えることは中学受験に必須といえます。
塾に通い始めてから急にリズムを変えることは難しいので、低学年のうちからしっかり意識して取り組んでおきましょう。
毎日の早寝早起きを心がけ、睡眠をたっぷり取る癖をつけてあげてください。
そして、しっかり朝ごはんを食べることも大切です。学校での午前中の授業の集中度が左右されるので、学習にも差が出ます。

1−2.体力をつけておく

学習に集中するためには、基礎体力も大事です。
特に受験勉強は体力勝負の面もあります。
低学年のうちに公園遊びやスポーツ系の習い事などで体力をつけておきましょう。

たっぷり時間のあるこの時期に、できるだけ体を動かしてのびのびと遊ばせてあげてください。
週末などにアウトドア系の遊びに誘ってあげるのもいいかもしれません。
里山などで自然に触れることで、好奇心を育むきっかけにもなるでしょう。

1−3.親子の信頼関係

お子さんの「できたこと」「がんばっていること」を褒めることによって「あなたを認めているよ」ということを常に伝えるようにしましょう。
この先、受験で厳しい局面に立ったとき、お子さんは親子の信頼関係を励みにすることができるでしょう。

また、褒めることによってお子さんに目標をクリアする心地よさを実感させることもできます。
勉強以外のことでもかまいません。子どもの得意なことを褒めてあげましょう。
塾に行き始めると親子の時間も少なくなるので、低学年のうちにたくさん会話をして信頼関係を築いておきましょう。

2.家でしか取り組めないことがある

低学年のうちにお子さんに身につけてほしいことについて、学年別に考えてみました。
塾では教えることができないので、ぜひご家庭で意識してみてください。

2−1.1年生

やはり最初は肝心です。とにかく毎日の宿題にちゃんと取り組むことを徹底しましょう。
それによって机に座る癖がつき、学習する姿勢の基礎を作ります。
そして「宿題をしてから外に遊びに行く。帰宅したらお風呂に入り、夜ごはんを食べる。
寝る前に翌日の準備をし、読書をして就寝」というような、規則正しい生活に慣れさせておきましょう。
入学当初から無理に実践する必要はありませんので、1年生が終わる頃までには正しい生活リズムが身についていることを目標としましょう。

また1年生の頃の「音読」は大事です。
これは国語に限らず、すべての教科の理解力に関わるので、「言葉を音にして読む」ことが苦にならないようにしておきましょう。

2−2.2年生

2年生になるとお子さんも少し自立してくるでしょう。
学校生活にも慣れて、友達と遊ぶことがより楽しい時期ともいえます。
時間の使い方を自分で決め始める時期でもあるので、せひ1日15分でもいいので「自習」の習慣をつけてあげてください。
最初は学校の宿題から始めてみて、慣れたら宿題以外の学習に取り組むといいでしょう。

最初は親が言わないとできないかもしれません。
お子さんの興味に合った調べ物などを親が積極的に「一緒にやろうか」と誘うことによって、自習の楽しさとやり方を伝えてあげましょう。
その時に、リビングで自習する癖をつけることをおすすめします。
自分のすぐ近くに母親または父親がいるという安心感、緊張感が受験勉強にも役立ちます。

2−3.3年生

勉強が少しずつ難しくなる3年生。でもここでつまずくと受験勉強にも響きかねません。
わからないことがあればそれを自分で認識して「どこがどういう風にわからないか」をちゃんと言葉で説明できるようにしておくといいでしょう。
「なにがわからないのかがわからない」というままで学習を進めていかないように、少しでもつまずいたら立ち止まって考えさせる習慣をつけてあげられたらいいですね。

さらに「なぜわからなかったのか」を親子で振り返るのも効果的です。

お子さんの得意・不得意を知ることができます。
その時に「どこがわからないの」と問いただすのではなく、「こんな難しい問題よくがんばったね。お母さんにどこまでわかったのか教えて」などとポジティブな言い方をしてください。
そうすることで「わからないと言うのは悪いことじゃない」ということを伝えましょう。

3.目標を見つけるのが目標

低学年のうちは、比較的自由な時間が多い時期。
だからこそ、ご家庭での取り組みに差がつきます。
この時期にいろんな経験をさせてあげて、中学受験の目標を見つけられたらいいですね。

生活習慣や親子の信頼関係など、塾では教えられないことを低学年のうちにご家庭で取り組んでおけば、後々の学習に活きてきます。
小学校低学年は「親子で中学受験への意識を高めていく時期」だと考え、親ががんばりすぎない程度にお子さんを見守ってあげられたらいいですね。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康主任相談員 西村 則康
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