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中学受験 学年別 効果の上がる勉強法とは

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学年に応じた学習法を極める

中学受験の勉強をする中で体感することは、学年に応じて学習法を変えなければいけないということです。
最初は手探り状態で始められる方も多いですが、勉強の仕方やポイントをおさえる方法やタイミングを知っていれば、学年が変わっても急に伸び悩んだり、原因がわからないまま不安になることが防ぎやすくなります。
今回は学年別 学習法のポイントについてお話しします。

小学校4年生の勉強法

4年生から5年生に上がると急に成績が伸び悩むお子さんが増えます。
これは4年生に比べ、5年生からの学習の量が増えるからです。 勉強の質も変わり、応用力も必要になってきます。
4年生の時には暗記学習や詰め込み学習で良い点が取れていたお子さんも、5年生の学習には今までと同じ学習法ではいけません。

5年生から変えるのが良いということではなく、本来なら4年生のうちから、 「なぜ答えがこうなるのか」 「計算の順番はこうなんだ」と納得しながら"問題を解くための考え方"をしっかり身につけてほしいのです。

4年生のうちに大切なのは

  • 勉強の習慣をつける
  • 5年生からの本格的な勉強に備える
  • ということ。

塾に通う日数も宿題も少ないから、時間に余裕はあります。
しかし時間があるからといってがんばり方を間違えると、結果マイナスに働く場合があるのです。
その間違ったがんばり方は、同じ問題を繰り返し解かせることです。
何度も何度も同じ問題を解き、解き方を覚えてしまうことが落とし穴なのです。 一見良い学習に思われがちですが、違う角度から出題されたら解けないといったことが増えていきます。

同じ数字や問題文なら解けても、数字が変わったり別の文章で出されると解らなくなってしまう子は少なくありません。
小学4年生の勉強では、「勉強の基本となるスタイル」を身につけて、「なぜそうなるのか」を考えられるようにしてほしいのです。
この基本さえできるようになれば、勉強が嫌になりにくく、レベルが上ってもきっと乗り越えていけます。

小学5年生の勉強法

小学5年生から中学受験に向けた本格的な実践演習が始まります。
塾の時間や宿題の量も大幅に増え、習い事も一時的にストップしなければ授業についていけないお子さんも増えます。
5年生の勉強は、4年生で学習したことをベースにしていますが、4年生でしっかりベースを作っていなければ5年生の学習につまづき、「学ぶことの楽しさ」を感じられません。

つまずきを感じたら、「どうにかなる」ではなく、すぐに基礎に戻り復習しましょう。
5年生から入塾するお子さんについては、春休みの空き時間に4年生内容を学習することも必要になります。

5年生の学習で得て欲しいのは、ことがらについての知識を全て並べ、様々な方向から問題を見ていく「知識の使い方」です。
間違った問題には、しっかりと問題を解いていく過程を確認し、「どこで間違ったか」「次回から間違わないためにはどうしたらいいか」を考えます。

解き方や手順、組み合わせの異なる問題が増えていきますから、問題によって何を求められているか、どんなパターンの問題かを素早く読み取る訓練が出来るといいですね。

6年生の勉強法

6年生になると更に学習量、宿題、塾に通う日数が増えます。
宿題を今日中に仕上げる、こなすことに精一杯になりがちです。
その結果、順序をおって理解しよう、しっかりと納得しよう、ということができない状態に追い込まれるお子さんが増えます。

毎月毎週、復習テストや合否判定などがあり、目の前のテストに向けた学習になりがちですが、まずは毎週のテスト結果に惑わされないこと。
宿題は取捨選択が大切です。まったくわからない問題に長い時間を費やしたり、楽に解ける問題を何度も繰り返しやる必要はありません。
それよりは、もう少しがんばれば解けそう、という問題を解けるようにしていきましょう。

志望校がはっきり決まってきたら、ますます取捨選択が必要です。
学校によって出ない問題パターンなどがあります。
志望校合格に必要な問題をしっかりと選び学習していくことが大切なのです。

1週間のタイムスケジュールを作ることも大切です。
これはお母さんにお願いしたいことです。 注意すべきことは、その時間にやるべき事を決めたら、それができても欲張らないこと。
これが終わったらすぐにコレ! 早くやらせなければいけない! とお母さんが焦ってはいけません。

睡眠時間は必ずしっかりとることも気をつけてあげましょう。 睡眠時間を減らしてまで学習しても意味がありません。しっかり身体を休ませてあげることは何よりも大切です。
中学受験は長い道のりです。 一段一段お子さんが努力して登る階段です。時にはお母さんが手を握り、家族が支えあい、登る階段でもあります。

「中学受験をして良かった」そう思える結果になればいいですね。
苦しい学習ではなく、学ぶ楽しさを感じられるように、教える立場の私達も成長していかなければいけません。
お子さんには勉強の魅力を感じながら、目標に向かって頑張ってもらいたいですね。

この記事を書いた人
主任相談員 小川 大介 主任相談員 小川 大介
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