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ノートの使い方で塾の成績を上げる方法

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更新: 2017年05月25日 公開:

算数ノートを分類しよう

ノートを工夫することで、学習の効率は大きく変わるものです。ここでは、算数のノートに関して考えてみましょう。まず算数の学習に必要なノートの種類を目的別に分類してみます。

  • ①授業内容を記録するノート
  • ②宿題をするノート
  • ③テストの間違い直しをするノート

これらのうち、まとめることが可能なものは①と③、まとめることが不可能なものは②でしょう。(注:塾によっては、ノートをまとめない方針の塾もあります。)

①の授業内容を記録するノートは、一般に講座ごとに分けているお子さんが多いと思いますが、これを思い切って1冊にしてみませんか? カバンの中も、机の上もスッキリ!それを機に、毎回の授業ごとに日付、講座名、講義Noを書く習慣をつけるとよいですね。

②の宿題ノートについては、浜学園の「浜ノート(一般コースの宿題を記入するように指定されたもの)」のように、市販のノートを使用できない塾があります。一方、日能研やサピックスは市販ノートや塾販売ノートに宿題を記入します。
しかし、いずれの塾でも担当講師に点検をしてもらうためには、講座ごとに分けておくことが必要でしょう。ここは工夫の余地がなさそうです。

③のテストの間違い直しをするノートは作らずに、テスト用紙そのものに書き込んでおられるお子さんも多いのでは? 宿題プリントに復習テスト直しの記入欄がある塾もありますね。テスト直しは提出が義務付けている場合もあれば、そうでない場合もありますが、テスト直しの習慣をつけるという意味でノートを作るのもよいでしょう。

授業用の算数ノートを工夫しよう

授業用の算数ノートは何のためにあるのでしょうか?

  • ①ノートを取ることによって学習している内容を「聞くこと+黒板を見ること」による、聴覚&視覚の活用に加えて、説明を書き取るという作業を重ねることで理解と記憶を強化するため。
  • ②塾での居残り時間や家に帰って宿題をするときの参考書として。
  • ③テスト前などの復習するとき、印刷されたテキストよりも自分の書いた字を見ることで、塾でその内容を学んだときの映像がよみがえり、「そういえば、○○先生は『××が大切だよ。』といっていたなぁ。」や、「あのとき、△△先生のダジャレがすべって、みんなで大笑いしたっけ...。」といったことから学んだ内容を強く印象付けるため。

授業用のノートは、このような目的のためにつくられているんですね。

ところで、お子さんの授業用ノートをパッと見たとき、目につくことは?

  • A) 黒、青、赤、緑、黄、紫...と多くの色ペンやラインマーカーを駆使し、きれいで見やすいノート
  • B) 授業をよく聞いて一つたりとも漏らさぬようびっしりと書かれたノート

他にも色々なノートがあると思います。

A)のようなノートは後で見たときにとても見やすいことだと思われます。このようなノートを取られるお子さんの場合、以下の点がクリアされていればこのままでよいでしょう。

  • ノートを書くことも、授業を聞くことも両立できている
  • ラインマーカーを本来の用途通りに使われている

もし、お子さんが見やすいノートを作ることに集中するあまり、「授業を聞く」ということが不十分だなと感じるようなら、色ペンの本数を減らしましょう。先生と同じ色を使うことに注意力を奪われている可能性があります。

お父さん、お母さんがお手本を

B)のようにぎっしり書いてあるノートの場合、書いているときは「家に帰ってお母さんに見られた時、すごく勉強したって思ってもらえそうだぞ。」なんて考えているのかもしれません。まだ、ノートを書き取るのがうまくなかった低学年ごろに、隙間だらけのノートをお母さんに見られて「ちゃんと勉強してきたの?」なんて言われたことを覚えているのかもしれません。

でも、結局、振り返ってノートを見るときにどこに何が書かれているのかわかりにくいことが往々にしてあります。

お父さんやお母さんの手帳をお子さんが見たことはありますか?大人にとって、手帳の月間、週間予定表の狭い枠内に約束の時刻や用件などを書くことは当たり前のことなのですが、お子さんにとっては「小さな文字で決められた区画にきちんと書かれている」美しいノートに見えているかもしれません。

お父さんやお母さんが書かれたもので、お子さんの目につくものはよいお手本になります。ホワイトボードや大判のカレンダーへの書き込みなど、ぜひ素敵なお手本をお子さんの身近なところに置いてあげてください。

また、ノートを開いたときの左右のページの使い分けも有効な手段です。先生が説明のときに黒板に書いた説明や図は左側、問題演習は右側、といった使い分けです。少々スペースが余っても、贅沢にスペースを使うことがポイントです。余白には、気づいたことや先生が解説のときに言ったこと、家で復習中にわかったこと、思い出したことなどを書き込めるからです。

このように、算数以外にも応用できるノートの工夫、なかなか塾では教えてくれません。だからこそ、お父さん、お母さんのアイデアをお子さんに伝えてあげるようにしましょう。

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この記事を書いた人
主任相談員 小川 大介主任相談員 小川 大介
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