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複数の学校で「的中」した難関校の定番入試問題とは

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難関校で「定番化」する思考問題とは

近年、難関校では特に「丸暗記」だけでは太刀打ちできない、試行系の問題が出題されると言われています。
簡単に言えば、塾のテキストには載っていないような事柄がたくさん出てくるのです。

たとえば2019年の麻布中学校の理科の問題では、「美味しいコーヒーについて」というテーマでの出題がありました。
コーヒー豆がどのような植物からとれるものであるか、といったことから始まり、豆をひいてコーヒーを淹れることで、どのような物質が抽出されるのか、といった説明まで。

文章を読み、内容を理解して問題に取り組む。
「覚えていることを吐き出す」といった取り組み方では到底解くことができない問題です。

「解き方を覚える」のではなく・・・

上記のような特殊な(?)問題も、出題された次の年には各塾の「志望校別特訓」の講座テキストに収録されていきます。
もちろん志望校で過去に出題された問題を解き、その出題傾向に慣れることは大切なのですが、「解き方を覚える」のではなく、自分なりに考える道筋をたどり、納得することが大切です。

「なるほど、こういう考え方もあるんだな」
とか
「問題文をくまなく読むとたくさんヒントがかくれているんだな」
そんな気づきをたくさん経験することが大切なのです。

「入試問題の的中」はそんなに重要なことじゃない?

学習塾の広告などで「入試問題を的中!」といったことを謳うものを見ることがあります。
動画でも「中学受験 すらすら解ける魔法ワザ」に掲載された問題で、2019年の入試に出題されたものが紹介されていますが、実は問題を「当てる」ことはそんなに重要なことではないのです。

難関校は「思考の手順」をしっかり身につけた子を選ぶため、出題する問題も思考力や判断力を要求するものを揃えてきます。
だから、思考力を問う問題を集めた「魔法ワザ」のようなテキストの問題が「的中」するのは、実は当たり前のことでもあるのです。

大切なのは「だから解き方を覚えておこう」ということではなく「なるほど、こんな考え方もできるんだ」「じゃあ、こんな問題にも同じような考え方が応用できるんじゃないか」というふうに納得し、応用できる発想、思考力をつけることです。

ぜひ動画を参考にしてみてください。

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この記事を書いた人
主任相談員 辻 義夫 主任相談員 辻 義夫
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