辻義夫の中学受験に打ち勝つ家庭学習法

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辻義夫の中学受験に打ち勝つ家庭学習法
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8月後半は「復習」と「総括」がポイントです

お盆が終わりました。
楽しみにしていたペルセウス座流星群ですが、残念ながら私が当日滞在していた福島では雨が降り、観測はできませんでした(´;ω;`)
みなさんはいかがだったでしょうか。
なんでも東京は8月に入ってから雨が降らなかった日がないらしく、観測史上初だそうです(ちなみに受験生は「観測史上初」ってことで「気象」の復習などの機会にどうぞ)。
■ 夏の「立て直し」が必要でしょうか?
さて、もう8月も後半。
夏期講習の手応えはどうでしょうか。
6年生は、夏が終わったら本格的な入試対策。
各塾で志望校別の特訓授業も本格的になりますね。
5年生はどうでしょう。
来週半ば、23日とか24日に夏期講習が終わりますね。
その後の1週間をどう過ごすか、ポイントですね。
・・・と、ここまで書いて「以前も同じようなことを言ったな・・・」と過去の記事を調べてみたら、1年前の同じ時期にも同じようなことをお伝えしていました。
毎年、8月終わりにあるサピックスの「8月度マンスリーテスト」や浜学園の「総まとめテスト」などでショックを受けるお子さん、親御さんは一定数います。
「せっかくがんばった夏、最後の最後のテストでこの結果!?」
となってしまったお子さんです。
慌ててテスト問題を見直してみると、夏期講習でやった問題と似た問題も多い・・・
こうなっては親も子も「ガックリ」です。
・・・起こってほしくないことですが、そうなってしまう子、いるんです。
復習内容とはいえ、夏期講習は目まぐるしく毎日違った単元を勉強します。
その宿題を必死でこなすことが毎日の日課になってしまって、振り返ってみたら身についてないことがわかった・・・
防ぎたいですね。そんな状況。
■ まずはここから一週間の過ごし方を考える
ここまでの夏の過ごし方に関して「宿題をこなすことが中心で、ちゃんとわかっているか疑問がある」という場合は、夏期講習の最後の一週間、「きちんと復習する」ということを心がけてみてください。
「きちんと復習」という表現は曖昧なので具体的にお伝えすると、「塾の夏期講習から帰ってきたら、今日学習した内容のうち、お子さんが『大事だ』と思った問題、解き方、考え方などをお父さん、お母さん相手に説明してもらうということです。
お父さん、お母さんが「真っ白」な状態で聞いて、理解、納得できる説明ができていればOKです。
あやふやなところがあるとか、説明している最中にお子さんがわからなくなってしまう、ということもあります。
そんなときはもちろん腹など立てず、「チャンス」と考えて、その問題を復習、理解すればいいのです。
時間が経つに従って、記憶は曖昧になっていきます。
「授業の中で大切だと思ったことは何?」との質問への返答、次の日になると答えはずいぶんあやふやになります。
できるだけその日のうちにやってしまいましょう。
この親子での復習は、夏期講習に限らず平常の授業でも習慣にすると大きな効果が出ます。
お父さん、お母さんが、塾で今お子さんが習っていることを把握するいい機会にもなりますよ。
ぜひ試してみてください。
■ 最後の一週間は「夏の総括」を
塾の夏期講習が終わって、あと一週間夏休みが残っています。
学校の宿題などもあると思いますが、ぜひ「夏の総括」をしてみてください。
夏期講習のテキストをあらためて広げてみて、お子さんが自分なりに「あまりできていない」と感じる単元、宿題で「×」が多かった単元を、あらためて勉強するのです。
1つでも2つでも理解を深められたら「儲けもの」くらいの感覚で取り組むのもいいですね。
「次の日に提出しなければならない宿題」ではなく「より理解を深めるための材料」としてあらためて開く夏期講習テキスト、意外に新鮮だと思いますよ。

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セミの抜け殻。羽化した成虫が天敵に見つかりにくく、なおかつ体を完成させるまでの間ぶら下がりやすい場所と角度を選ぶんですね。
一方、羽化できない成虫もたくさんいるそうです。
彼らはひとまずの「成功者」ですね(^^)
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かしこい塾の使い方 / 中学受験 / 家庭学習2017年08月16日16時24分
主任相談員の辻義夫
中学受験情報局『かしこい塾の使い方』の主任相談員である辻義夫が家庭学習で悩んでいる方にすぐに実践できる効果的な学習方法をお教えします。
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