中学受験情報局『かしこい塾の使い方』

入試対策に関するアンケート

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公開: 最終更新日:2022年09月20日

今回のかしこい塾の使い方アンケートでは、中学受験を目指すお子さんをお持ちの親御さんに「入試対策に関するアンケート」について調査しました。

<調査概要>

調査期間

2022年9月6日(火)~13日(火)

調査方法

インターネット調査

回答者数

かしこい塾の使い方メルマガ会員 105名

入試対策として進学塾や家庭教師などを利用していますか?(複数可)

  • ■そろばん
  • ■Web講義を受講
  • ■集団指導塾と個別指導併
  • ■知力の背骨
  • ■通信教育
  • ■進学くらぶ
  • ■四谷大塚の通信教育
  • ■スクールIE
  • ■集団塾、個別を併用

【解説】

集団指導塾を利用が最も多く8割近い結果となりました。その他がその次に多く11%、少人数制塾を利用、個別指導塾を利用が4%、利用していない(家庭学習のみ)は3%、家庭教師を利用が1%という結果となりました。

やはり集団指導塾を利用されている方が多い結果になりました。その他の回答としましては以上のような回答がありました。集団指導塾は、長年講師陣が入試問題の研究を重ねた上でカリキュラムや模試が採用されています。さらにその内容は毎年修正が加えられている、という点で非常に優れているといえます。

しかし、周りの受験生と切磋琢磨できる反面「講師の目が生徒一人ひとりに行き届きにくい」というデメリットもあります。また、マンツーマンで指導を受けられる家庭教師や個別指導塾も費用面やカリキュラム面でリスクがあります。
ですので、例えば、基本的に集団指導塾を利用し、苦手科目の克服や「追い込み」の時期にあたる6年生の後半に限定して家庭教師を利用するなど、お子さんの状況に合わせて利用の仕方を変えるという選択も検討してみる価値があるのではないでしょうか。

(主任相談員 前田 昌宏)

塾などがない平日の家庭学習は1日何時間くらいしていますか?

【解説】

「1時間以上2時間未満」が31%、「2時間以上3時間未満」が29%、「3時間以上4時間未満」が21%、「4時間以上」が13%、「1時間未満」が6%、という結果となりました。

学習計画は、お母さんが一人で立てるのではなく、お子さん自身のペースを観察しながらいっしょに作り上げることをオススメしています。
私がオススメする”西村式学習プランニング”について詳しく書いていきます。

学習プランのベースは3週間かけて作るまず1週目は当日勉強した内容を、お子さんがメモに残していきます2週目には、勉強前に、その日に学習しようと思うものを書き出します。勉強が終わった後、実行できたものを蛍光ペンで消し、できなかったものは翌日に取り掛かるようにします。1週間しっかりメモに残していきましょう。

3週目は、2週間分のメモを見て、「学習しようと思ったこと」と「実行できたこと」を見比べて、参考にしながら3週間目の予定を決めていきます。お子さんのペースで作り上げていくやり方ではありますが、お母さんのサポートは必須です。隣でしっかりサポートをしながら、お子さんの学習量を見極めてあげましょう。

必要に応じて、その都度、学習量などの調節もしていくといいですね。朝学習をオススメしていますが、これにはしっかりとした理由があります。毎朝1時間も2時間も早起きして勉強してほしいという意味ではありません。朝、15分机に向かって学習することを習慣づけることで、生活リズムを身につけられる利点があるのです。

計画を立てながら、お子さんに合った学習サイクルと時間を見つけ、効率良く勉強したいですね。

(主任相談員 西村 則康)

学校や塾以外の市販教材などの問題集を家庭学習で使用していますか?

  • ■魔法ワザを算数文章題で使用
  • ■知力の背骨
  • ■体類題を解く時に使用しています。

【解説】

「市販教材を使用」が49%、「使用していない」が41%、「通信教育教材を使用」が7%、「その他を使用 (具体的に)」が4%、という回答でした。その他の回答としては以上のようなものがありました。

お子さんが塾にお通いなら、塾で使っているテキスト、問題集などがあると思います。それに加えて市販の参考書や問題集を購入するということは、それなりの目的があるはずです。目的に合致したものでないと、お子さんの学習に対する負担が増すだけという結果にもなりかねません。

塾に通っているけれど、苦手な単元の理解を市販テキストを使って深めたいという場合と、必要な知識が身についているかチェックしたいという場合では、選ぶべき参考書、問題集は全く違ってくるのです。たとえばお子さんがどうしても苦手としている単元があるので、塾のテキスト以外で理解を深めたいといった場合は、必要最小限の情報で理解しやすい市販テキストが役に立ちます。簡単に言えば「塾のテキストや授業が難しすぎるので、もっと基本的なところから理解を深めたい」というケースです。

一方、「塾のテキストが易しすぎる」という場合も考えられます。応用レベルの演習問題を補充したいときに役立つのが、文栄堂の「中学入試 最高水準問題集 理科」です。問題ごとに「頻出」「難問」「新傾向」「差がつく」などの表記があり、重要度や頻出度を確認しながら解けるところもよいです。全体的に難度が高めの問題集となっています。

家庭だけで受験を目指す場合や、受験勉強を始めたばかりで理科への興味をもたせたい、といった場合には、図鑑や資料など写真やイラストが多いものがおすすめです。

(主任相談員 辻 義夫)

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受験成功のヒントが見つかるかもしれません。ぜひ参考にご覧くださいね。

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