【中学受験4年生】11月の家庭学習、どこを見直す?7つのチェックで確認

4年生の2学期も後半に入ると、塾で扱う内容が少しずつ難しくなり、家庭学習の中でも小さなズレが見え始めます。
宿題はやっている。テスト直しもしている。授業でも「分かった」と言っている。それでも、前に習ったはずなのにテストになると解けない、算数の基本問題で思った以上に失点する――そんなことはないでしょうか。
こうしたときに、まず確認したいのは勉強量ではなく、家庭学習のどこでうまくつながっていないのかです。
SELF CHECK
4年生11月の家庭学習チェック
最近のお子さんに当てはまるものを、すべて選んでください。今の家庭学習で、どこを少し見直すとよいかを確認するためのチェックです。
当てはまる解説を確認してみましょう
チェックの組み合わせから、特に確認したい項目を表示しています。複数出た場合も、すべてを一度に直す必要はありません。
① 宿題はしているのに、授業で習ったことが残っていない
チェック1・4に当てはまったお子さんは、「授業内容を思い出す時間」が足りていない可能性があります。
塾の宿題はきちんとやっている。授業直後の問題なら解くこともできる。それなのに「今日の授業では何を習ったの?」と聞くとうまく説明できなかったり、月例テストになると以前習った解き方を思い出せなかったりする。
この場合、勉強していないわけではありません。むしろ、授業を受けてから宿題に入るまでの間に「何を習ったのかを思い出す」という作業が抜けている可能性があります。
確認したいのは「問題を見れば思い出せるか」ではなく、何も見ない状態から、授業で何を習ったか思い出せるかです。
② テスト直しが「もう一度正解する作業」になっている
チェック2・5に当てはまったお子さんは、間違えた原因を残したまま次の学習へ進んでいる可能性があります。
テストが返ってきたら、間違えた問題をもう一度解く。今度はできた。そこで「直し終了」としていないでしょうか。
一度正解できたとしても、最初に間違えた原因まで解消されたとは限りません。考え方そのものが分からなかったのか、習ったことを思い出せなかったのか、問題文の条件を読み落としたのか。原因によって次にするべき勉強は違います。
③ 算数で、教えてもらった解き方を自分で再現できていない
チェック3・7に当てはまったお子さんは、「算数の基本問題を自分で再現する力」を確認してみてください。
授業中に先生の説明を聞いたときには分かる。先生が書いた式や図を見れば意味も分かる。それでも確認テストになると、自分では式を立てられない、授業で使った図を書けない、どこから解き始めればよいか分からないことがあります。
4年生の算数では、教えてもらった解き方を、自分の手で再現できるところまで家庭学習で練習することが大切です。「分かった」から「自分で式や図を書いて最後まで解ける」へ進めることで、基本問題を使える力に変えていきます。
「分かった」を、テストでも「解ける」に変えるには?
算数の基本問題を、自分で再現して解ける状態にする家庭学習を解説する記事へつなぎます。
④ 家庭学習が「その日の状況任せ」になっている
チェック6に加えて、1・4・5のいずれかにも当てはまる場合は、家庭学習のサイクルを一度確認してみてください。
塾のない日は毎日同じ時間に勉強しなければいけない、ということではありません。確認したいのは、時間が日によって変わることではなく、その日の状況によって「本来やっておきたかった学習」まで消えてしまっていないかです。
4年生の家庭学習では、完璧な時間割よりも、授業・復習・宿題・テスト直しが1週間の中でどうつながっているかを見ることが大切です。
4年生の1週間、家庭学習をどう回す?
授業・宿題・復習・テストを1週間のサイクルとして組み立てる一般向け記事を新しく作り、その中で具体例として四谷大塚4年生のお悩み記事も紹介します。
