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6年生 過去問のやり方を確認しよう

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公開: 最終更新日:2021年09月10日

今回の動画では、過去問についてお話ししています。
以前別の動画で過去問について3つ、皆さんからよくいただく疑問にお答えしましたが、今回はさらに3つ、ご注意いただきたい点についてお話ししています。

できるだけ「本物」の体裁のもので演習しよう

書店には、さまざま様々な中学校の過去問題集が売られています。
もちろん志望校の過去問集を購入し、手元に置いていただきたいのですが、実際に過去問演習をする際は、できるだけ本物に近い体裁のものでやっていただきたいのです。

市販の過去問集を拡大コピーするのも良いのですが、やはり本物に勝るものはありません。

なぜ本物で演習してほしいかというと、問題用紙の余白、解答用紙の解き方を書くスペースなどの実際の大きさを体感することで「どれぐらいの量書き込めばいいのか」「計算に使えるスペースはどれぐらいありそうか」など様々なことがわかるからです。

実物の過去問は、学校が販売しているケースもあります。

動画では四谷大塚の「過去問データベース」を紹介しています。
入試問題の実物をPDFにして、学校別、年度別に各科目掲載されています。
ぜひ活用されるといいと思います。

過去問の直しをちゃんとやろう

「過去問は何度も繰り返し解くべきか」
「過去問の直しはどうすればいいのか」

このようなご質問を多く受けます。

過去問を何度も繰り返しやればいい、と言う方もいれば、「一度出た問題と同じものは出ないので、1回だけでよい」と言う人もいます。

実はそのことよりも、より大切なのは過去問を解いたあと、ちゃんと「なおし」するということです。
これは6年生の過去問演習に限らないのですが、「なおし」というのは、問題を解き直して正しい答えを書くということにとどまらず、「この問題はなぜ難しかったのか」「再び同じような問題が出たら自分には解けるのか」といったことを考え、問題から学ぶことです。

過去問に関して、僕は子どもたちにA・B・Cのランクをつけてもらっています。
楽々解けた問題=A、難しかった、解けなかったけど解説を読んだら理解納得できた=B、解説を読んだけど理解できなかった=C、と分類するのです。

てすとなおしのときには、Bの問題を必ずできるように心がけると次につながります。

過去問のデータを分析しよう

「過去問演習は本物で」と言ったのですが、市販の過去問集もぜひ手元に置いていただきたいと思います。
理由は、市販の過去問集には「データ」が掲載されていること、そして解説がある事です。

学校で販売している入試問題の過去問(本物)、そして先ほど述べた四谷大塚の「過去問データベース」に掲載されているものには、基本的に解説がありません。

上に述べたように丁寧なてすとなおしをし、テストから学ぶにはどうしても開設が必要です。
そこで、市販の過去問集の解説を活用してほしいのです。

そして市販の過去問集のもう一つの利点は「データ」が掲載されていることです。
合格最低点、倍率、その学校の出題傾向などがデータとして掲載されている場合が多いですから、ぜひ活用したいですね。

このように目的を持って過去問に取り組むことで、数ヶ月でかなり実力がつくと思います。
初めて演習したとき、すぐに点数が取れる子は少ないと思います。

目的を持って練習し、きちんとテストなおしをして過去問から学び、入試に備えて実力をつけていきましょう。

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