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中学受験の学校説明会はいつから行く?確認するポイントとは?

中学受験の学校説明会はいつから行く?確認するポイントとは?
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学校説明会に行くベストな時期

学校説明会には、小学校5年生の前期、5月頃から行き始めるのがいいでしょう。
子供が小学校6年生になると、塾での勉強などが今まで以上に忙しくなり、だんだんスケジュールに余裕がなくなってきます。
ですので、まだ比較的スケジュールにゆとりがあり、志望校がハッキリ決まっていない5年生の前期から、さまざまな学校をゆっくりと見て回り、授業体験・個別相談などにも参加することをおすすめします。

早く行き始めるほど有利になる!?

中学受験生の保護者の間では、「学校説明会には、なるべく早くから行き始める方が入試で有利になる」という噂があるようですが、実際にはあまり関係はありません。
しかし、このような噂が生まれた背景として考えられる中学受験事情はあります。
それは、周りより少し早く学校説明会に行き始めた分だけ、学校情報や入試問題の傾向など、実際に中学校でしか教えてくれないような情報がいち早く得られるからです。

学校説明会に早くから参加し始めると、学校側が入試の時に得点を上乗せしてくれるなどという優遇措置が行われることはありません。
しかし、実際の中学受験で面接を受ける際に、学校見学に行った印象を話すとポイントが高くなる可能性があるとは考えられるでしょう。

学校説明会でのチェックポイント

学校説明会でのチェックポイント

学校説明会は、校長先生や学校関係者が教育理念など、自校についての説明をしてくれる貴重な機会です。
そこで、説明会へ行ったときにチェックしておいた方がいい4つのポイントを紹介します。

①指導方針

校長先生の言葉として話される指導方針や、どんなことに力点を置いて生徒を育てていこうとしているのかを知ることが重要です。
また、その話をわかりやすく説明されているかもチェックしておきましょう。

②先生たちの雰囲気

校長や各先生、学校関係者が元気のある学校は、今後ますます伸びていく傾向にあります。
一方で大学入試実績が上り調子で入学希望者がどんどん集まるため、説明会で話す先生の勢いと実際に授業を担当している先生との雰囲気に大きな差がある学校もあるようです。
校内見学や授業見学の際には、学校で働いている先生方の雰囲気をしっかり見ておきましょう。

保護者の方の中には、活気が溢れている雰囲気よりも、保守的で落ち着いた雰囲気の学校を好む方もいます。
そのような場合も、先生方の日常的な学校生活の雰囲気から、自分が求める校風であるかどうかを感じ取ってみてください。

③家庭方針との相違

家庭の教育方針や要望を満たせそうな中学校かどうかもポイントです。
わが子に中学・高校でどのような勉強をさせたいのか、どのような学校生活をさせたいのかなど、学校側が説明する内容と家庭の意見が合致しているかを見極めるようにしてください。
ご家庭で希望されることが、その学校に通うことで実現できそうかどうかをしっかり確認しておきましょう。

④校長の入れ替わり

学校の方針は、校長の交代によって突然大きく変わることがあります。
今までマイペースに勉強を進められる中学だったとしても、大学への進学実績を重視する校長に変わった途端、かなりタイトに勉強させ始めることもあります。
反対に、大学への進学に注力している中学校だったとしても、経験や感性を重視する校長に変わったことで、勉強がハードでなくなることもあります。
校長が変わる可能性のある学校は、方針の変更があるかどうかにも注目してください。

アンケートに塾名を書く欄があるのはなぜ?

学校説明会に行った際、記入を求められるアンケート用紙に「通塾している塾名」を書く欄が設けられている場合があります。
なぜ塾名を記入する必要があるのか、疑問に思われる方の声を耳にすることがありますが、実はこれには意味があるのです。

配られるアンケートに塾名を書くことによって、学校側から塾に向けて「塾対象の説明会の案内」や「学校案内」が送られることがあります。
塾の先生が中学校の説明会に参加したからといって、その塾の生徒が入試で優遇されるということはありませんが、塾にいち早く情報が集まる分、受験生にとってはメリットになると言えます。
今後の情報収集のためにも、学校説明会では塾名の欄を必ず記入しておくようにしてください。

学校説明会に行った後にすること

学校説明会に言った後にすること

学校説明会にいざ行ってみると、行く前に抱いていた中学校のイメージとは違う場合もあります。
子どもと一緒に学校説明会に行ったのであれば、学校の印象はどうだったかを率直に話してもらいましょう。
そして、親子で「実際に行ってみてどうだったのか」という感想を話す機会を設けるようにしてください。
実際にあったケースでは、
「憧れを持っていた学校だったけれど、いざ行ってみたら想像と違う雰囲気だったので、第一志望から外れた」
というご家庭もありました。

また、「説明会で話されていたことが、本当なのかどうかを塾の先生に確認したい」という保護者の方もいるようですが、個人的にはあまり必要のないことだと思います。
なぜなら学校選びは、実際に中学校に通う本人と学校との相性が大事だからです。
塾の先生の話ではなく、本人や保護者が学校に行った感触を大切にしてください。

共働き家庭の日程調整

両親が共働きのため二人とも忙しく、なかなか説明会の日程調整が難しいという保護者の方も少なくありません。
もちろん、学校側もそのような事情を充分に理解しているため、遅い時間帯に何度も説明会を開催していることがあります。

共働きであっても、どこかで参加できる時間帯はあると思います。
忙しい方たちであれば、出来るだけ早めにスケジュールを組んで、1日でも参加するように日程調整を行いましょう。
また、説明会の日程によって内容が変わるということはないので、安心してください。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康主任相談員 西村 則康
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