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中学受験 必要な勉強量はどのくらい?

中学受験 必要な勉強量はどのくらい?
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お子さんの中学受験を考えているご家庭の親御さんなら、その勉強量や勉強法はとても気になることでしょう。
中学受験に向けて学習を始めたご家庭でも、勉強量については常に考える必要があることです。

「もっと勉強させた方がいいのかな?」
「勉強時間を減らしてあげた方がいい?」
「他の子はどれくらい勉強しているの?」

考えてもなかなか答えが出にくい問題ですね。
今回は、中学受験に必要な勉強量と、その付き合い方についてお話しします。

入試までの学習時間

小学校4年生(多くの中学受験塾では2月から新年度が始まるので、実際には小学校3年生の2月)から受験勉強を始めるお子さんが多いのですが、大手進学塾では学年が上がるごとに授業時間や宿題が増え、家庭学習の課題も増えていきます。
土日の特訓や夏期講習、志望校別特訓など、学年が上がるにつれて受験勉強中心の生活になっていきます。

4年生のうちは他の習い事をしながらでも頑張れるお子さんは多いですが、5.6年生になると厳しくなってきます。
特に6年生は家族で出かける時間もない程、休みの日は全て塾や学習に費やすることになります。

大手進学塾では多くのお子さんにとって解ききれない程の宿題が出され、家庭学習では復習する時間も取れず、宿題を終わらせるのでいっぱいになりがちです。

優先するべきことは、授業の復習です。
宿題も、必ず解ける問題や全くわからない問題を捨てる勇気を持ちましょう。
睡眠時間を削って勉強することだけは避けたいですね。

大手進学塾の学習量

ある進学塾では、6年生の1年間のテキストやプリントをすべて積み上げると、160センチの女性の身長を超えるほどの高さになります。
想像するだけでも凄い量です。

「そんな量をうちの子はできない」

そう感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、この量を全てこなせるお子さんは、実はほんの一握りです。
しかし全てこなさなくても、中学受験までにする学習がとてつもない量であることは確かです。
進学塾ではカリキュラムがあるので、お子さんの受験に必要となる量は学習できるという利点があります。
何から勉強すればいいのか、何を学べばいいのか分からなくなることが防げ、必要な学習が明確になりやすいのです。

学習量はもちろん多いですが、お母さんが取捨選択を手伝うことでお子さんに必要な問題を選んで取り組みたいですね。

入試までの時間を把握する

学ぶ事がたくさんあっても、中学受験は時間に限りがあるもの。
受験生にとって「使える時間」を把握することはとても大切です。
高学年になると塾の授業も増え、宿題もある中でいかに自分の学習時間を作れるかがポイントになります。
塾に通っているお子さんは小学6年生までの時間割りをもらい、先々どのような生活になっていきそうかを把握することから始めましょう。

宿題に使う時間、復習をする時間など、それぞれにどのくらいの時間がかかりそうか予想して、毎月勉強のスケジュールを立てるといいでしょう。
スケジュールを立てるのはお母さんの仕事です。
勉強はお子さんが、勉強のスケジュール管理はお母さんが、といった役割をしっかり決めて挑まなければ学習量や時間に押しつぶされかねません。

効率よく時間を使うという視点が中学受験には必要です。
特に小学校6年生になると週に4日から6日は塾があります。
季節ごと(春・夏・冬)の講習も、
平日 13時10分から19時50分
土曜 10時10分から18時25分
など、時間割を見ても相当な量だとわかります。
大手進学塾に通うということは、学校が終わってから就寝までの時間の多くを塾と家庭学習に費やするという覚悟が必要です。

取捨選択がポイント

やらなければいけないことが山積みになり、予定もぎっしり。
お子さんもお母さんもどんどんパンクしてしまわないように、講習なども取捨選択しましょう。
必ず受けなければいけないというものはありません。

  • 塾での勉強
  • 塾の宿題
  • 塾のテストにむけた勉強
  • 復習
  • 学校の授業
  • 学校の宿題

お子さんにとって、今の学習量が適切であるかどうかを、常に考えてあげる必要があります。

お母さんにお願いしたいことは
"課題にどれくらい時間をかけているか"を把握することです。
長くかかりすぎているようなら、お子さんの学習量を減らしてあげることも必要です。

たくさん量をこなすことだけに必死になるよりも、お子さんのペースに合わせる勇気を持って、今の課題を確実に解けるようになることを考えてください。
塾での学習量、家庭学習、学校の学習を全てこなすことが中学受験の合格に繋がるわけではなく、それぞれのお子さんに合った学習量やペースをお母さんが一緒に考えることが必要です。

量にとらわれすぎず、お子さんの現状に最善の学習量を見極めることが志望校合格への近道です。

この記事を書いた人
主任相談員 前田 昌宏主任相談員 前田 昌宏
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