家庭学習で子どものやる気を引き出すための3つの方法とは

家庭学習で子どものやる気を引き出すための3つの方法とは
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家庭学習がなかなか思うように進まないとお困りのご家庭から「どうやったら子どもがやる気になってくれるでしょうか」という相談をよくいただきます。
親はどうしても、間近で子どもに接する時間が長い分、子どもの「できていないこと」が目について、それを指摘してしまいがちですね。

今回の記事では、子どものやる気を引き出す3つの方法について考えてみたいと思います。

「小さな目標」で成功体験を味わわせる

子どもは「ちょっとがんばればできそう」と思える小さな目標を設定すると、動きます。
たとえば九九を覚えるとき、すべての段を「ぜんぶ覚えなさい」と言っても、子どもは「無理だ、できそうにない」と感じるでしょう。
でも「今日は2の段だけやってみよう」「来週は3の段」とひとつずつ覚えることを目標にすれば、最終的に全部覚えることができます。
これは、もっと高学年になって学習内容が難しくなってからも効果的な方法です。

大人もそうなのですが、とても到達できそうにない山の頂を目指せと言われるよりは、まずは行けそうな場所に向かうことを設定し、そこにたどり着くことで達成感を味わうことができます。
それを積み重ねることで、高い場所に到達することができるのです。

親御さんは、子どもが「小さな目標」をクリアするたびに、それを認め、ほめてあげてください。
「すごいね」「えらいね」「がんばったね」と、いつも同じ言葉になってしまってもかまいません。
ほめるときは必ず言葉で伝えてあげましょう。

まちがっても「やって当然」「できるのが当たり前」などと思わないことです。 
「親からほめられること」「親の笑顔」「抱きしめられること」「頭をなでてもらえること」も子どもにとっては最大のごほうびです。

「納得感」でやる気を引き出す

子どものやる気を引き出すために「このページまで終わったら○○を買ってあげる」などモノで釣る方法がありますが、私はあまりおすすめしません。
この効果はあまり長続きしませんし、子どもはすぐにそれに慣れて、喜ぶことさえなくなるからです。

それよりも、本当に自分で納得したという快感を味わうほうが効果的です。
難問に試行錯誤しながらも「がんばっている自分って悪くない」と感じ、そして「なるほど!」「そうか!」という知的好奇心が満たされた快感を感じることが、子どものやる気をどんどん高めます。
「もっと知りたい」「もっといろんなことに興味を持ちたい」という気持ちにつながるでしょう。

「いったん全部なし」にして再スタート

また、子どものやる気がなくなる理由として、やっていないプリントがたまっている、終わるはずだった問題集が進んでない、どこがわからないのかわからない...といった、どうしようもない状況に陥っていることもあるでしょう。

その場合、山積みになっているプリントを、いったん「なし」にしてしまう方法もあります。
実際、私も親御さんと相談したうえで、たまった塾のプリントを子どもの前でガサッとゴミ箱に入れたことがあります。
そうすると、子どもはすべての重荷から解放されたような、うれしそうな表情を見せます。

ここが「次からはどうしたらいいかな」と考えさせるチャンス。
一緒に話し合って無理のない計画を立てて、自分から実行していけるように促してあげましょう。こうした「再スタート」で、子どものやる気を復活させることもできます。

 

それぞれの子どもに合った方法でやる気を引き出し、気持ちよく学習を進めていけたらいいですね。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康 主任相談員 西村 則康 西村先生に家庭教師に来てほしい方はこちら
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