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子どもの学力レベルは、リビングの本棚を見ればわかる

子どもの学力レベルは、リビングの本棚を見ればわかる
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私は35年以上、中学受験の専門家としてさまざまな家庭の子どもと関わっています。
その中で、難関中学の受験に成功し、その後も難関大学に進むような子どもの家の本棚には共通点があることに気づきました。
今日はそのことについてお伝えさせていただきます。

本棚に親子の本がたくさん並んでいる

長年家庭教師をしていて、初めて訪れた家の家庭環境をはかる注目点のひとつに「本棚」があります。
それも子どもの勉強部屋ではなく、リビングの本棚。
そこにどんな本が置いているかを見るのです。

そこに親子の本がたくさん並んでいて本棚が充実している家庭の子どもは、指導次第でどんどん学力が伸びることが多いということに気がつきました。
逆に、マンガやゲームの攻略本、小学校高学年なのに小さいころに読んでいた童話や絵本だけが並んでいる本棚だと、不思議と子どもの学力が伸びないことが少なくないように思いました。

といっても、本棚にむずかしい本を並べましょうというお話ではありません。
大切なのは、親御さんが興味・関心のある分野を持ち、世の中の出来事に問題意識を持っているということです。
リビングで、テレビだけでなく本の話題が自然に出てきたり、子どもが勉強しているそばで親御さんが本を読んでいる、そんな家庭環境が理想ともいえます。

本を読んでいる親の背中を見せる

本が好きな親御さんのお子さんは、小さいころから自然に本に親しみます。
また本を開くと、まだ自分が知らないたくさんの世界があることに気づいています。
子どもは、大好きなお母さんが夢中になって読んでいる本に「何の本なんだろう」と興味を持つものです。
ときにはお母さんのマネをして本を手にとり、パラパラと中身を見たくなるかもしれませんね。

逆に、親御さんがテレビやスマホばかり見ているようだと「本を読みなさい」といくら言っても、子どもの耳には届きません。
子どもが気軽に手にとれる場所に本を並べて、時々親子で一緒にページをめくってみましょう。
特にそれが図鑑や地図、辞書なら、子どもの興味をどんどん広げることができます。
物語でも写真集でもなんでもかまいません。「親子の好きな分野」が見つかれば、なおさらよいですね。

子どもの勉強部屋の本棚

小学校高学年にもなると、自分の勉強部屋がある子も少なくありません。
勉強部屋の本棚とはいえ、学習用教材などしか置いていないと、子どもの興味は広がりません。

知識や関心が広がるような本が並んでいる本棚なら、子どもの学習態度も自主的になり、自分からどんどん学習を広げていくようになっていきます。

恐竜について、鉱物について、日本の歴史について...

なんでもいいのです。

子どもの「新しい世界への好奇心」を刺激するような本棚があれば、かなりの確率で「伸びる子」になるでしょう。

とはいえ、親がすべてお膳立てして本棚を充実させても、子どもが手に取る動機やきっかけがなければ「並んでいるだけ」になってしまいます。
お子さんといっしょに書店に出かけ、色んな本を一緒に見て、お子さんがどんな本に興味を示すのかを見ながら書棚を充実させていくのがよいですね。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康 主任相談員 西村 則康 西村先生に家庭教師に来てほしい方はこちら
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