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中学受験で成功するたったひとつの考え方は「成功の予感」

中学受験で成功するたったひとつの考え方は「成功の予感」
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中学受験を成功させるために、子どもを本当の意味で「やる気」にさせるためには、どうしたらいいのでしょうか。
今回は、子どものモチベーションを上げるために親ができることについてお伝えします。

「もうちょっとがんばればできそう」が大事

大人でもそうだと思いますが、子どもも「もうちょっとがんばれば、なんとかなりそう」ということに対しては、すぐに努力を開始できるのではないでしょうか。
そして一度始めると「今よりもうちょっとがんばろう」と少しずつステップアップを目指すようになります。

逆に、途方もない努力を強いられそうな予感がしたら、やる気はまったく起きません。
「もうちょっとがんばればできそう」ということには、すでに「成功の予感」が含まれています。
これに導かれて努力し、出た成果を味わうことが成功体験です。
その体験を積み重ねていくことが子どもの自信につながり、最後までやり通す力、つらい時を乗り越えるための糧になります。

成功の予感を感じさせる「低い階段」をたくさん作る

中学受験の最終目標はもちろん志望校に合格することですが、説教口調で「もっと勉強量を増やしなさい」「集中しなさい」と子どもに言うのではなく、そこに向かうまでの「低い階段」をたくさん準備してあげてください。

たとえば、テストの点数を上げるために復習の習慣を子どもに身につけたい場合、「テストの点数を上げなさい」「復習を1日に30分、毎日しなさい」と言うのではなく、まずは「この曜日だけ復習をする」や「塾の授業があった日だけ帰ったらすぐ復習をする」など、すぐに子どもが実行できそうなことを提案してみてください。
「それならできそう」と子ども自身が「成功の予感」を感じたら、それに導かれて取り組めるようになります。

子どもに「自分なりにがんばれそうなこと」を見つけさせて、ちょっとがんばれるように仕向けてあげることが、成功体験を作るきっかけになります。
それに励まされて、「次もがんばろう」と思う子どもの姿を見られることは、親にとっても大きな喜びになるのではないでしょうか。

否定の言葉を使わない

「あなたはこの単元ができないんだから勉強しなければ」「前のテストの結果が悪かったからもっと勉強時間を増やしなさい」など、「否定」から始まる話のしかたをしないように気をつけましょう。
否定の言葉を投げかけられると、大人でも子どもでもとても嫌な気持ちになるものです。

また「〜しなければ」「〜しなさい」など義務感を匂わせるような言葉も使わないほうがいいですね。
毎日そんな会話をしていると、子どもが笑顔を見せなくなったり、親子関係にも悪い影響が出てしまいます。

中学受験をする子どもは学校の成績がよい子も多く、そのぶん親も期待をかけていたり、本人もプレッシャーを感じています。
「順位を上げなさい」「どうしてもっといい点数が取れないの」などと言われると、子どももげんなりしてしまいます。
まずは子どものできることや得意なこと、過去の成功体験から話を始め、それをもとに子どもが自信を持って「今やるべきこと」を考えられるように導いてあげるように意識して話すと、子どものモチベーションを上げることができます。

楽しくなければ中学受験は成功しない

志望校合格という高い目標に向けて、まずはひとつひとつの「低い階段」を大切にしましょう。
そしてせっかく中学受験を経験するなら、その過程を子どもと一緒に楽しむことができたら、それがまずは親としての「成功」ではないでしょうか。
お子さんの中学受験の勉強が、家族全員にとって実り多きものになるとよいですね。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康 主任相談員 西村 則康 西村先生に家庭教師に来てほしい方はこちら
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