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デキる子にするセルフイメージづくり

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更新: 2017年05月15日 公開:

「僕はできる子」と思わせることが大切

中学受験に成功するのは、どんなご家庭、お子さんですかと主任相談員の先生方に質問すると、みなさん「ある意味楽観的で、明るいご家庭」とお答えになります。

確かに、親が子どもにプレッシャーをかけ過ぎたり、ご家庭の雰囲気が暗いと、お子さんの成績にも良い影響はありません。
しかし、いつもお子さんがすすんで勉強してくれるといいのですが、必ずしもそうではありませんね。
どうすればお子さんは、ちょっと大変な塾の宿題や「退屈」と感じがちな計算練習などに、集中して取り組めるようになるのでしょうか。

なかなか宿題に取り組むことができず、始めるまでに長い時間がかかってしまうとか、ちょっと難しい問題が出てきたら集中できなくなってしまったり、投げ出してしまう。
そんなお子さんに、なんとかもうちょっと頑張らせる、そんな方法はないのでしょうか。

「ああ、難しいな」
「この問題、めんどくさそうだな」

お子さんが勉強中にそう感じたときに、がんばれるかどうかは「僕ならできるはずだ」と思えるかどうかで8割方決まります。
「僕ならできる」そう思ってやってみて「わかった!」「できた!」と感じることができて初めて、「よし、次もがんばってみよう」というモチベーションが生まれるのです。

できる子になる声かけ

「僕はやればできる子だ」というセルフイメージを持っているお子さんは、親からうるさく言われなくても、自分からやるべきことがある程度できるものです。
では、そんなセルフイメージをお子さんに持ってもらうには、どうすればいいでしょうか。

「僕はやればできる子」とお子さんにセルフイメージを持たせるいちばんの方法は、お父さん、お母さんの力できっかけを作ってあげることです。
大きな目標ではなく、「ちょっとがんばればなんとかなりそう」とお子さんが感じる程度の小さな目標を設定し、それが達成できたときに褒めてあげるのです。

どうしても親御さん、特にお母さんは毎日そばでお子さんのことを見ているので、できていないこと、心配事ばかりに目がいってしまいがちです。
意識的にお子さんの「できていること」を見つけ出して褒めるようにするのが、お子さんのセルフイメージを育てるはじめの一歩です。

進学塾に通っていると日々の課題が盛りだくさんで、「できていることの発見」が難しい場合が多いので、お父さんとお母さんが話し合い、お子さんのいいところを出しあう機会をとってみてもいいでしょう。

大人だって褒められれば嬉しい 子どもはなおさら

中には、小さな目標を達成したくらいで褒められても子どもは喜ばないとか、それで安心してしまって努力しなくなるのでは、と考える方もいます。
でも、考えてみれば大人だって褒められれば嬉しいものです。
子どもはなおさらそうですし、誰に褒められて嬉しいかというと、誰よりもまず自分のお父さん、お母さんに褒められ、認められるのがお子さんは嬉しいのです。

大げさに褒めてあげてもいいのですが、お父さん、お母さんが気恥ずかしいとか、あまり大げさに褒めるのに慣れていない、という場合は、さり気なく効果のある褒め言葉をいろいろ考えてみてください。

「へー、すごいね。」
「計算全問正解、よかったじゃん。」
「難しいことやってんのね?」

どんな言葉でもいいのですが、日常的にこういった「承認」の言葉をかけてあげるのが大切なのです。
このような声かけが日常のものになってきたら、ぜひ「具体的に」ということを意識してみてください。

「今回のテスト、3番まででミスが1つもなかったのがよかったと思うよ。」
「最近、朝ちゃんと7時に起きられるのがいいわね。」

といった具合です。

お子さんのセルフイメージは、まわりの大人の接し方、言葉によって作られていきます。
ぜひ今日から、試してみてくださいね。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康主任相談員 西村 則康
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