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中学受験での難関校とは?関東・関西の難関校をプロが徹底解剖!

中学受験での難関校とは?関東・関西の難関校をプロが徹底解剖!
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「難関校」とはどんな学校?

難関校とはどんな学校なのか

関東の男子難関校とは

関東には、昔から「男子御三家」とされている、開成中学、麻布中学、武蔵中学があります。
しかし、今は偏差値を見ると、武蔵よりも駒場東邦中学(駒東)が随分上に位置しています。
また、サピックス(SAPIX)という塾の偏差値表でいうと、武蔵よりも海城中学や早稲田中学、慶應義塾湘南藤沢中学、慶應普通部が上に来ています。
武蔵がレベルを落としてしまった理由としては、進学実績や教育方針が大きく響いているといわれています。

そこで、「新御三家」を挙げるとするならば、開成中学、麻布中学、駒場東邦中学となるでしょう。
他にも共学にはなりますが、男子の受験校として、渋谷教育学園渋谷中学(以下:渋渋)も人気が高くなっています。
東京以外の関東圏内では、「神奈川御三家」に含まれる、栄光学園中学、聖光学院中学といった男子校も人気が高い超難関校に入るといえます。
また、筑波大学附属駒場中学(筑駒)は、私立ではなく国立なので別格と考えてよいでしょう。

関東の女子難関校とは

関東の「女子御三家」は、今も昔も変わらず、桜蔭中学、女子学院中学、雙葉中学の3校が挙げられます。
ただし偏差値的には、雙葉よりも豊島岡女子学園中学が上がってきています。

また、女子の受験校として人気が高まってきているのは、渋谷教育学園渋谷中学高等学校(渋渋)です。
渋渋は共学校ですが、女子の志願者が合格できる人数、つまり「女子枠」がとても狭くて人数が限られているため、難易度が高くなっているという現状もあります。
偏差値的には桜蔭と並ぶ数値になってきているほど、ここ最近かなり伸びている中学だといえるでしょう。

女子の受験校の場合、渋渋は偏差値でトップレベルといえますが、慶應中等部はさらに偏差値がひとつ上です。
サピックスの偏差値表で見ると、慶應中等部の偏差値が63で、渋渋は62となっています。
共学校の中では、慶應中等部の女子人気が高いでしょう。

関西の難関校とは

東京大学、京都大学、もしくは医学部の進学実績を4~50名単位で出している学校は、「難関校」と判断して良いと思います。

関西の中学校で具体例を挙げるとするならば、灘中学が最難関校の代表格だといえます。
その他、テレビ「クイズ選手権」の出場校としても名前を知られている、東大寺学園中学、洛南中学なども難関校だと考えられています。
塾の偏差値でいうと、偏差値58以上の中学校が最難関校と判断されるでしょう。

関西でおすすめの難関校

大学への進学実績が良い難関校として、男子校では、灘中学、東大寺学園中学、甲陽学院中学の3校は、間違いなくおすすめできます。
女子校に関しては、大阪にある四天王寺中学、兵庫にある神戸女学院中学の2校がおすすめです。
また共学校では、一般的にも難関校だといわれている、洛南中学、西大和学園の2校が特におすすめの学校です。

難関校を目指せる子供の特徴

難関校を目指せる子どもの特徴とは

ノートの取り方や勉強へ取り組む姿勢を見ていると、難関校を目指す生徒たちは勝ち気な性格が多いように感じられます。
どんどん知識を吸収しようという意欲の強さや、習ったことを自分のものにしようとする積極性は、難関校を目指す子どもによく見られる特徴です。

難関校の保護者付き合いは大変?

難関校・上位校を狙う家庭は、どのご家庭も教育熱心です。
どの家庭でも、子どもにとって良い環境を準備するためには労力を惜しまないという共通点があります。

一般家庭の方の中には、「難関校は教育熱心な保護者が多いから、付き合いづらい親が多いんじゃないか...」と気にされるケースもあります。
実際に入学した後は、父母会の参加人数の多い少ないであったり、活動内容によって付き合いやすかったり、付き合いにくかったりすることもあるでしょう。
ただ、難関校の生徒の保護者だからといって、特別に付き合い方を気にし過ぎる必要はありません。
何よりも、子どもの希望や学力に合わせた受験校選びを最優先にするべきでしょう。

無理して難関校に入ることに意味はある?

子供がものすごく努力して何とか難関校に入学するのと、少しレベルを下げてゆとりのある学校に入学するのとではどちらが良いのか、保護者にとっては迷いどころ。
この悩みに関しては、個人的にはチャレンジできる力があるならば、ぜひ難関校の受験を目指すべきだと思います。

ただ、頑張って実力より上のチャレンジ校に入学した生徒の学校生活を見てみると、やはり勉強に苦労しているお子さんがいるのも事実です。
例えば、1学年に生徒が200人いる学校に入学し、その中で200位近い順位しか取れず、授業のペースについていくのがやっとだという子どもいます。
本音を言うと、入学後にそのような状況になることが予想される生徒に関しては、受験をおすすめするべきか迷うところもあります。
鶏口牛後という言葉にもあるように、努力してやっとの思いで滑り込んだ学校よりも、無理のない学力レベルの学校に入学する方が良いというのも、子どもを思う親としてのひとつの考え方といえるでしょう。

しかし、1学年200人のうち下位数名なのは、ごく一部の子どもの話です。
その中に含まれない9割以上の子どもが大多数を占めるのだということも忘れてはいけません。
なので、最難関校を目指せる力を持っているのであれば、積極的に目指してみることをおすすめします。
努力して難関校に入学した結果、中学校以降の人生設計において進める道が広がり、選択肢が増えるという事実もあると思っています。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康主任相談員 西村 則康
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