中学受験情報局『かしこい塾の使い方』

【中学受験】四谷大塚のテキストやカリキュラムを上手に使う方法とは

このエントリーをはてなブックマークに追加
公開: 最終更新日:2022年10月14日

今回の動画では、四谷大塚という塾の上手な使い方についてお話ししています。

四谷大塚のカリキュラムやテキストの特性を理解し、効率よく学習を進めて成績を上げていくために、ぜひ動画を参考にしてください。

予習を前提とした「読めばわかる」テキスト、予習シリーズ

四谷大塚は、4大塾と呼ばれる大手塾の中で、唯一「予習型」の授業スタイルを持つ塾です。

あらかじめ子どもたちは習う範囲を「予習シリーズ」というテキストを読むことで予習し、その上で授業に臨むことを前提とした授業スタイルです。

そこには「誰にもヒントを与えてもらえずとも自分で考え、切り開く子どもになってほしい」といった塾の願いが込められています。

予習を前提としているということは「読めばわかる」という作りになっているのが、予習シリーズの最大の長所の1つと言えます。

ポイントの羅列や箇条書きではなく、文章を読んで理解するつくりになっているところが、他塾のテキストとの大きな違いになっています。

改訂によりサピックスの進度に近くなった四谷大塚のカリキュラム

四谷大塚のカリキュラムは、テキストの改訂によって大きく変化しました。

特に算数のカリキュラムは、これまで「講習会は総復習+α」だったのがそうではなくなる(どんどん進むカリキュラムになった)など、大きく変化しました。

1本のカリキュラムを講習会も含めて年間で進めていく、サピックスに近い進度になっているのです。

この変化は特に算数において顕著で、算数で苦労するお子さんが多く出てくるのではないかと思います。

そのような進度だと理解した上で、取り組む必要がありますね。

「週テスト」を中心に進んでいく四谷大塚の学習

お通夜大塚では、毎週末に「週テスト」と呼ばれる復習テストが行われます。

このテストは、その週に習ったことが定着できているかを測るものです。

お子さんたちは、毎週の授業が終わったら、家庭学習で週テストに備えます。

このサイクルを4回繰り返したら、5週目は復習(総合回)の授業があり、公開組分けテストが行われます。

「週テスト」では学力別に「S・A・B・C」の4コースのテストがあるのに対し、公開組分けテストはみんなが同じ問題のテストを受けます。

このことで、下位クラスのお子さんには「クラスがなかなか上がらない」「クラスが上がってもすぐに落ちてしまう」という問題が出てきます。

動画ではそのあたりも解説していますので、ぜひご覧になってくださいね。

動画では、四谷大塚で順調に成績を上げていくためのヒントなどを紹介しています。

ぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人
アバター画像
Copyright (c) 2008-2021中学受験情報局『かしこい塾の使い方』 All rights reserved.