中学受験 情報 局『かしこい塾の使い方』

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学習のメインはおうちです

家庭学習2012年04月19日19時30分
2011年度から、公立小学校で英語の授業が本格的に始まりました。

週1回、年間35時間のカリキュラムだそうです。

それを聞いて、まるまる2日もないのか~、それで英語ができるようになるのかしら、と思われた方もいるかもしれませんね。たとえば短期留学で数日から数週間外国で暮らすだけで、はるかに多くの時間(この場合すべてがいわゆる「勉強」ではありませんが)英語に囲まれた時間を過ごすわけです。

で、塾の年間カリキュラムを見てみると、たとえば平常授業の算数、年間の講義回数は40回くらいです。

なんだかちょっとだけ不安になりそうな数字ですよね。

そう、塾で習う平常算数の授業って、年間合計でも丸2日ないんです。

それでよくあれだけの事柄を身に付けるなぁ、とお子さんたちの成長と能力に感心したりするわけですが、もちろん年間の算数の学習時間は、たった40時間というわけではありません。

その何倍も、家庭学習をしているんですね。塾の宿題のやり方がよくないと力がつかないのも分かります。

1週間ごとにカリキュラムが進んでいく進学塾の学習は、

①塾での学習 ⇒ ②家庭での復習(宿題) ⇒ ③テスト(による確認)

の繰り返しです。

このうち、大部分を占める②の時間をどう過ごすかがポイントなんですね。

1つの大きなヒントは、「作業のみに陥らないこと」だと思います。

学習の根本、最初のステップは「真似をする」ということですが、いつまでも習った通りに作業だけをしている状態というのは、この最初のステップから抜け出せていない状態といえます。学習にも広がりがなく、あまり楽しくもありません。

前にも書いたことがあるかもしれませんが、

「つるかめ算って、かけて、引いて、割るんでしょ?」

という状態です。

低学年のころは、このような学習に陥っていても、「一生懸命やっている」ことにばかり目が行ってしまい(実際お子さんは一生懸命やっているのですが)、よくないサイクルに陥っていることに気付きにくいものです。

でも、このような状態を続けると、必ずといっていいほど成績は下がります。
学習とはどういうものかが分からない状態が染み付いてしまうので、高学年の段階での方向転換が非常に難しくなってしまったりということもあります。

塾の宿題を3回繰り返すことなどはやめ、あえて普段の生活の中に時間の余裕を設け、考えることに没頭したり、本を読んだりといった時間をつくることが、結果として3回繰り返しをはるかに超える結果となって帰ってきますよ。

この傾向は、実は低学年のお子さんだけに当てはまることではありません。5年生、6年生でも同じ傾向があります。

今年度の塾が始まって3カ月がたとうとしています。

うまく塾を活用できたか検証し、GWに備えましょう!
家庭学習2012年04月19日19時30分

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主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。