中学受験情報局『かしこい塾の使い方』 -> 親の関わり方 -> 中学受験を成功に導く、親の3つの役割とは

中学受験を成功に導く、親の3つの役割とは

中学受験を成功に導く、親の3つの役割とは
このエントリーをはてなブックマークに追加
公開:

お子さんに中学受験をさせるにあたっての親の役割について、悩まれている方は少なくありません。
解っているようで、どのご家庭も1度は悩まれる、親としての役割。
ここでは、お子さんのために、そして家族それぞれのためにも知っておいていただきたい3つのポイントをお話しします。
悩みや喧嘩の絶えない中学受験にならないためにも、ぜひ参考にしてみてください。

「中学受験をして良かった」
「家族の絆が深まった」

中学受験で得られるのは、決して「志望校合格」だけではありません。
お子さんだけでなく、家族にとってのたくさんの実りを得るためのポイントとは何なのでしょうか。

ポイント1 受験を始める前の親の役割

中学受験で1番大切なのは「受験をしよう」と決断し、スタートさせる前の家族の気持ちの統一です。
これがしっかりできていない家庭は必ずつまずきます。
特にお母さんが一人で抱えこんでしまい、悩んだり、お子さんにきつく当たってしまうご家庭は、家族の気持ちの統一がしっかりできていないことがほとんどなのです。

中学受験は数年間続く大きなイベントです。
塾に通わせれば、成績がいいときも悪い時もあります。
目の前のテストに一喜一憂するばかりでなく、長い目で見て学習の方針を決め、判断しなければなりません。
お子さんが自分から「受験したい」と言い出したことであっても、「中学受験する」というのは家庭の方針として決めましょう。
ご家族全員で成功させるものなのです

お父さんとお母さんの意見が合わないご家庭では、子どもは勉強の負担に加えて、ご両親の間で板挟みになってしまいます。
必ずご夫婦の意見を一致させてスタートすることが必要です。

お子さんに兄弟がいる場合は、兄弟の協力も必要になります。
家族みんなで話し合い、気持ちを1つにしてスタートさせましょう。

ポイント2 受験勉強でつまずいた時の親の役割

どれだけ努力していても成績が伸び悩んだり、思った結果が出ないこともあります。
これはどんな子にもあり得ること。

そんな時、お母さんは落ち着いて対応してあげてください。
お子さんが不安を感じているなら、まずはお母さんが、今お子さんができているところを褒めてあげてください。
目先の結果だけに振り回されないことが大切です。

成績不振を打開するために復習すべきことがあるなら、塾の宿題を取捨選択して、復習の時間を捻出することが必要になります。
一方、成長期のお子さんの睡眠時間を削る訳にはいきません。
そのあたりの時間の「采配」は親の役割になります。

塾の宿題は4年生から5年生、5年生から6年生と量も多くなり、難易度も増します。
ちょっと頑張ればできそうな問題を選び、明らかに今はできないと思われる難問などを捨てる勇気も必要です。

お父さんは、お子さんの学習に直接関わらなくてもいいのですが、お母さんのケアをしてあげてほしいのです。
お母さんは日々の細かいスケジューリングなど、大変な役割を担っています。
「せっかくの休みだから遊ぼう!」などと、お子さんのためにお母さんが決めたスケジュールを勝手に変更するのも考えものです。
必ずお母さんと連携し、勉強するときは勉強、遊ぶときは遊ぶとメリハリをつけてあげたいですね。

受験生は運動不足になりがちで、太ってしまう子供も多いといいます。
たまにはリフレッシュを兼ねて野外に出かけるのもいいでしょう。
時間がない場合は、少し散歩して季節を感じるだけでもいいですね。
親子でいろいろな話をすると、互いにも思わぬ発見があり頭もスッキリします。

一大決心で始めた受験勉強ですが、いろいろ考え合わせた上で「やめる」という判断になった場合も、その決断は家庭としてのもの。
お子さんとも十分話をした上で、家族みんなでその後のフォローをしてあげてください。

ポイント3 受験直前の時の親の役割

入試直前は、お子さんのコンディションを最優先してあげてください。
少しの暇も惜しんで勉強したくなりますが、睡眠時間は必ず確保してあげましょう。
入試直前、お母さんは特に焦りがちですが、親の焦りはお子さんにすぐ伝染します。
逆にお子さんが不安から「落ちたらどうしよう」などと発言する場合は、笑顔で「絶対合格してください」と声をかけてあげましょう。

そして不合格だったときのことも考えておかなければいけません。
お子さんには「合格の予感」をしっかりと持って受験に挑んでほしいですが、親は冷静に「万が一」のことを考えておくことが必要です。
ご家庭の方針にもよりますが、併願校の中に比較的安全に合格できそうな学校を入れておく、といった準備も必要になります。
その学校も「滑り止め」などと呼んだりせず、しっかりそのよさを伝えておいてあげることも忘れてはなりません。

お子さんが今までの人生で1番大きな壁に向かって努力しています。
この時期は親御さんも「気持ちのタフさ」を求められますね。
もちろん目指すは「第一志望校合格」ですが、総合的な「中学受験の成功」を勝ち取ることを意識してください。

どの学校に進学することになっても、親子とも「これでよかった」と思えるよう準備することが大切です。


ここまで、中学受験を成功に導く親の3つの役割を考えてきました。
受験の成否は家庭にあるとも言われます。
今一度、親御さんの役割を見直してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
主任相談員 辻 義夫主任相談員 辻 義夫
メルマガ会員限定特典メルマガ会員限定特典
Copyright (c) 2008-2017 中学受験情報局『かしこい塾の使い方』 All rights reserved.