子どもにもよく親もイライラしない、Withコロナ時代の親のマインドの整え方

子どもにもよく親もイライラしない、Withコロナ時代の親のマインドの整え方
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私はこれまで、1万人以上の小学生や中学生と接し、さまざまな子育ても見てきました。
その経験から、お母さん、お父さんの子育てに対する考え方が子どもに大きな影響を与えるということを実感しています。
特に今回のように、新型コロナウィルスの感染拡大により親子が長時間、長期間一緒にいるようになったことで、あらためて子どもへのイライラを感じてしまうご自身に悩む親御さんは増えています。

今回の記事では、子どもにいい影響を与え、親もイライラしないで済む、子育てのマインドの整え方についてお伝えします。

 最初から「プロフェッショナルな親」はいない

 私にはこれまで塾や家庭教師を通じて、たくさんの子どもを見てきた時間の積み重ねがあります。
その長い経験から専門家としての視点も身につき、指導に関しての確信のようなものや、自信もできました。

 親だから、子どもにはできる限りのことをしてあげたい。
そう考えるのは当然のことだと思います。
でも、そう思うあまり、それがストレスになってしまっていないでしょうか。
最初から「プロフェッショナルな親」なんていません。
私も自分の子どもに対してはそうだったのですが、わが子を育てているお母さん、お父さんは、子育ての経験は限られています。

 時には、子どもにきつくあたってしまったり、イライラしてしまったりして、それに落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
むしろ、それは当然あることだと思います。
 

 親が成長する姿を見せる

 でも、失敗しながらもチャレンジし続けることが大切なのは、大人も子どもも同じです。
子育てに関しても、「あんなこと言うんじゃなかった」「今日はイライラしてしまった」と、子どもが寝たあとに冷静になり、後悔することがあっても、「明日は気をつけよう」と少しでも前向きに変わっていこうとすることが大切です。

 ほんの少しの変化でも、その積み重ねによって、結果は大きく違ってきます。
「こういうふうにやれば、もう少しうまくいくんじゃないか」「ダメだったらこうしてみよう」と意識することで、いい結果が生まれることがあります。

 このように、大人が失敗を素直に認めながら、努力して成長しようと挑む姿は、子どもにも大きな影響を与えます。
そして親自身も、自分が日々少しでも成長している、成長しようと努力をしている、と実感することで、少しずつ自信がついてくるのではないでしょうか。

 自分の親からかけられた言葉を思い出す

 また、叱ったり注意したりする以外にも、何気なく子どもにかけている言葉の選択について、考えたことがあるでしょうか。
どんな言葉をかけているかは、子どもに大きな影響を与えます。

 そこで、今、自分が子どもにかけている言葉は、どのくらい自分の親からの影響を受けているのかを、振り返ってみてください。
そのことによってパッと見方が変わり、それが突破口となって子どもに対する声かけが変わることがあります。

 子どもの頃、自分が親に言われてうれしかったこと、いやだったことを思い出し、そのいい面と悪い面に分けて書き出してみましょう。
書き出してみて初めて、その影響に気づくことがあります。

 たとえば、つい「どうしてこんな問題ができないの!」と叱ってしまうお母さんは、自分が親から「どうしてこんなことができないの!」と言われた経験があることが多いのです。
それを自覚することで、「自分が子どもの頃、こう言われたらうれしかったから、こういう言い方に変えてみよう」「これは言われたらいやだから、ほかの言い方にしよう」と、冷静に考えることができます。

 子育ては自分の人生の追体験

 子育てをしているときは、毎日が忙しく、目の前のことで精一杯になりがちです。
でも、少し落ち着いて自分の人生や子ども時代を振りかえってみると、子育ては自分の人生の追体験のようなものだと感じることがあります。
「自分にも子ども時代があって、こんなことを考えていたな。
今の自分があるのは、親にこんな言葉をかけてもらえたからだな」

 こんな風に、時々、子ども時代を思い出すことで、子どもへの言葉も少し変化するかもしれません。
 子育てに忙しくてなんだか最近余裕がないな、と感じたら、ぜひこのようにマインドを整えてみてください。

この記事を書いた人
主任相談員 西村 則康 主任相談員 西村 則康 西村先生に家庭教師に来てほしい方はこちら
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