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たまっていくサピックスのプリント、どうやって整理する?

たまっていくサピックスのプリント、どうやって整理する?
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サピックスは首都圏で圧倒的な難関校の合格実績を誇る塾ですが、毎回の授業のテキストがプリント形式というのも特徴です。
ここでは、その「膨大」な量のプリントの整理について考えてみたいと思います。

その場で配布されるプリント

サピックスは「復習主義」を謳う進学塾で、授業で新しい単元を習うその日にプリントを束ねた形式のテキスト1回分が配布されます。
そのテキストの中から指定された問題を演習するのが宿題(サピックスでは家庭学習と呼んでいます)です。

宿題をしていったら、次の授業時にチェックテストがあり、これが毎週の繰り返しです。
そして月1回のマンスリーテスト。これはそこまで数回の授業で習ったことが範囲になります。マンスリーテストの成績でクラスが2〜3上下しますから、テストに向けて子どもたちは復習します。

年に3回(3月・7月・1月)、組分けテストが行われ、これは範囲がないテストです。このテストの結果では、クラスが制限無しで上下することになります。
範囲がないとはいえ、これまで学んできたことからテストの問題は構成されるわけですから、テストに向けて苦手単元や理解できていない問題を復習しておく必要がありますね。

このように、子どもたちは毎週の宿題に加え、マンスリーテストに向けて直近1ヶ月の内容の復習、そして組分けテストに向けての総復習という3つのサイクルで勉強していきます。
プリント形式のテキスト整理も、このサイクルに合わせるといいですね。

「見出し」感覚でプリント整理を

サピックスの毎週のテキストを上手に整理しているご家庭は、「大見出し」「中見出し」「小見出し」の感覚で整理していることが多いようです。

「小見出し」にあたるのが、その週の学習です。もっとも手軽に管理するなら、科目ごとにテキスト・ノートをクリアファイルに入れ、それをファイルボイックスなどに立てておきます。
これが「今週のボックス」です。

次の週にはまた次のテキストを持って帰ってきます。
済んだものは「マンスリーのボックス」に入れていきます。この時も科目別に、パンチ穴を空けてリングファイルに綴じたり、もっと単純に紐で綴じたりしているご家庭もあります。

写真のような薄型のB4版ファイルを利用してもいいですね。

本人、親御さんの気になる問題には付箋などをつけ、解答もいっしょに綴じておくと復習がしやすくなります。
マンスリーごとにファイリングしておくと、組分けテストに向けての復習のときに「あれどこに載ってたっけ・・・」ということが少なくなります。

「テキストを見直す」という発想を捨てる

ただ、それでもたとえば「火成岩」と言われて、さっと過去のテキストを探せるお子さん、親御さんはなかなかいません。
そこで、大切だと思われるものはとにかくノートや大きめの暗記カードに貼り付けておくなどの工夫をしているご家庭もあります。

あるご家庭では、解き直したい問題はとにかく1問ずつ切り抜き、ルーズリーフに貼り付け、答えをその裏に貼り付けて書類ケースに放り込んでおくといった工夫をしていました。

実はサピックスが発行している情報誌「さぴあ」では、テキストの保存期間として「算数・国語は1〜2ヶ月、理科・社会でも1年」とアナウンスしています。
サピックスのカリキュラムは「スパイラル」で、同じ単元を繰り返し習うからとなっているので、前に戻るのではなく今習っていることに集中しなさいとのことのようです。

ただし、やはりマンスリーテスト前には復習をしたいし、テキストに戻って確認したいこともありますね。
理社などは思い切って、使いやすく詳しい市販の事典などを購入して、それで調べてもいいですね。

テキストの整理、特にサピックスは煩雑ですが、工夫のしどころでもありますね。お子さんだけではなかなか難しいですから、親御さんの役割になることが多いですね。がんばりましょう。

この記事を書いた人
主任相談員 辻 義夫 主任相談員 辻 義夫
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