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中学受験 お子さんのストレス対処法

中学受験 お子さんのストレス対処法
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中学受験。小学生のお子さんが受験勉強をするということは、どういうことなのでしょうか。
中学受験をするとなると、どのような毎日が待っているのでしょうか。
ここでは現実的に中学受験を考えた場合に起こること、お子さんが受けるプレッシャーや感じるストレスについて考えてみたいと思います。

受験勉強で子どもが感じるストレスは計り知れない

中学受験をするお子さんは、学校の勉強に加え、塾に通っての勉強、そして家庭でも長い学習時間を取らなければならなくなります。

受験しない子どもたちとは全く違う生活環境になります。
進学塾では毎月クラス分けテストがあり、テストの結果で成績順にクラスが決まります。
日能研のように、クラスの席順も前から成績が良い順、という塾もあります。
目に見えてはっきり他の子どもとの学力の違いを感じることは、お子さんの人生でも初めてのことでしょう。
ましてやそのようなテストが毎月行われるとなると、お子さんが感じるプレッシャーやストレスは計り知れません。

そのストレスから反抗的になったり、身体に影響が出たりすることもよくあります。

抱え込んでしまう子は要注意

特に気をつけてあげたいのは、自己主張ができなかったり、抱え込んでしまうタイプのお子さんです。

うまく発散できるタイプの子はいいのですが、ストレスやプレッシャーを抱え込んでしまうお子さんには、親御さんの意識的な声かけが必要です。

どんどん遊ぶ時間がなくなり、習い事を一時的にセーブしなければいけなくなるなど、お子さんの「息抜き」の機会も少なくなります。
そんな中、親子での会話があること、なんでも話せる関係にあることなどはお子さんにとって大きな安心になります。

学校で、塾でどんなことがあったのか、そこでお子さんはどんなことを思ったのかなど、何気ない会話の中から知ることができることは多いものです。
ぜひ意識的に会話の時間を持つようにしましょう。

中学受験は子どもにとってこれまでの人生で1番大きく長い目標

お子さんにとって中学受験は約3年をかけて挑むものです。
志望校合格を目指し、10才〜12才の子どもが3年もの間、努力をするのです。その間には挫折や喜び、心の成長があります。

この3年の中で、1度もストレスを感じないお子さんはいません。
辛い時には弱音を吐き、親御さんへの甘えが出ることも度々あるでしょう。
まだまだ幼い子どもなのですから当然です。
いつもお子さんは、親御さんには「味方であり、1番の理解者でいてほしい」と思っているでしょうし、そうでなければ中学受験という長い道のりを乗り切ることはできません。

親御さんにも不安や心配があるでしょうが、ぐっとこらえ、お子さんの本質的な悩みやストレスに寄り添って聞いてあげましょう。

安心感は子どもの「やる気」に変わる

ストレスの種類によって、その解決策は変わります。

塾を変えたり、リラックスできる時間を作ってあげたり、場合によっては受験をやめることも選択の1つとなります。

しかしどんな時にも大切なのは、お子さんが親御さんからの愛情を感じることができる環境です。
ときには何も言わず抱きしめてあげたり、一緒に散歩したり、受験とは別の話をして笑ってみたり、お子さんが自然と笑顔になれる場所を作ってあげることが大切です。

中学受験は、遊ぶ時間や習い事などお子さんの楽しみを制限するものでもあり、その努力が成績に現れないといったもどかしさを感じることがあるものでもあります。

ストレスとどう向き合い、それをどうやって楽しみややる気に変えていくかを考えることが大切です。


中学受験は大変な経験ですが、日々起こる問題やストレスを解決する過程で得られるものが大きいのも事実です。
なによりお子さんの成長、家庭の結束が得られることが、大きな成果の1つです。

ぜひ、ストレスと上手に付き合いながら乗り切っていきましょう。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康主任相談員 西村 則康
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