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子どもの成績がぐんぐん上がる教え方のコツは「達成感」

子どもの成績がぐんぐん上がる教え方のコツは「達成感」
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 子どもは、お母さんやお父さんが見せるちょっとした仕草や言葉に強く影響されます。
今回は、わたしが家庭教師をしている中でどんな風に子どもと接して、どんな風に声をかけているかをお伝えします。ご家庭でもぜひ実践してみてください。

ごく当たり前のことなので気づかないことが多い

 私は家庭教師としてたくさんの家庭に指導にうかがいますが、そのときには必ず、子どもの勉強部屋ではなく、リビングで教えるようにしています。
その理由は、お母さんやお父さんに、私がどうやって子どもと接しているかを見ていただくことです。
家庭での声がけや子どもへの接し方に、子どもは敏感に反応しますが、当たり前のことなのでなかなか家庭では気づきにくいようです。

教え方、接し方の基本

 むずかしい教育理論や、算数や国語などそれぞれの教科の知識は必要ありません。
子どもへの接し方の基本は「達成感を感じさせる」ことです。
たとえば、子どもにわからない問題があったとします。それに対して「これはこうしたらいいんだよ」と、いきなり教えるのではなく、まずは一緒に考える姿勢を示しましょう。
また、「わからないことをもういちど読んでごらん」「これは何を聞かれている問題なのかな?」などと声をかけてみましょう。

 子どもが「こうだと思う」と言ったら、それを聞く姿勢を見せ、「なるほどそういう考え方もあるね。ほかにもあるかな?」などと子どもに自ら発見させるようにします。
それでもなにも出てこないようなら、たとえば算数なら「図にはどんなものがあるかな?線分図と面積図とてんびん図、あとは表とグラフがあるよね。そのなかのどれを使ったら解けそうかな」と少しずつヒントを与えていきましょう。

「自分で考えて解く」という達成感

 教えながら会話をつなげていき、子どもの考えを誘導して「自分で考えて解いた」という達成感を感じさせることが大切なのです。
子どもに「なるほど!」「わかった!」という高揚した感情とともに、問題を解くために必要な知識を頭脳に収納させてあげられるように工夫しましょう。
「これがこうなって、こうだよね。そうすると答えはこれ。わかったかな?」と最初から解き方を解説するだけでは、子どもの記憶も達成感も残りません。

 子どもが最後まで「自分で考えて解く」ということをがんばったら、ほめてあげましょう。「よくがんばったね。やればできるね!」とたくさんほめてあげてください。
そうすることで子どもには強い達成感が残り、中学受験の勉強も少しずつ楽しくなっていき、結果的に成績がぐんぐん伸びていきます。

 小学校低学年のうちからこうした達成感を、日々たくさん積み上げていけたらいいですね。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康 主任相談員 西村 則康 西村先生に家庭教師に来てほしい方はこちら
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