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デキる子のお母さんの3つの共通点

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更新: 2017年05月16日 公開:

親がとやかく言わなくても自分で勉強できる子、そんなにガリ勉しているようでもないのにテストで点が取れる子、塾の授業内容をしっかり理解できている子・・・
つまり「デキる子」ですが、そんな子の親にはいくつかの共通点があります。

今回は、そんな「デキる子のお母さんの共通点」についてです。

予定を立てるのが上手

お母さん用の手帳として、家族全員分の予定を書き込むタイプのものがあります。
またそのように工夫して手帳をお使いのお母さんも多いと思います。
それほどお母さんは、家族全員のマネージャーとして予定を把握しなければならないもの。

そんなお母さんの中でも、デキる子のお母さんは予定を立てるのが上手です。
たとえば夏には塾の夏期講習があります。お子さんに受講させるかどうかに始まり、受講させるならどんな毎日になるのか、兄弟がいるなら塾への送り迎えのサイクルはどうかなど、早い段階からシミュレートしています。

ここで大切なのは、予定を立てるときにお子さんに「根回し」しておくということです。
「根回し」というと表現が悪いかもしれませんが、あらかじめ共有しておくことで、お子さんの感情のハードルを下げるということです。

たとえば、夏休みが始まってから塾の夏期講習が始まるまでの数日間。
一学期の学習内容から、復習させておきたいところなどあると思います。
復習テストの結果がよくなかったあの単元の復習をぜひやらせたい、とうときにはかなり前からお子さんにそう提案し、家のカレンダーに書き込んでおきます。

お子さんは、あらかじめ自分の予定がカレンダーでわかっているので、学校で友達と約束して帰ってくるようなことがありません。

小学生には、まだ長期的なスケジュールを立てることが得意ではありません。
だから「明日、算数の図形を復習するわよ。」と言われると抵抗感を感じますが、「1ヶ月後の◯月□日に算数の図形を復習するわよ。」と言われてもあまり反発は感じないものです。

大人のスケジューリング力で、うまくお子さんの予定をリードして、気持よく勉強に取り組めるよう工夫してあげましょう。

整理整頓が上手

塾のテキスト、テスト、プリントなど、塾で与えられるものの合計は、けっこう膨大です。
これをどう整理するかも、お母さんの工夫のしどころです。

ご家庭の方針として、自分の身の回りのことは自分でさせるのも1つの考え方です。
でも、実際に塾でもらってくるプリントやテストの山を見たら、やっぱり今のうちは親が手伝ってあげないと、と考えを改めるご家庭も多いようです。

大手進学塾のテキスト、テストなどは、非常によく出来ています。
1回使っただけでダンボールに押し込んでしまうのはちょっともったいないですね。

平常授業、講習会、復習テスト、公開テストなど、すぐ出せるようにファイリングしておくと、先々になって復習したい、苦手の克服をしたいといったときに、すぐ取り出せます。

ファイリングのコツは、「カリキュラム表を残しておく」ということです。
本に「目次」があるように、膨大な量になるプリントやテストのファイリングも、カリキュラム表で「いつ何を習ったか」がわかれば、ほしいプリントを短時間で取り出せて、時間が無駄になりません。

いい意味で楽天的

いわゆる「デキる子」のお母さんは、いい意味で楽天的です。
あまり細かいことを気にせず、お子さんの受験勉強も含めて日常生活を楽しんでいるお母さんが多いです。

「放任」とは違っていて、お母さん自身が生活の中に楽しみや、なにか充実することがあると、お子さんの学習にも良い影響があります。
お子さんの成績は気になるところですが、日常の話題や関心がそればかりになると、お子さんも息が詰まってしまいます。

お母さんが教育熱心で、ごくごく小さい頃からお子さんを塾に通わせ、成績という「結果」ばかり気にするようでも、小学校低学年までは「結果」を出すためにお子さんは頑張ります。

でも、だんだん「やらされている」という感覚が強くなって、高学年になる頃には「勉強嫌い」になってしまうのです。
「義務」として勉強しなくてはいけないことは頭ではわかっているんだけど、高学年になって「自分」が育ってきたときに「どうして勉強なんてやらなくちゃいけないの?」という気持ちが強くなるのです。

特に低学年のうちは、お母さんがおおらかに結果を受け止めつつ、勉強の過程を褒めるようにしてあげましょう。
そうすれば、お子さんは気持ちよく勉強に集中でき、できていなくてもそれを隠したりすることがないので、わかっていないときに気づいてあげられるのも早いのです。

以上、「デキる子のお母さんの共通点」について見てきました。
いずれも、直接勉強を教える、といったことではありませんが、そのまわりでお母さんが上手に絡んであげることで、結果としてお子さんが勉強に集中できることですね。

ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人
主任相談員 小川 大介主任相談員 小川 大介
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