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中学受験 上手にスケジュールを立てるにはどうすればいい?

中学受験 上手にスケジュールを立てるにはどうすればいい?
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2020年にセンター試験に代わる「新テスト」導入が決まり、これまでになく私立・公立の中高一貫校に注目が集まっています。
難関を突破するため、多くのお子さんが塾に通い準備を始めます。
しかし塾は進度が早く、宿題や復習の時間が足りなくなりがちですね。
上手にスケジュールを立てるには、どのようにしたら良いのでしょうか?

まずは塾のカリキュラムをチェック

新学期(進学塾の場合はほとんどが2月)のはじめに予定表やカリキュラムが配布されたら、6ヶ月先までのテストの日程や教科別のカリキュラムに目を通し、カレンダーや手帳に記入します。
次に一ヶ月ごと・一週間ごとにどんな内容を学習するかを見て、復習日を決めます。
例えば算数を月曜日に習う時は、火曜日を復習日に設定して集中して学習する日にします。
これで「今日何をやるべきか」がはっきりして取りかかりやすくなります。
ただし、復習日を火曜日に決めたら月曜の塾のあとには何もやらないのではなく、「今日何を習ったか」をざっくりとでいいので思い出させるようにします。
これで火曜の復習のはかどりが大きく違ってきます。

ここで大事なのが、苦手分野を初めて習う時期と、再度学習する時期です。
例えば5月と8月に算数の平面図形の学習がある時は、その両月の間で習ったことを忘れてしまい、苦手意識が芽生えないよう、学習時間をとりましょう。
塾で使っているテキストの解き直しでいいので、計画的に予定に組み込んでおくのがポイントです。
カリキュラム表を学習ノートに貼ってあげると、お子さんにもわかりやすくなります。

また、社会の「歴史」の学習が始まる前に「地理」はある程度おさえておく必要があります。
歴史にも地名が頻繁に出るので、基本的な知識がないと理解に時間がかかってしまいます。

塾の偏差値や成績を上げるためには、「いかに苦手科目を平均値まで持っていくか」が重要になります。
そのためにはお子さんの苦手分野をつかみ、塾のカリキュラムを上手に利用して学習するのが近道です。

塾がない平日で大切なのは「メリハリ」

いざ塾に通い始めると、お子さんは学校との両立で大変忙しくなります。
高学年になると、学校のクラブや委員会で手伝う機会も増えてきます。スケジュールをある程度立てておかないと、学校から帰ってきたらバタバタと塾に通っているだけで、なんとなく一週間が終わってしまう事にもなりかねません。
学校の予定表を確認して、午前授業などの早く帰宅できる日を必ず確認してスケジュールに組み込んでおきましょう。

このようなゆとりのある日には、算数などじっくり考える教科や、テストの復習などがおすすめです。
クラブなどがある日や運動会のシーズンは疲れて帰宅する事が多いので、学習も短時間で区切ってみましょう。
次の日も元気に過ごすために、早めに休む事も必要です。
疲れが抜けないとしっかり考える事が出来なくなります。
親は毎日同じペースで学習する事を望みがちですが、小学生が連日長時間学習する事はまだ難しいものです。

早めに帰宅した日は「じっくり型の学習」、遅い帰宅や疲れている日は「短時間で切り上げる暗記物」などメリハリをつけた方が能率も上がります。
また息抜きの時間もうまく取り入れて気分転換をすると、気持ちも新たに学習に取り組むことが出来ます。

スケジュールは一度立てたら終わりではない

スケジュールを立てたら、しばらくその通りに学習してみます。
おそらく修正が必要な点が出てくるので、適宜修正します。
「一度立てたスケジュールは変えない方が良い」と言われる事がありますが、お子さんの指摘も取り入れてどんどん修正しましょう。
この場合、目的達成のためにはどのようにしたら良いかを考える事が大切です。

「算数の成績を偏差値55にしたいので苦手部分を復習するための時間を増やしたい」
「社会は得意なのでその時間を算数に充てたい」
などと考えていきます。
全教科を同じように学習する必要はなく、直前期になるまでは、苦手科目の克服を重点的に考えます。

子どもの様子をよく見て、あまりに無理なスケジュールになっていないかも注意しましょう。 自分だったらこのスケジュールが出来るかどうか、一度立ち止まって考えてみることも大切です。

受験は長丁場なので体調をくずさないよう、毎日の学習をリズムよく進める事が大事です。
いったん寝込んだりするとペースを取り戻すのに意外と時間がかかります。
思い通りにスケジュールが進まなかった時のために、一週間に一日は調整日を設けて学習を終わらせましょう。
もし全ての学習が終わっていたら、思い切ってリフレッシュするのもいいですね。

まとめ

上手にスケジュールを立てるには、塾の予定表やカリキュラム、学校の予定表などのチェックが大切です。

  • 早めに帰宅する日は「じっくり学習」、遅い日や疲れている日は「短時間で切り上げる学習」とメリハリをつける
  • スケジュールは状況により適宜修正をして、お子さんに合ったより良い物にする

以上の2点を心に留め、上手くスケジュールと立ててください。

この記事を書いた人
主任相談員 前田 昌宏主任相談員 前田 昌宏
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