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中学受験 知らないと損する過去問の入手法と使い方

中学受験 知らないと損する過去問の入手法と使い方
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中学受験を目指しているお子さんにぜひ一通り解いてもらいたいのが、志望校の過去問です。
一般的に、その学校で作成する入試問題は過去問と似たような傾向で出題されることが多く、自分の実力を測ったり、対策を立てるときに役立ちます。

過去問の入手法あれこれ

多くの進学塾では、6年生の夏以降に志望校の過去問を学習にとり入れるよう指示があります。
その過去問ですが、どこで入手できるのでしょうか。
まず、手軽に入手できる方法として無料でダウンロードできるサイトを利用してみましょう。

四谷大塚のサイトでは、会員登録をすれば(登録無料)300以上の中学校の過去問をダウンロードできます(最新のものを含む)。
本文の著作権の関係で、国語の問題はない学校、年度も多いですが、他の科目はだいたい手に入ります。
入試問題の実物をPDF保存したもので、印刷してすぐ使えます。

「中学入試の鉄人」も有名です。
こちらのサイトは過去問を配布しているわけではなく、全国各地の中学校の過去問を無料で配布できるサイトを紹介したり、有料のものしかなければ購入先に案内してくれます。

書籍の状態で欲しいという場合には、書店で販売されている志望校別の過去問集を購入するとよいでしょう。
ネット書店は幅広い取り扱いがあり、近くの書店で見つからないときにもスピーディーに受け取ることができます。

過去問を無料配布している学校があるって本当?

四谷大塚のように、塾のホームページで過去のテスト問題を配布しているケースもありますが、近年では学校ごとに独自のホームページを開設しており、そちらで無料で過去問を配布しているケースが増えてきています。
学校によっては、特別な登録や手続き、申し込みなどが不要でそのままダウンロードできるところもありますので、まずは検索サイトなどで「過去問」「(志望校名)」を検索してみるとよいでしょう。

また、学校の説明会の日に過去問をプリントアウトしたものを配布しているケースもあります。
説明会の受付や日程案内をサイト上で行っている学校もありますので、志望校が決まったらこまめにサイトをチェックしましょう。

書店ではなく志望校から直接購入する方法もあります。
学校の事務室に直接買いに行ったり、遠方の場合には学校に問い合わせて、振り込みや小為替などで支払いを行い、郵送で届けてもらえます。
過去問の取り扱いは学校によって大きく異なりますので、まずは情報収集をするのがおすすめです。

過去問の上手な利用法

過去問は、繰り返し解くだけでは効果が半減します。
過去問で重要なことは科目ごとに適切な解法を短時間で見つける訓練をすることであり、繰り返し解いて良い点が取れるようになったからと言って、本番で好成績が出せるとは限りません。
単純に対応できる問題を増やすのであれば、過去問よりも多くの問題集を解いたほうが有益です。

親のできるサポートとしては、どの科目も過去問はコピーして、1科目ずつ解くように指示することです。
余白の状態や体裁、文字の大きさなどを知ることができる、入試本番で使われた本物の写しを入手できれば理想的です。
解答用紙も実物サイズのものがあればいいですね。

過去問を演習するときは制限時間内で解くようにします。
最初から順番に解くのではなく、できそうな問題を見つけて優先的に解いたり、行き詰ったら後回しにするなど、上手な時間配分を意識するようアドバイスしましょう。
そして、最終的には空欄を残さずすべての解答欄を埋める、といった実践的な工夫も大切なことです。

解き終わったら解答と照らし合わせ、解き方を学んでいきます。
間違った問題は解説を読む、塾の先生に質問するなど対策を取り、得意な部分はより早く解けるよう努力するなど、メリハリのついた勉強をしましょう。
これを繰り返すと、志望校の入試問題でどのくらい点を取る力が今の自分にはあるかがわかってきます。

適切な時間配分と、その学校の入試での「点のとり方」のようなものがわかってくると、ぐっと合格が近づいてきます。


このように、過去問はいろいろな方法で入手でき、志望校対策の仕上げともいえる教材です。
そして、ほぼどこの学校のものも入手可能です。
最新の問題は有料になっていることが多いですが、まずは古い問題集に挑戦して、時間配分や傾向と対策をつかむことから始めましょう。

この記事を書いた人
主任相談員 前田 昌宏主任相談員 前田 昌宏
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