勉強でつまずかない子どもが日常のなかで身につける「言葉の力」とは

勉強でつまずかない子どもが日常のなかで身につける「言葉の力」とは
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小学校低学年のうちは、まだ学校の成績で大きな差が出る時期ではありませんが、少し話しただけで「この子は伸びるな」と感じることがあります。
今回は、日常生活のなかで子どもがそんな言葉や話し方をどのように身につけるのかについてご説明します。

日常の中で育つ、子どもの豊かな「言葉」

小学校1年生ごろの子どもで、どんなに語彙力が幼くても、たどたどしくても、相手に対して言葉で感情や感想を伝えられる子は、必ず学習面でも伸びてきます。
こういう子は少し話しただけでも「利発だな」「賢いな」と感じます。

考えていること、感じていることをどんどん話せる子は、日常生活のなかで豊かな「言葉」を獲得しています。
家族間のコミュニケーションや、絵本の読み聞かせなどを通して、さまざまな言葉を覚え、それを自分なりの表現手段として使いこなしているのです。
そんな子どもは、勉強で大きくつまずくことなく成長していくことがほとんどです。

親子の会話が重要

そういう子がみんな、幼児教室に通っているわけではありません。
多くは「普通の」環境の子どもです。
お兄ちゃんと一緒にサッカーをやっていたり、図書館の読み聞かせイベントに親が連れて行っている程度。
強いて言えば、お母さんが比較的ほがらかであること、そして親子ともによく笑うことでしょうか。
そして、普段どんなことをして遊んでいるか、家族で田舎に帰ったときのこと、好きな食べ物や動物といった身近な話題が、親子ともに自然に出てきます。

逆に、習い事に追われているような子は、本来なら話すことはありそうですが、親が「ほら、こういうことがあったでしょ」と促して、子どもが少し話す、ということも多いです。
子どもが自然に話しやすい雰囲気は、親が楽しげに話すことで作られるのかもしれません。

お手伝いや旅行など、幼児期の家庭での経験

家庭での、お母さんと一緒に体験するお買い物やちょっとした料理などのお手伝いそのものや、そこで交わされる会話は、子どもにとってなにものにも代えがたいほど大切な経験になります。
お父さんとの体を使った遊びや、一緒に入るお風呂での会話、家族での年に何度かの帰省や海外旅行などもそうですね。
こうした体験は子どもの成長に大きな影響を与えます。

また、親だけでなく、祖父母や近所の大人たちとの自然なつきあいを通して、子どもは、会話や経験を積み重ねていきます。
ですので、幼少期は将来の勉強に直結しそうなことをさせるより、まずは日常生活そのものを大切にしてください。
それが結果として学力の基礎になります。この基礎ができていれば、将来、壁にぶつかったときにも、大きく崩れることはありません。

生活のなかで覚えた言葉は、子どもにとって本当の意味で「身につき」ます。
これが学力のベースとなるのですが、受験勉強を始めてすぐに獲得できるものではありません。
幼児期から小学校低学年にかけて、じっくりと育まれる力です。

ぜひ、子どもが自分の考えや意見を自分の言葉で言えるように、日常生活のなかでの親子の会話やコミュニケーションを大切にしてくださいね。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康 主任相談員 西村 則康 西村先生に家庭教師に来てほしい方はこちら
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