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朝学習を習慣化させるには

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更新: 2017年05月25日 公開:

夏までに朝学習の習慣を

6月は、季節でいえば梅雨。雨が多く鬱陶しい季節です。気温も高くなり、大人も子どもも何かと体力を奪われがちな季節ですね。特に小学生のお子さんたちは、学校でプールの授業なども始まり、疲れがたまりやすい時期といえるでしょう。

規則正しい生活を心がけ、体調を崩さないよう気をつけたいところですが、ここで2つ気をつけたいことがあります。1つは、朝学習の習慣がないお子さんはこの時期に習慣づけてしまいたいということ、そしてもう1つが、睡眠時間を絶対に削らないということです。

朝学習の習慣がもたらす効果

朝学習の習慣をつけるポイントは、あまり欲張った予定にしないこと。いつもより30分早く起きて、漢字と計算をする、くらいの感じでスタートするのが良いようです。たとえば急にいつもより2時間も早起きすると、体のリズムが急にはついてきてくれず、その2時間が軽い時差ボケのような状態になってしまい、逆に体調を崩してしまいかねません。

朝学習は、運動するときのウォーミングアップのような効果を1日にもたらしてくれます。つまり、そのあとの行動すべてをスッキリとした頭で行なうことができ、もちろん学校での学習効果も高まるはずです。

夏に向けて

では、なぜ6月中に朝学習の習慣をつけるのか。その本当の目的は、夏休みへの準備です。夏には塾の夏期講習があるはずですが、塾や学年によってはそれが午前中から始まることも珍しくありません。塾の夏期講習の授業を、眠い目をこすりながら出かけて行って受けるのと、もうすでに準備運動を済ませた状態のスッキリした頭で受けるのには、大きな違いがあることはいうまでもありません。

夏期講習の授業が午後からだとすると、午前中はその宿題をする時間になります。この場合も、スッキリした頭で取り組めれば効率よく進めることができますね。

睡眠時間を削るのは禁物

朝学習をすると決めたら、その時間からさかのぼって無理のない就寝時刻を決めましょう。睡眠時間を削ることは、百害あって一利無しです。睡眠は健康と成長の最大の要因の1つ。お子さんにピッタリの睡眠時間を把握し、必ず守るようにしましょう。

睡眠時間を確保した上で、その残り時間の中で1日の計画を立てることが大切です。また睡眠時間だけでなく、睡眠の質にもこだわりたいところです。夕食の時間を就寝時刻から遠ざけ、寝る前にはテレビ、ゲームや携帯電話を避けさせるのがいいですね。

土日も朝学習するの?

土曜日、日曜日や祝日なども、朝学習をするほうが良いのでしょうか。

人の体は、1日のリズムを覚えています。毎日同じ時間に同じように行動するのが、体にとっても自然なのです。土日だけ急にお昼まで寝るなど、急にいつもと違った生活行動をすると、体調不良のもとにもなります。体調が悪い時などを除き、休日も平日と同じ時刻に寝起きするのがよいでしょう。

どんな朝学習をすればいいの?

朝学習というと、漢字や計算などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。でも同じように漢字と計算の学習をするとしても、工夫次第でその効果は大きく違ってきます。

ポイントは、声を出すことと体や手を動かすこと。まずは学習の前に、軽く体を動かします。ラジオ体操など3分程度でできるので良いですね。そして声を出す学習を採り入れます。音読をしたり、漢字の読みを声に出しながら確認するなど、効果が上がります。読みながら、その漢字に◯印をつける学習法などもあります。

計算も、前半5分は手を動かして筆算で解く計算練習、後半5分は工夫して解く問題を中心に行うなど、飽きにくく、学習効果が上がるメニューの工夫は様々です。学習が単調にならないよう工夫するのが朝学習を習慣化させるポイントです。

夏を見据えて、そろそろ始めてみませんか?

この記事を書いた人
主任相談員 小川 大介主任相談員 小川 大介
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