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みんなが悩む自由研究、どうする?

かしこい塾の使い方2016年08月03日00時11分
8月に入りました。
夏休みはまだまだあるように
お子さんは感じているかもしれません。
あるいは高学年のお子さんは、
夏期講習の忙しさにめまぐるしい毎日かもしれませんね。
いずれにしても、学校の宿題はどこかでやらなければなりません。
その中でもお子さん、親御さんの頭を悩ませるのが
読書感想文、そして・・・
自由研究!
です。
さて、何をするか決まっているでしょうか?
私がいろんなところでオススメしているのが、
「入試ネタ」です。
■身近でない単元の実験も手軽に
「音と光」という単元があります。
光は目には見えますが、その進路をはっきり目で確かめることは、ふだんの生活ではできません。
しかし、入試問題ではその進路を「線」で示したものが出題されます。
日常で光の進路を「線」で意識できるものがあるかといえば、コンサートなどのスポットライトや会議などでの(子どもたちからは縁遠いでしょうが)レーザーポインターくらいでしょうか。
でも、数百円で通販で買えるもので「光の進路」を確かめる実験はできます。

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大人が会議で使うレーザーポインターほどの光量はないですが、手軽に光の進路を確認できる実験ができます。(通販で購入のLEDライトとダンボール箱で実験)

写真に定規を当ててみると、しっかり光が屈折していることが確認できます。

IMG_3643.jpg
何も購入しなくても、お椀にはった水にお箸をつけるだけでも、光の屈折を確かめることはこきますね。写真ではお箸が曲がって写っています。
こうやって体感することで、それまで身近でなかった単元をぐっと身近に感じることができます。
■実験の前にまず「仮定」を そして実験のあとには「検証」を
お椀に注いだ水にお箸を斜めに入れ、それを斜め前方から見ると、お箸が水面の方に曲がって見えることは、先ほどの写真でも確認しました。
では、実験前に自分はどのような事が起こると予想したか。不確かでもいいので、自分なりに考えたこと、予想、仮定したことを書き記しておきます。
で、実験してみる。自分の予想通りの結果になるかもしれないし、全く違った結果になるかもしれません。
結果がどうだったにせよ、真相はどうなのか、調べ学習です。近頃はインターネットが主流になるかと思いますが、検索、そして調査も技術のいることです。なんというサイトで調べたのか、引用元も実験レポートには明記しておきたいですね。調べたことをノートにとって、レポートに加えてもいいでしょう。
こうやって、仮定し、それを確かめるために実験し、そしてその実験結果を検証するために調べる。ここまでの過程をしっかり記録すれば、どんな実験でも立派なレポートになるものです。
■お盆の休みに親子で
多くの進学塾では、お盆期間は塾が休みになります。その期間のうちの1日、親子で自由研究をしてみませんか?
お子さんだけではなかなか前に進みにくい場合もあるでしょう。そして一方で「自由研究に何日も割いていられない」という中学受験を目指すご家庭ならではの事情もあります。1日でしっかりと実験から検証までを終わらせるプログラムを、8月上旬から考えておキましょう。それをお盆に実行するのがオススメです。
①仮定
②実験
③検証(調べ学習)
この三段階をしっかり押さえた自由研究は、見応えもあり評価もされ、なによりもお子さんの学習の大きなヒントになります。
どんな題材でも構わないので、ぜひ試してみてください。
かしこい塾の使い方2016年08月03日00時11分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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