辻義夫の中学受験に打ち勝つ家庭学習法

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辻義夫の中学受験に打ち勝つ家庭学習法
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ゴールデンウィークは勉強、遊びの両方を

ゴールデンウィークが近づいています。


5年生までのお子さんたちは、塾が一週間まるまる休みになる、というケースが多いですね。


まさに絶好の復習、弱点補強のチャンスですが、できれば「勉強ばかりになる」という状況は避けてあげたいところです。



■ 勉強はテーマを決めて、欲張りすぎず


ゴールデンウィークの学習ですが、塾からは結構な量の宿題が出ていますよね?


塾としては、一週間まるまる休みになる期間、できれば効果的にこれまでの復習をしてほしいと考えているものの、本来「やるべきこと」はお子さん一人ひとり違うわけですから、個別具体的に「君はこれをやりなさい」と指示が与えられません。


だから広く浅く、という宿題になりがちですが、それだけをただ単にやっていても「一通りこなしたけど、効果があったのやら・・・」となりがちです。


宿題はやらせないわけにもいかないのですが、できればその宿題の中でも「うちの子が重点的に取り組むべき分野」をはっきりさせた上で取り組むのがいいですね。

2月に新学年が始まってから、春期講習後くらいまでのテストを振り返り、「テコ入れ」しておきたい単元などをリストアップしておきましょう。


具体的な方法はいろいろなところでお伝えしているとおりなのですが、下記のようにテストの成績とともに配布される「正答率表」を活用します。


1. テストの「正答率表」を見て、「100−お子さんの偏差値」よりも正答率が高い問題をマーカーでチェック


2. 1.の数が多い分野を復習、小問ごとにどんな問題かを確認し、塾のテキストや問題集などで似た問題を演習する


3. 2.とともに、間違った問題だけでなくその「分野」をちょっと広く復習する


でいいですね。


丁寧な復習の方法ですから、間違った問題すべてにおいて実行するのは難しいかもしれません。

「特にここだけは」というものに絞って、欲張りすぎずに取り組むのがポイントです。



■ 「お出かけ」すべてがダメではない


「まん延防止措置」が出ている都府県もあり、なかなか外出がしづらいですが、家庭でできる遊びなども含めて「勉強と遊び」のバランスを考えた予定を立てて実行しましょう。


【動画】中学受験 ゴールデンウィークの過ごし方


でもご紹介しているのですが、感染対策をしっかりしての「ちょっとしたお出かけ」は「すべて中止」でなくてもよいと僕は考えています。

たとえば電車でのお出かけにくらべて、自家用車なら不特定多数の人と接する機会は大幅に減らすことができます。


わざわざ遠くに出かけなくても、近場でちょっとアカデミックなお出かけ、というのもおすすめです。


たとえば東京にお住まいの方なら、都内の奥多摩や伊豆大島など日帰りで出かけられて本格的な地層観察ができるスポットが多くあります。


大島なら「地層切断面」が有名ですし、奥多摩にも檜原鍾乳洞をはじめ見るべき地学スポットは数多くあります。

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伊豆大島の地層切断面。この道路を作る工事で出現した断面だそうです。

太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレート、北アメリカプレートの4つがひしめき合う日本は、世界でも有数の地学スポットです。

地元で地層が観察できる場所があるか、ぜひ調べみてください。



■ 出かけなくてもできる「おうち理科」


定期的にYou Tubeの動画を撮影して配信しているのですが、先日公開した動画では「おうち理科」についておすすめしています。


春にピッタリの「おうち理科」3選


動画で詳しくお伝えしているのですが、出かけなくても家でできる「理科」はたくさんあります。


お風呂は大量の水(お湯)に毎日のように触れられる貴重な場所なので、いろんなものをお風呂実って入って実験するといいですね。


キッチンもまさに「理科実験室」だし、料理は化学の現場です。



ゴールデンウィークに限らずですが、日常の中でいかに楽しんで学ぶかを考えてみることは、勉強だけでなく生活そのものにも彩りを添えてくれるものと思います。


ぜひ試してみましょう。

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おうち理科 / 家庭学習 / 身のまわりの理科2021年04月17日14時16分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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