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春休みにやる気を引き出して成績を上げる方法

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更新: 2017年05月25日 公開:

「成功の予感」を感じさせる

「いまいち子どものやる気が出ません。」
「無理に勉強させようとすると、ケンカになってしまいます。」

という話、よく聞きます。
やる気がでない、勉強に対してモチベーションが上がらない、といったことですね。
特に受験までまだ時間がある4年生、5年生のお子さんをお持ちのお母さんからよくご相談を受けますし、6年生でも春のうちはこのようなお悩みをよく聞きます。

ここで「やる気」という言葉について考えてみましょう。
「やる気」とは、「意欲」のこと。
親としては、この「意欲」を出させようとするのですが、その方法はお子さんの状態によって様々、まったく違います。

でも、ほとんどのお子さんは
「勉強しようかな~」
という「気分」は持っているものです。

そして、
「合格したいし勉強はしなければならない」
という義務感も持っています。

では、これにあと何があればやる気が出るか、意欲が湧くのかというと、
「勉強するとこんないいことがありそうだ」
という「成功の予感」です。

この「成功の予感」がないと、子どもはなかなか最初の一歩が踏み出せません。

やる気の出る声かけ、やる気のなくなる声かけ

ここでの声かけとして逆効果なのは
「宿題しないと来週のテストで点が取れないわよ!」
といった「脅し」タイプの声かけです。

こういった
「◯◯しないと□□ができなくなるぞ」
という親からすると一見理詰めで正論のように感じる声掛けの場合、会話の後半には、子どもはお母さんの言葉をすでに聞いてはいません。
「ああ、またか。」
「あ~もう!やろうと思ってたのに!」
「はいはい、どうせやったってできませんよ」
と思い、嫌な気持ちになっているだけです。

それより、
「あなたなら、ちゃんと宿題をやっとけば来週のテストでいい点が取れそうね。」
のほうが数倍効果があります。
いいことがありそうなのに加え、お母さんに期待されている、信頼されていると感じるからです。

人の行動が、気分や気持ちによって大きく変わることは、大人だって経験することで、そういえば自分だってそうだよね、と冷静になれば思えるのですが、忙しい子育ての中ではなかなか難しかったりもします。

だから意識的に、努力をしてでもお子さんの
「がんばれているところ」
「できているところ」
「良いところ」
を見つけ出してあげることがやる気を引き出すポイントなのです。

お子さんは自分の力でできそう、いいことがありそうと感じることができれば、まわりがあれこれ言わなくても自らやる気を出してどんどん学習を楽しみます。

そうすることで、あたりまえのことなのですが、成績を上げる原動力となるのです。

春休み、お子さんが家にいる時間が長くなります。
この期間にあれもやらせたい、これもしたほうが、という気持ちになりがちですが、その中に上記のような声かけを、是非意識して入れていただきたいと思います。

この記事を書いた人
主任相談員 小川 大介主任相談員 小川 大介
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